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「裏窓」の松浦ゆみ(ウェブクウ)も出演 姫路・「鴻」3周年記念イベントで会場沸かす [イベント]

◆兵庫県姫路市のカラオケ店、うた声処 鴻(こうのとり、中尾武代表)の開店3周年記念イベントの最終日の2022年10月23日、同店で歌手松浦ゆみのミニライブが開かれた。日曜日ということもあって、店内は超満員。田中早苗ママはじめスタッフはコスプレ姿で客を出迎え、松浦は「裏窓」「涙のラブバラード」などのヒット曲を聴かせた。

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3周年記念イベントの最終ゲストの松浦ゆみ


 3周年記念イベントは去年の開催を予定していたが、新型コロナ騒動もあって延期されたが、今回ようやく開催に踏み切り、10月21日を皮切りに3日間連続して、女性歌手によるミニライブを行った。

 3日目はジャズから演歌・歌謡曲まで幅広く歌いこなす松浦ゆみが出演した。また店のスタッフは初日はドレス、2日目は着物、そして3日目はみつばちハッチなどに扮したコスプレ衣装で客をもてなしていた。

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松浦ゆみ(中央)をはさむ「鴻」のスタッフ

 同店初出演の松浦は最新曲の「再び愛のバラードを」から、「もう一度]「裏窓」「ハートブレイクカフェー」「雨音」「告白」そして「涙のラブバラード」とヒット曲から人気曲までたっぷりと聴かせ、飛び出したアンコールには「演歌みたいに捨てられて」で応えていた。

 松浦はデビュー27年のベテラン。メジャーレーベルでのデビューは2000年に出した「大阪メロドラマ」(日本クラウン)からで、これのカップリングかこの日も歌った「もう一度」。作詞は桂三枝(現・桂文枝)であった。

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「再び愛のバラードを」などで観客を魅了

 デビュー曲から7年間は「新曲も出せずにいた」し、歌手としては鳴かず飛ばずの状態が続いていた。考えた末に彼女は師事していた作曲家の奥村英夫に、「シャンソンが歌いたいので演歌・歌謡曲歌手を辞めたい」と告げている。
 「するとシャンソン調の『裏窓』が出来上がってきたんですが、しばらくするとそれは格好いいジャズ調に変更されて、それを発売することになったんです」

 これが人気を博しヒットした。これによって歌手松浦ゆみを生き返らせることになったのだが、ライブやキャンペーンで良くカバーして、ライブでも歌ったのが美空ひばりの「車屋さん」であった。
 彼女は「『裏窓』とひばりさんの曲のカバーが多くの人に支持されて、今日まで歌手を続けられることになりました」と話していた。

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中央が松浦ゆみさん、右は今回のライブをプロデュースした井上敏郎さん、左ははうず家の女将

 松浦は「鴻」でのミニライブ終了後、近くの小料理店「うず家」に会場を替えて、「涙のラブバラード」を女将と一緒に歌うなどしていた。

※写真の無断使用はお断りします。

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