大林幸二・北川大介・五条哲也・えたにまさし 京都で男ばかりの歌謡ショー「男まつり」 [イベント]
◆ 来年3月31日で閉館するホテル ルビノ京都堀川(京都市上京区)で2022年8月21日、大林幸二、北川大介、五条哲也、えたにまさしの男性歌手4人による歌謡ショー「男まつり」が開かれた。京都では16日に夏の風物詩である五山の送り火が3年ぶりに全面点火されたばかり。これを久々に見たという京都人の五条は「やはり素晴らしかった」と、京都らしい盆のまつり行事に心新たにしたという。
「男まつり」の出演者たち
蒸し暑さではまだ京都も夏真っ盛り。そんな夏にちなんでオープニングは4人で井上陽水の「少年時代」を歌ってショーは始まった。大林・五条・えたにと京都出身の歌手が3人、それにムードメーカーで夏が似合う湘南ボーイの北川といった顔ぶれである。
22歳という えたにまさしは、17歳で高校生演歌歌手としてデビューした最初のシングル「セブンティーン・ブギ」をまず披露。
次いでセカンドジングルの「祇園物語」も聴かせた。京都の舞妓さんをモチーフに自らが詞を書いた作品である。自身は京都を中心に活動しており、早朝ランニングが暑い夏の乗り切り法だとか。
えたにまさし
5月に新曲「大阪グッバイ」を出して好調な五条哲也は、新曲とそのカップリング曲「ひとり旅」を歌った。「ひとりー」は、かつて佐良直美が歌ってヒットした作品をカバーしたものであるが、淡々と歌うそれは五条にピッタリ。
代表曲でもある「螢川」さらに かとう洋のペンネームで自身が作曲をした作品でデビュー10周年作品の「別離(わかれ)…愛の嘘」も聴かせた。
五条哲也
北川大介は今年2月に出した、吉幾三の作詞・作曲による新曲「ずっーとふたり」を自信いっぱいに披露。「音域の幅が狭い、吉さんらしい作品です」と解説を加え、純粋な愛を育んできた2人を歌った。1年4ヶ月ぶりの新曲である。また「倖せの隠れ場所」「水芭蕉」なども聴かせた。
デビュー23年目になるが、「いつも今日という日を一番楽しい日にしたいです」と、相変わらずの前向きでポジティブさを見せていた。
北川大介
デビュー35年になる大林幸二は、長編歌謡曲など歴史もの楽曲を得意としており、この日も幕末の志士を歌った「中岡慎太郎 維新の虎」三波春夫の「元禄名槍譜 俵星玄蕃」をたっぷりと聴かせた。
平尾昌晃に師事した彼は「風花」を平尾に書いてもらっているが、「次作を、と思っていたところで亡くなられた」ことから、これが最初で最後の平尾作品になっている。「これからも大事に歌い続けていきます」と歌った。
大林幸二
このほか「チャンチキおけさ」(三波春夫)「星のフラメンコ」(西郷輝彦)「高校三年生」(舟木一夫)など昭和歌謡のヒット曲を全員で、メドレーで聴かせるコーナーもあって観客を楽しませていた。
また、この日司会を務めたTAIKIがオリジナル曲の「薔薇の微笑み」を歌う場面もあって、見どころがいっぱい詰まった男ばかりの歌謡ショーであった。
TAIKI
※写真・記事の無断使用はお断りします。
「男まつり」の出演者たち
蒸し暑さではまだ京都も夏真っ盛り。そんな夏にちなんでオープニングは4人で井上陽水の「少年時代」を歌ってショーは始まった。大林・五条・えたにと京都出身の歌手が3人、それにムードメーカーで夏が似合う湘南ボーイの北川といった顔ぶれである。
22歳という えたにまさしは、17歳で高校生演歌歌手としてデビューした最初のシングル「セブンティーン・ブギ」をまず披露。
次いでセカンドジングルの「祇園物語」も聴かせた。京都の舞妓さんをモチーフに自らが詞を書いた作品である。自身は京都を中心に活動しており、早朝ランニングが暑い夏の乗り切り法だとか。
えたにまさし
5月に新曲「大阪グッバイ」を出して好調な五条哲也は、新曲とそのカップリング曲「ひとり旅」を歌った。「ひとりー」は、かつて佐良直美が歌ってヒットした作品をカバーしたものであるが、淡々と歌うそれは五条にピッタリ。
代表曲でもある「螢川」さらに かとう洋のペンネームで自身が作曲をした作品でデビュー10周年作品の「別離(わかれ)…愛の嘘」も聴かせた。
五条哲也
北川大介は今年2月に出した、吉幾三の作詞・作曲による新曲「ずっーとふたり」を自信いっぱいに披露。「音域の幅が狭い、吉さんらしい作品です」と解説を加え、純粋な愛を育んできた2人を歌った。1年4ヶ月ぶりの新曲である。また「倖せの隠れ場所」「水芭蕉」なども聴かせた。
デビュー23年目になるが、「いつも今日という日を一番楽しい日にしたいです」と、相変わらずの前向きでポジティブさを見せていた。
北川大介
デビュー35年になる大林幸二は、長編歌謡曲など歴史もの楽曲を得意としており、この日も幕末の志士を歌った「中岡慎太郎 維新の虎」三波春夫の「元禄名槍譜 俵星玄蕃」をたっぷりと聴かせた。
平尾昌晃に師事した彼は「風花」を平尾に書いてもらっているが、「次作を、と思っていたところで亡くなられた」ことから、これが最初で最後の平尾作品になっている。「これからも大事に歌い続けていきます」と歌った。
大林幸二
このほか「チャンチキおけさ」(三波春夫)「星のフラメンコ」(西郷輝彦)「高校三年生」(舟木一夫)など昭和歌謡のヒット曲を全員で、メドレーで聴かせるコーナーもあって観客を楽しませていた。
また、この日司会を務めたTAIKIがオリジナル曲の「薔薇の微笑み」を歌う場面もあって、見どころがいっぱい詰まった男ばかりの歌謡ショーであった。
TAIKI
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