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北川紀恵、テレビ・ラジオに活動を広げる  来年からはジョイントコンサートも [インタビュー]

◆歌が上手くなりたいー。そんな軽い気持ちから、自分が歌った歌を録音したテープを、歌唱審査などを行う団体に毎月、7年間に渡って送り続けて指導を受けていたのが、北川紀恵(メロディーレコーズ)が歌手デビューするきっかけであった。2022年10月にはデビュー10周年記念パーティーを開いている。21年には新曲4曲をリリース。ステージをはじめテレビにラジオにと活動を広げているところである。。

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写真・北川紀恵


 北川紀恵は滋賀県長浜市の出身。歌を歌う事が大好きで、同じ滋賀県出身の作曲・編曲家の蘭一二三が代表を務める日本音楽振興会(東京都港区)の指導を受け続けていた。歌唱テープを送っているうちに、少しずつ段位が上がっていくのが歌う励みになったという。

 「頑張って長年続けてきたご褒美だったのでしょう、蘭先生から楽曲を頂き、CDデビューすることになりました」
 2009年のことであった。「お母さん」「大阪めぐり逢い」の2曲をランレコードから出した。2人の子育てから手が離れた事もあって、翌年から歌手として活動を始めた。11年には「恋の大阪」もリリースしている。

 振興会では毎年、年末にクリスマス大会が開かれていた。北川も東京・渋谷のけやきホール(古賀政男音楽博物館)で行われた大会に出演して、たくさんの会員を前に「お母さん」と「大阪めぐり逢い」を歌っている。
 「無我夢中で何を歌ったか分からなかった」ほど緊張した、デビューまもない頃のステージであった。

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写真・毎週土曜日にサンテレビで放送中のプレミアム歌謡ショーにも出演

 17年になって今度はメロディーレコーズから「祇園すずめ」(作詞・作曲・編曲:蘭一二三)を発売した。カップリングは「じょんから峠」(作詞・金谷怜
沙、作曲・編曲:蘭一二三)であった。
 自分のCDがCDショップで買ってもらえるようになったのである。

 そんな喜びの反面「素人時代と違って、歌を聴いてくれる人たちの厳しい目を感じるようになりました。カラオケコンテストで優勝したキャリアもなければ、華々しいものは何もないので、劣等感ばかりの毎日でした」という。

 歌手としての自信が持てるようになったのは、歌う実績も積み重ねたデビューして10年が経った頃だという。
 「それまでは歌うたびにドキドキして、歌を表現するどころではありませんでしたが、ようやく表現することができるようになったかな、と思うようになりました」

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 そして21年には、たきのえいじ作詞の「北の桟橋」「恋して神戸」「上を向いて歩こうじゃないか」「夫婦ごよみ」の4曲をリリースしている。目下、これのキャンペーンを続けている。

 テレビの歌番組にも出演する。「見たわよ」「良かったよ」と言ったLINEメールをもらうたびに、北川は「その1つひとつがエネルギーとなって、今まで歌う事が出来ました。自分の歳を考えると、どこまで歌っていけるか分かりませんが、皆さんの応援を支えにこれからも歌います」と、意欲を見せている。

 12月からはまた、コミュニティFM、FM845(京都・伏見)の毎週木曜日正午から放送している新番組「ただいまHAPPY~ブレイクちゅ~」の第2木曜日のメインパーソナリティを任されている。アシスタントは京都で活動する歌手速水桔平が担当する。
 来年はこの速水と「ジョイントコンサートを年2回は行っていきたいです」と、大きな計画を立てている。




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