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舟木一夫、23日まで大阪・新歌舞伎座でコンサート 新曲「湖愁」などを披露 [コンサート]

◆歌手舟木一夫(日本コロムビア)が2023年3月18日から大阪・新歌舞伎座でコンサートを開いている。1部は「河内おとこ節」(中村美律子)「大阪ぐらし」(フランク永井)など大阪にまつわる歌を歌って大阪のファンへのサービス。2部では新曲「湖愁」や懐かしの青春歌謡の数々を披露している。23日まで。

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 舟木が2022年12月にシングルリリースした「湖愁」は、1961年に松島アキラが歌った作品をカバーしたもの。発売当初から話題が高く、ヒットチャートでも上位を維持している。
 今年12月で79歳になる彼にとっては、「この歌があったから今があります」(舟木)と、デビュー曲の「高校三年」以上に忘れられないものだという。

 17歳の時に名古屋のテレビ局の音楽番組で歌ったのが、この「湖愁」であった。それがきっかけとなって、ホリプロにスカウトされ、日本コロムビアのオーディションを受けて「高校三年生」(1963年)でデビューしている。

 舟木は「(今)こういう歌を歌えるのは幸せこの上ないことです。歌っているとデビュー前に戻ることができます」と感慨深げに語った。
 しかも新曲をリリースしたのは、4年ぶりになる。「お客さんに伝わる歌が出てこないと新曲を出す必要がないと思っています。過去には5年半も(新曲が)出ていない事もありました」と、今作への自信の強さの程をうかがわせていた。

 2部ではこのほか、「高校三年生」「修学旅行」「仲間たち」「絶唱」など、自身の青春歌謡のヒット曲を歌い、ラストは「銭形平次」で締めくくると、観客の多くは席を立ち上がって手を振って、自らの青春時代と想いを重ねているようであった。

 舟木はステージでまた「青春歌謡は私にとってかけがえのないもの。伸びやかでいいです」とも話していた。

[新歌舞伎座 舟木一夫コンサート]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/s20230318.html








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