SSブログ

パク・ジュニョンの「銀閣寺」の舞台を歩く 「第16回歌を歩く」 [イベント]

◆日本デビュー10年目になるパク・ジュニョンの12枚目のシングル「銀閣寺」が好評だという。リズミカルなロック調演歌が受けている。

銀閣寺 1.jpg
世界遺産にも登録されている銀閣寺


 リリースを発表した直後に彼は銀閣寺を訪ねたというが、「Music news jp」の企画イベント・「歌を歩く」でも、2022年3月19日に銀閣寺を訪ね歩いた事は、すでに書いた通りである。

 この日は雨が降り出しそうな空模様で、桜にはまだ少し早く、梅の花の頃であった。

銀閣寺 2.jpg
たくさんの観光客が訪れていた

 銀閣寺までは岡崎公園から哲学の道を経由して歩き通しであるから、拝観料500円を払ってまず直行したのはトイレであった。
 ここでは拝観コースを逆行する事は許されない。しかしトイレはコースの最終地にあるので、逆行の極みであり、拝観受付の係員に頭を下げてお許しをもらって駆け込んだのである。

 何しろ銀閣寺を創建したのは室町幕府の8代将軍足利義政というお偉いさんであるから、我々庶民は何をするにも許しをもらわねばならない。

 用が済めば入り口に戻って、定められたコースに従って歩く。金ピカの金閣寺と違って、こちらは質素な侘び寂びの世界であるから、庶民にとってはなじみ深い昭和の建物のようで落ち着く。

 歌の「銀閣寺」は、かつて愛した女性を思い出して「墨絵のような銀閣寺を1人訪ねる」といった男性を描いている。金閣寺が舞台では、決してこんな雰囲気にはならないのである。

パク・ジュニョン「銀閣寺」.jpg

 拝観コースを歩いていると、ぽつりぽつりと雨が落ちてきた。これがまた銀閣寺のイメージを高めてくれる。

 「銀閣寺」を歌うパク・ジュニョンは、こうした銀閣寺に魅せられたのか、「京都のファンツアーもやってみたい」と話しているほどである〈了〉

※写真・記事の無断使用はお断りします。








nice!(3) 
共通テーマ:音楽

nice! 3