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第207回KOBE流行歌ライブ、西方裕之・塩乃華織・可愛ゆみ・みちごえゆう・舞乃空が出演 [ライブ]

「第207回KOBE流行歌ライブ」が2023年2月9日、神戸市中央区の神戸ハーバーホールで開かれた。デビュー36年のベテランからデビュー2日目の新人まで5人が出演。新曲やそれぞれの思い出の歌を聴かせた。

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写真・第207回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 1989年発売のデビュー3枚目のシングルで、新曲のカップリングに再収録した新録盤「遠花火」から歌った西方裕之(キングレコード)は、「今、こうしてステージに立っていられるのは、この歌があったからです」と感謝の気持ちを表した。

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写真・西方裕之

 また「36年前のデビューに際して故星野哲郎先生に7曲を書いてもらいました。そのひとつがデビュー曲となった『北海酔虎伝』でしたが、前々作の『出世灘』もまたその1曲でした」と、デビュー当時のエピソードも披露するとともに、その「出世灘」を歌った。

 新曲「おまえひとりさ」は1年前の2月9日に発売された。時期は新型コロナ騒動の真っ只中。西方は「実際に生歌を聴いてもらえる機会がなかった。キャンペーンもやっていません」と話し、このコーナー最後に新曲を披露した。


 一方、2月8日にデビューしたばかりの、ほやほやの新人舞乃空(まのあ、日本クラウン)は、目下、高校3年生。ジャケット写真のセーラー服姿にはまだ、あどけなさが感じられる。

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写真・舞乃空

 急きょ決まった今回の出演で、デビュー曲で初恋をテーマにした「うたかた」と、カップリング曲の旅立ちと送り出す人たちを歌った「春凪」の2曲を披露した。
 舞乃空は「皆さんの温かい応援を嬉しく思っています」と、頭を下げていた。


 出演が予定されていた川野夏美が体調不良で休演したのに伴い、こちらも急きょの出演となった塩乃華織(日本クラウン)は、今、ノリに乗っている歌手のひとり。4月5日には新曲「白夜行」を発売予定で、ワンコーラスながらもいち早く聴かせた。
 「女性の情念を歌ったドラマチック演歌」(塩乃)で、作詞は朝日奈京仔、作曲は西つよし。CDの予約販売では予想外の枚数が確保できるなど、期待の新曲となりそうである。

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写真・塩乃華織

 この日は最新曲の「命さらしても」前作の「きのくに線」も歌い、3月28日に大阪・堂山で開催する定期ワンマンライブの来場も呼びかけていた。


 去年10月にテイチクからデビューしたみちごえゆうは、このライブ初出演。まずは17年のインディーズ時代に出した5枚目のシングル、父娘の絆を歌った歌謡曲「きづなみち」から聴かせた。

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写真・みちごえゆう

 ポップスから演歌・歌謡曲まで幅広いジャンルをこなす。23歳で上京するが、7年前に大阪に戻り、地元門真市から全国へ発信する活動に切り替えている.
 4月23日には門真市民文化会館ルミエールホールで、山本譲二・木下結子らをゲストに迎えてコンサートを開く。

 「40歳でのメジャーデビューを果たしました。夢を諦めないで頑張ってきたからこそ、今があります」と、そんな想いがこもったテイチクデビュー曲「花は花」を歌った。


 可愛ゆみ(テイチクレコード)は、3年前に「下北ひとり」でデビューしている。これを歌うと共に、去年10月発売の新曲「垂雪〜しずりゆき〜」とカップリング曲の「花の路・花の時」などを歌った。新曲は内藤綾子作詞、西つよし作曲。

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写真・可愛ゆみ

 「垂雪ー」は道ならぬ恋に苦しむ女性を歌い、「花のー」は山辺の道をはじめ地元奈良の名所が散りばめられている「心温まる」(可愛)内容の作品である。

※写真・記事の無断使用はお断りします。







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