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第307回大阪発流行歌ライブ、黒川真一朗・走裕介・塩乃華織・羽山みずき・南さちこが出演 [ライブ]

黒川真一朗(徳間ジャパンコミュニケーションズ)走裕介(日本コロムビア)塩乃華織(日本クラウン)羽山みずき(同)南さちこ(舞姫ミュージック)の5人が出演した「第307回大阪発流行歌ライブ」が2023年5月17日、大阪・心斎橋のライブハウスBIG CATで開かれた。

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写真・第307回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 黒川真一朗は今年デビュー20周年を迎える。それを記念したシングル「大阪演歌 / 東京灯り」を23年1月に発売している。2曲いずれも両A面という力の入れようである。
 この日のライブでも聴かせたが、そのうちの1曲「大阪演歌」は、去年発売した東京の下町の地名を盛り込んだほのぼの演歌「東京演歌」の大阪版。演歌が似合う情けの町、大阪の魅力を歌った。

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写真・黒川真一朗

 20周年を迎えるに際して黒川は「10周年からの10年間は実にあっという間でした。いつまでも若手の新鮮な気持ちで歌い続けていきたい」と、次のステップへ向けての意気込みも語っていた。


 走裕介はデビュー15周年。その記念シングル「篝火のひと」を聴かせた。「孤独な男の生き様を描いた作品」であり、かつて想い続けた人へのありがとうを歌う。同時に、15年の間を歌い続けてこれた感謝の気持ちを表しているという。

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写真・走裕介

 流行歌ライブでは初めて披露するのは珍しいというギターの弾き語りも盛り込んで、チョー・ヨンピルの「想いで迷子」フランク永井の「おまえに」や自身のオリジナル曲「昭和縄のれん」も歌った。
 9年ぶりの大阪発流行歌ライブへの出演となった彼は、その喜びを表すかのように、新曲のカップリング「孤独のさすらい」を歌いながら客席をラウンドした。


 塩乃華織は新曲から久々に衣装をドレスから着物に替えてのステージ。本人もワクワクするという新曲は「白夜行」。今作も作曲は西つよしだが、作詞は朝比奈京仔が担当した。
 「1作1作歌の世界では大人にしてもらっています」と、それを披露。その歌の内容も「許されない恋に罪の意識を抱えながらも、深みにはまっていく主人公の女性を、白夜に重ねています」と話す彼女は、より大人の作品に取り組んでいる。

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写真・塩乃華織

 新曲は4月の発売。カップリングの「居酒屋『酒の縁』」も歌ったが、これも人気が高い作品であるという。このところ新曲のたびにステップアップしている感が強い。会場にはたくさんのファンも詰めかけるなど、熱い応援を受けていた。
 このほか日本クラウンヒット賞敢闘賞を初受賞した「命さらしても」なども歌った。


 羽山みずきはデビュー8年目。山形生まれの癒しのこぶしーをキャッチフレーズに、この日も地元庄内弁をふんだんに盛り込んだロック歌謡曲「おめおめロック」を賑やかに披露。
 彼女が関西で歌うのは4年ぶりだという。去年発売の「こころ町」も、「みなさんの前で歌いたかったけれど、コロナで歌えなかった」が、今年3月発売の新曲「ひとつ花」を歌える喜びをステージいっぱいに表していた。

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写真・羽山みずき

 新曲「ひとつ花」は、彼女の作品を初めて書いたという作詞家峰崎林二郎の作品。曲は今作も師匠の聖川湧が手掛けている。「自分の想いをはっきりと言葉にして伝える事ができる、強い性格の女性が主人公です」と、自分とは正反対の同性を歌う彼女に、新しい羽山みずきを見ますーと言った称賛の声が聞かれる。
 カップリング「私のあなた」も披露。こちらは軽快で明るい爽やか演歌。


 推薦曲コーナーの南さちこは、5年ぶりという新曲「道行き恋」と、何度も通って出来上がったという沖縄を舞台にしたカップリング曲「太陽(てぃだ)が昇る」を歌った。

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写真・南さちこ

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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