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第292回大阪発流行歌ライブ、渡辺要・北川大介・水城なつみ・工藤あやのが出演 [ライブ]

渡辺要(ホリデージャパン)北川大介(日本クラウン)水城なつみ(キングレコード)工藤あやの(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の4人が出演したが第292回大阪発流行歌ライブが2022年2月16日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで行われた。

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出演者が勢ぞろいした第292回大阪発流行歌ライブ


 久々の出演となった渡辺要はホリデージャパン移籍第1弾の「お前に夢中」(22年1月発売)を披露。師匠と仰ぐもず唱平の作詞、作曲は宮下健治。もずには1997年に出した「ごんたの海」で初めて作詞を手掛けてもらっているが、デビュー30周年を飾る作品に相応しいものにと、99年の「鴎(シーガル)ホテル」以来、実に23年ぶりに作品を依頼した。

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渡辺要

 この日の衣装はジャケット写真と同じもので、亡き友人の加門亮から譲り受けたもの。「もず先生の作品を、この衣装で心機一転歌っていきます」と強い意気込みを見せると、ファンからは沢山の声援が飛んでいた。


 北川大介は22年2月2日に出した、吉幾三作詞・作曲の「ずーっと ふたり」を冒頭の1コーラス、ラストにフルコーラスと2度歌って、思い入れの強さを示していた。北川と吉の付き合いは10年以上も前から続くというもので、吉の長男の名前も同じ大介であったり、一緒にゴルフをするなど親しい間柄である。

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北川大介

 去年の秋、突然電話で「新曲を書いてやる」と告げられ、出来上がった作品は「ダイナミックな歌い始めに続く全編が吉ワールドで包まれたものであった」という。しかも誰であっても歌い易く、曲作りにかけて天才肌の吉の面目躍如の作品は、オリコン初登場3位であった。


 今年デビュー10年目に突入する水城なつみは、デビューが高校卒業直後の18歳であったから、今年28歳を迎える。デビュー2日目の初仕事が関西でのキャンペーンであったことからも、大阪発流行歌ライブとも馴染みは深い。
 そんな彼女が今年1月に出した12枚目のシングルは、女性を主人公にした股旅演歌「くれない渡り鳥」である。3曲入りで、この日はいずれの作品も聴かせた。

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水城なつみ

 「女の股旅ものと言えば三味線が付き物ですが、この作品ではエレキギター音を取り入れるなど、新しい股旅もののイメージを出しています」と水城。さらに「やっとお酒の歌が歌えるようになり、大人になった感じです。これからはお色気も学んでいきたい」と話していた。


 デビュー9年目の工藤あやのは、1月に出した7枚目のシングル「白糸恋情話」を、発売してから初めて関西で歌唱した。

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工藤あやの

 泉鏡花の小説を原作に作られた芝居「滝の白糸」をモチーフに、金沢を舞台にした悲恋演歌である。彼女が初めて挑戦する本格演歌作品だともいう。この歌の発売に際して泉鏡花の作品を読むなどして、歌の世界を学んだといい、石川県からは石川観光特使を拝命したほど。この日はカップリング曲の「手紙」「山形育ち」も聴かせた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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