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塩乃華織、B面からのヒット曲を歌う 第29回ワンマンライブ [ライブ]

塩乃華織(日本クラウン)の第29回ワンマンライブが2021年11月15日、大阪・堂山のライブハウス、umedaTRADで開かれた。今回のテーマは「B面(カップリング)からのヒット曲」で、最初はB面であったがヒット曲になった作品を集めてカバーするとともに、自らのオリジナル曲のカップリング曲も揃えるなど、全16曲を歌った。

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 2ヶ月に1度、定期開催しているワンマンライブも今回で29回を数えるまでになった。毎回、テーマを設けて歌っている。関西各地のほか高速バスを使って関東からのファンもいるなど、すっかり定着している。
 今回は緊急事態宣言が解除されたこともあって、ビールなどアルコール類も提供されたが、声援や握手などは自粛しての開催であった。

 B面からヒット曲になった作品としてまず取り上げたのは、黒沢明とロスプリモスが歌った「ラブユー東京」。1966(昭和41)年の「涙と共に」のB面であった。さらに西田佐知子の「コーヒールンバ」(A面は「欲望のブルース」1961年)も。
 このほかにも「星影のワルツ」(千昌夫、「君ひとり」のB面)「おもいで酒」(小林幸子、「六時、七時、八時あなたは・・・」のB面)「SWEET MEMORY」(松田聖子、「ガラスの林檎」のB面)「ラブイズオーバー」(欧陽菲菲、「噂のディスコクイーン」)といった有名曲も聴かせた。

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 塩乃自身の作品からは、前作「七尾線」「ありふれた口づけ」をはじめ、前々作の「赤い橋」に収録した「鴨川なさけ」今でもリクエストの多いという「じんわり酒」(メイン曲は「失恋美人」)など、6曲を歌った。

 歌う機会が少ないといわれるカップリング曲(B面曲)ではあるが、意外と作者や歌い手の思い入れがある作品が多く見られ、ヒットにつながってきたものも少なくないことが分かる。

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 カップリング曲特集の最後は、新曲「きのくに線」のカップリング曲である「しあわせの隣り」で、「人生を振り返ることができる楽曲で、皆さんの大切な人たちを想い起こして聴いてください」と呼びかけるとともに、この日来場した人たちへの感謝の気持ちを込めて歌った。

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 塩乃はまた、「ようやくキャンペーンも動き始めましたが、もっともっと笑顔で幸せに過ごせるように、この歌に力を借りたいです」と話し、アンコールで「きのくに線」を歌って締めくくった。

写真・記事の無断使用はお断りします。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=2145








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