入山アキ子、新たな主人公演じる15周年記念曲「一泊二日」 チーム制導入で効率化も [インタビュー]
◆歌手入山アキ子(テイチクレコード)がデビュー15周年を迎えている。1作1作と実績を積み上げている姿は逞しくも映る。この周年を記念した新曲の「一泊二日」(作詞・久仁京介、作曲・四方彰人)で、 ♬ 宿に着くまでは他人です ~ と唄うそれは、主人公に成り切って演じるように、道ならぬ恋を唄っている。歌のストーリーは昔からの王道演歌である。それを入山が自らの声でどのように表現するか、歌手としての大きな試金石でもある。12月18日には大阪・西心斎橋のホテルでライブを開催して、それを披露する。

入山アキ子
所属するワクイ音楽事務所(増田峰夫社長)のスタッフやテイチクのディレクターなどからなるチーム入山のメンバーは、今回の新曲のタイトルを今までにない「一泊二日」にした。
妻子ある男性と一泊二日の旅をするという歌詞の内容といい、そのものずばりに表現したタイトルは、入山にとっては大きな冒険であったことは確かだ。
デビュー当時から彼女を見ている業界人は、どうしてこんな歌を歌うのかーと、反対したという。それほど入山のイメージとはほど遠い作品だったのである。
道ならぬ恋、許されぬ恋を歌った今回の作品は、入山がこれまでから女性ファンが多かった事もあったのか、「あまり色気を出さない歌を歌ってきた」ことも彼女のイメージを固定化してきた。
それを今作では硬い鎧を脱ぎ捨てて、女性の純粋な気持ちを演じるドラマの主人公になり切っている。
久仁京介の作品を歌うのは初めてである。20代の頃に出場したカラオケ大会は久仁の名前を冠にしたイベントだった程度で、今回の制作に際してまず電話で話したのが最初だった。
「入山のアルバムを聴いてもらって、作品のイメージ作りの参考にしてもらった」

「艶歌は難しいですね。もとは農家の娘ですから、何もかも初めての事が多く、出された課題にその都度挑戦してきた15年でした。今回、作曲をして頂いた四方彰人先生のギターに合わせてレッスンしてもらってOKをもらいましたが、永遠に挑戦で(歌手として)終わりのない旅を続けていきます」
◆チーム制を導入
入山は前作の「人生七曲り」からチーム制を採り入れた。プロモートの計画など、今まで入山が全て1人で関わってきたが、それをチーム入山のスタッフが分担し協議して決めるようになっている。
これによって歌う事に専念出来るようになった。1人で何もかもをこなすには限界がある。例えば今までならば、依頼があったポスターを発送など細かな仕事まで、全て自分でやらなくてはいけなかったという。
それが色んな場面でサポートしてもらえるようになり、「やっと他の歌手の方たちと同じような活動が取れるようになりました」と話す。
ちなみに社長の増田峰夫は、ナベプロ大卒1期生で、昨年3月に急逝した前社長の和久井保とは同期である。86歳で社長を引き継いだ。
カップリング曲の「わたしのふる里」(作曲・作詞 水谷公生)もまた、入山のイメージを変える作品である。田植えから刈り取りや秋祭りまで、農作業に勤しむ夫婦の姿をコミカルに歌ったものである。
◆続ける努力
入山はデビュー当初から精力的に各地を走り回っている。歌い終わると最近では毎晩、映像・音声配信を欠かさない。毎日続ける「つれづれ日記」は、先ごろ1000回を突破している。
どんなに忙しくても欠かさずに、その日の出来事やイベント予定などの情報を伝えている。〈親戚〉と呼ぶファンの人たちなどとのコミュニケーションを欠かさないためである。
継続することは能力の1部である、とも言われるが、まさにこの人の性格そのものを表しているようである。
日記ではその日にSNSなどにコメントやメッセージを寄せた人の名前も欠かさず読み上げているのも、彼女ならではであろう。
※写真・記事の無断使用は固くお断りします。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/

入山アキ子
所属するワクイ音楽事務所(増田峰夫社長)のスタッフやテイチクのディレクターなどからなるチーム入山のメンバーは、今回の新曲のタイトルを今までにない「一泊二日」にした。
妻子ある男性と一泊二日の旅をするという歌詞の内容といい、そのものずばりに表現したタイトルは、入山にとっては大きな冒険であったことは確かだ。
デビュー当時から彼女を見ている業界人は、どうしてこんな歌を歌うのかーと、反対したという。それほど入山のイメージとはほど遠い作品だったのである。
道ならぬ恋、許されぬ恋を歌った今回の作品は、入山がこれまでから女性ファンが多かった事もあったのか、「あまり色気を出さない歌を歌ってきた」ことも彼女のイメージを固定化してきた。
それを今作では硬い鎧を脱ぎ捨てて、女性の純粋な気持ちを演じるドラマの主人公になり切っている。
久仁京介の作品を歌うのは初めてである。20代の頃に出場したカラオケ大会は久仁の名前を冠にしたイベントだった程度で、今回の制作に際してまず電話で話したのが最初だった。
「入山のアルバムを聴いてもらって、作品のイメージ作りの参考にしてもらった」

「艶歌は難しいですね。もとは農家の娘ですから、何もかも初めての事が多く、出された課題にその都度挑戦してきた15年でした。今回、作曲をして頂いた四方彰人先生のギターに合わせてレッスンしてもらってOKをもらいましたが、永遠に挑戦で(歌手として)終わりのない旅を続けていきます」
◆チーム制を導入
入山は前作の「人生七曲り」からチーム制を採り入れた。プロモートの計画など、今まで入山が全て1人で関わってきたが、それをチーム入山のスタッフが分担し協議して決めるようになっている。
これによって歌う事に専念出来るようになった。1人で何もかもをこなすには限界がある。例えば今までならば、依頼があったポスターを発送など細かな仕事まで、全て自分でやらなくてはいけなかったという。
それが色んな場面でサポートしてもらえるようになり、「やっと他の歌手の方たちと同じような活動が取れるようになりました」と話す。
ちなみに社長の増田峰夫は、ナベプロ大卒1期生で、昨年3月に急逝した前社長の和久井保とは同期である。86歳で社長を引き継いだ。
カップリング曲の「わたしのふる里」(作曲・作詞 水谷公生)もまた、入山のイメージを変える作品である。田植えから刈り取りや秋祭りまで、農作業に勤しむ夫婦の姿をコミカルに歌ったものである。
◆続ける努力
入山はデビュー当初から精力的に各地を走り回っている。歌い終わると最近では毎晩、映像・音声配信を欠かさない。毎日続ける「つれづれ日記」は、先ごろ1000回を突破している。
どんなに忙しくても欠かさずに、その日の出来事やイベント予定などの情報を伝えている。〈親戚〉と呼ぶファンの人たちなどとのコミュニケーションを欠かさないためである。
継続することは能力の1部である、とも言われるが、まさにこの人の性格そのものを表しているようである。
日記ではその日にSNSなどにコメントやメッセージを寄せた人の名前も欠かさず読み上げているのも、彼女ならではであろう。
※写真・記事の無断使用は固くお断りします。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/
2022-12-07 07:18
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