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第297回大阪流行歌ライブ、田川寿美・林よしこ・川野夏美・中村秀香 女性4人が女世界を歌唱 [ライブ]

第297回大阪発流行歌ライブが2022年7月20日、大阪・心斎橋のライブハウスBIGCATで開かれた。出演したのはデビュー30年で初出演という田川寿美(日本コロムビア)をはじめ、林よしこ(ビクターエンタテインメント)すべての過去と決別した女性を歌って好評な川野夏美(日本クラウン)5月にデビューしたばかりの中村秀香(ホリデージャパン)といった女性歌手ばかり4人が、それぞれの女世界を熱唱した。

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勢ぞろいした出演者たち


 「新人のつもりてやって来ました」と、田川寿美は初めての大阪発流行歌ライブのステージで、デビュー3年目でNHK紅白歌合戦に出場など、今日までの歩みを話すと共に、デビュー曲の「女・・・ひとり旅」から、5年目で歌った「華観月(はなみづき)」そして7月6日発売の新曲「白秋」まで5曲を歌った。
 新曲の「白秋」は「50代60代になって始まる恋に向かう女性の心情を歌っています」と、彼女の新たな歌世界を感じさせていた。

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田川寿美

 林よしこは1994年に島津ゆたかとデュエットで出したデビュー曲「いい男 いい女」から歌唱。当時これは販売枚数70万枚というヒットを記録。日本有線大賞・有線音楽優秀賞を受賞して、華々しいスタートであった。その後体調を崩して長期の休業。8年前に「君を抱いて眠りたい」で再デビューしている。
 この日は今年3月にリリースした「アンコール」そのカップリング曲「Smile」などを披露。大好きな高橋真梨子調の新曲に大いにノッテいた。

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林よしこ

 川野夏美はまず、自身の存在を一気に高めることになった「悲別 〜かなしべつ〜」を歌って、観客を惹きつけた。北海道と思われる北国にある架空の地、悲別をバックに、来ない列車と無くした恋を重ねて、切ない女を歌う壮大な恋物語。川野の代表曲である。
 それに迫るのが新曲の「空席」。男の嘘も狡さも何度も経験して慣れっこになっているのに、最期と思ってかけてみた男の言葉に、またしても裏切られた主人公がすべてを捨てて旅立つ物語である。久しぶりの大阪でのライブステージに「感無量です」と、笑みを見せていた。

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川野夏美

 中村秀香は今年5月25日に歌手デビューしたばかりの新人であるが、それを感じさせない度胸の持ち主でもある。
 この日はデビュー曲の「大阪のれん」とカップリングの「愛した分だけ憎めたら」を歌った。「毎日忙しくて、仕事に追われています」と、7月3日からはラジオ関西で毎週日曜日の午後8時45分から自身の番組「中村秀香の笑ろておくれやす」をスタートさせている。

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中村秀香

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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