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青木美香子、ソロライブ「麗しき歌のメリーゴーランド」開く  あべのハルカス・スペース9 [ライブ]

◆歌手の青木美香子が2022年12月10日、大阪市阿倍野区のあべのハルカスにあるイベントスペース、SPACE9で毎年恒例のクリスマスイベント「青木美香子の麗しき歌のメリーゴーランド」を開いた。自身のカバーアルバム収録曲やオリジナル曲など19曲を歌った。

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写真・3年連続のスペース9でのソロライブを開いた青木美香子


 2部構成のライブイベント。どちらもチケットは完売の満員で、3年連続しての開催。ちんどん屋で知られたちんどん通信社(大阪市)の林幸治郎が今回もプロデュースした。
 キーボード、ベース、ドラムスの3人構成の生バンドは、毎月実施している「昼下がりの日本語ジャズライブ」でもお馴染みのメンバーたちである。

 1部では映画「アニーよ銃を取れ」の挿入歌として有名な「ショウほど素敵な商売はない」でオープニング。
 さらにどれも懐かしい「いとしのエリー」(サザンオールスターズ)「ルビーの指輪」(寺尾聰)「夜霧よ今夜も有難う」(石原裕次郎)をジャズ調のオリジナルアレンジで聴かせると、会場からは拍手が送られていた。

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 また青木が尊敬する歌手天地真理の「想い出のセレナーデ」「水色の恋」も歌った。この日は天地のファンクラブからも、数人が会場に姿を見せていたが、「来年はファンクラブのイベントに参加が出来そうです。いつか天地さんの隣りで歌ってみたい」と青木。

 休憩を挟んで2部は松田聖子の「SWEET MEMORIES」でスタート。1部同様に映画音楽も。さらには「サウンドオブミュージック」の挿入歌「私のお気に入り」をカバー。
 この映画が公開された当時わずか3歳だったという司会とトランペット演奏を兼ねた林幸治郎が、「親に連れられて映画を見た記憶があり、家にはサウンドトラック盤のレコードがありました」と懐かしんでいた。

 ラテンナンバーの「キサス キサス キサス」やカバーアルバムの中でも評判が極めて高いという「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)を絶妙のアレンジで聴かせた。

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 オリジナル曲も聴かせ、1部では青木が作詞して小田純平が作曲した「優しい風」2部では大阪市中央区民の南大江地域の愛唱歌として青木が地域の素晴らしさを詞に書いた「心のふるさと〜南大江〜」を、それぞれ歌った。

 2部が終わったところで、観客からプレゼントされた花束が林から手渡された。アンコールは、ペンライトが揺れる中で1部で「好きやねん大阪」(浪花こゆき=平岡チカ)2部で「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)を歌った。

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 年末でもあることから今年1年を総括すると共に、来年に向けての抱負も語って、来る2023年への意気込みを示した。
 「今年はコロナ騒動の中にも関わらず、歌う機会が増えました。6月には近鉄アート館でコンサートを開く事もでき、毎週水曜日には林幸治郎さんの『ちんどん演芸館』に歌のゲストで出演させてもらっています」と、2022年を振り返った。

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来年も頑張って歌を届けます!

 来年は「7月15日には近鉄アート館でのソロコンサートが決定しています。企業のCMソングの制作にも着手します。健康に気をつけて声を届けていきます」など、今年以上に忙しい1年になりそうな気配を感じさせていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[青木美香子 オフィシャルサイト]
http://aokimikako.com








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