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通天閣時代を歌った〜道頓堀歌謡ONステージ4月公演 [ライブ]

◆ 歌手林健二が主宰する道頓堀歌謡ONステージの4月公演が2022年に4月25日、大阪・道頓堀の中座くいだおれビル地下にある道頓堀ZAZAで行われた。1回目のステージには林健二をはじめ岸本くに子、吉野悦世、扇とも美の4人が出演した。

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林健二


 道頓堀歌謡ONステージは、大阪・新世界で1989年から行われてきて、2013年に幕を下ろした通天閣歌謡劇場の流れをくむ歌謡ショーである。それだけに、当時からの熱心な観客に今も支えられている。この日は通天閣をモチーフにした作品も多く歌われた。

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林健二と吉野悦世(左)
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林健二と岸本4くに子(左)

 当時の出演者の多くがニックネームを持つが、数少ない男性出演者であった林健二に付いた名前は通天閣の貴公子
 その林はいつもながらの粋な着流し姿で「通天閣の三度笠」を歌って会場を盛り上げ、吉野悦世、岸本くに子ともデュエット曲を聴かせた。

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吉野悦世

 やはり通天閣歌謡劇場時代からの常連の吉野悦世の愛称は通天閣の親指姫「だ〜い好っきゃねん通天閣」を歌って、通天閣時代を懐かしむと共に、「犬山・どんでん・祭りうた」で会場を沸かせた。

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岸本くに子

 デビュー19年目の岸本くに子は、去年父親を亡くし、生きることの大切さを感じたという。ラストでは尊敬する美空ひばりの「ひとすじの道」を歌い、自らの歌手人生を奮い立たせていた。

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扇とも美

 扇とも美は2010年のデビュー。通天閣100周年だった12年に出して、通天閣歌謡劇場デビューのきっかけにもなった「通天閣に灯がともる」を歌った。

 ラストは全員で、♫ 赤いい灯青い灯〜 の「道頓堀行進曲」を歌って締めくくった。

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主演者全員が勢ぞろいでエンディング

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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