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第293回大阪発流行歌ライブ、山崎ていじ・モングン・京太郎が出演 [ライブ]

◆珍しく男性3人の出演者という大阪発流行歌ライブが2022年3月16日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIGCATで開かれた。出演したのは山崎ていじ(日本コロムビア)モングン(日本クラウン)京太郎(テイチクエンタテインメント)。初出演の京太郎は「生歌を歌えてブチ(すごく)嬉しかったです」と山口弁を交えて爽やかに感想を話していた。

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第293回大阪発流行歌ライブの出演者


 歌手生活25年という山崎ていじは、3月2日に出したばかりの新曲「居酒屋『ての字』」そのカップリング曲「伊勢街道まつり唄」をはじめ6曲を歌った。メイン曲の「居酒屋ー」は、しっとりとした楽曲ながら「暗いイメージに取られがちなところを、敢えて明るく歌うようにしています」と山崎。

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新曲が好調な山﨑ていじ

 前作の「酔わせて候」と同様に酒が登場する演歌。気になるのは店の名前の「ての字」の「て」の文字。山崎は「(山崎)ていじの『て』あるいは、作曲をした弦哲也先生の哲也の『て』ではないでしょうか」と、推理してみせる。


 モングンは日本でデビューして15年目になる。22年1月発売の新曲「紅夕月」カップリング曲の「ぶっつけ本番」など5曲を歌った。「紅夕月」は亡き妻への想いの深さを切なく表現する作品。

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日本デビュー15年になるモングン

 新型コロナの影響で、モングンも我慢我慢の日が続いているが「歌で元気や希望を届けていきたい」と話し、常々「音楽は元気の素」と言い、「それを届けるつもりで歌っています」とも。
 この日は日本デビュー15周年記念プレミアムアルバム「サランエノレ~愛の歌~」(16曲収録、20年9月発売)に収録されている中から「おまえに惚れた」(美空ひばり)も披露した。


 山口県岩国市出身で、山口を拠点に全国を駆け巡る京太郎はデビュー26年目。日舞も16年ほど続けている。
 この日は25周年記念曲として21年9月に出した「泣き唄」と、そのピアノバージョン、カップリング曲「親不孝」17年の作品で人間魚雷回天の乗組員の母親に宛てた遺書の朗読を曲間に挿入した「忘れない」(京太郎が作詞)の4曲を歌った。

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膝まづぃて「泣き唄」ギターバージョンを歌う京太郎

 いずれの楽曲とも杉本眞人による作曲で、「『泣き唄』は心で歌えと教えられました。レコーディングは10時間もかかり、杉本先生にずっと付き添って頂きました」と京太郎。

 大阪発流行歌ライブは今回で293回目。出演者によるCD即売も復活して、コーナーは賑わいを見せていた。今年10月には300回の節目を迎える。
 次回は4月20日で和田青児・葵かを里・出光仁美・塩乃華織の4人が出演する。

※記事・写真の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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