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木本勝治(ホリデージャパン)、第7回目のコンサートで百歳までの意欲と歌への情熱を見せた [コンサート]

◆この日の主役は徳島県出身の会社経営者で歌手である木本勝治(ホリデージャパン)であった。今回で7回目になる自身のコンサートを祝うかのように、徳島の伝統芸でもある阿波踊りで会場を華やいだ空気で包んだ。2022年5月8日、大阪府東大阪市にある東大阪市文化創造館小ホールは会場いっぱいの人たちで埋まっていた。

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第7回目のコンサートを開いた木本勝治


 木本勝治はまず自身のデビュー曲である「ひとりよがり」から歌った。歌い終わったところで孫からの花束贈呈。「孫は可愛いもんでんなぁ」と大阪弁で、7回目のコンサートを開催出来る喜びを表した。
 徳島県海部郡出身の木本は子供の頃は「毎日、海に行って遊んでいた。自慢じゃないけど、勉強はしませんでした」というほど海が大好き。
 しかし「船に乗るのは得意ではない」が、無線通信士を目指し次に乗る予定の船が遭難した事から、海を諦めて陸に上がり、大阪で鉄鋼関係の仕事を初めた。

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船乗りから実業家、そして歌手へと転身

 またオリジナル曲の中から「酒」「今からふたり」も歌った。
 「今は会社は息子が跡を継いで、(私は歌手に専念して)いますが、運があれば百歳以上まで生きます。もうちょっと頑張ります」と木本は、歌詞が好きだという「男宿」(鳥羽一郎)も歌った。

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宮路オサムと「海の命花」をデュエット

 この日のゲストは同じホリデージャパンの大先輩である宮路オサムと、メロディレコーズの松本恵美子
 宮路は木本が作詞した「海の命花」に曲を書いている。この楽曲をこの日は2人でデュエットした。宮路はまた、「涙の操」「夫婦鏡」「浮き草の宿」といった殿様キングス時代のヒット曲を歌うと共に「風来ながれ唄」なども聴かせた。

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宮路オサム
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松本恵美子

 松本は「大和の恋歌」「桂川哀歌」などを歌った。エンディングでは「きょうは楽しい1日でした」と、彼女の「河内おとこ節」の歌声に合わせて、飛び入りも交えて河内音頭の踊りが繰り広げられ、ステージは大阪らしい盛り上がりを見せていた。

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出身地徳島と言えばやはり阿波踊り

 木本は「去年は新型コロナでコンサートを開催出来ませんでしたが、今年は少し明るい兆しが見えてきているようです」と話して、歌への情熱を示していた。








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