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シュガー(メロディーレコーズ)  民謡・ロックで鍛えた迫力歌唱でド演歌も大好き  「悪女になってパートⅡ」 [インタビュー]

◆曾祖父がロシア人というメロディーレコーズの歌手、シュガー。身長171センチという体格から放たれる歌声は迫力に満ちあふれている。デビュー曲のポップス歌謡「悪女になってパートⅡ」を2013年から歌っている。3歳から始めたのが民謡。今は演歌・歌謡曲のほかロックバンドのボーカルも務める。

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 シュガーの歌を聴いたのは2度目だった。前回は2年前。いずれもCDショップ・ミヤコ瓢箪山店が、歌手の松山ひろしとともに毎月開いているイトーヨーカドー歌謡フェスタの会場である。ミニスカートにロングブーツといった出で立ち。民謡、ロックと何でもこなす彼女だが、この日は歌謡曲デビューした「悪女になってパートⅡ」とカップリング曲の「輝いて」、そしてザ・ピーナッツのナンバーなどをカバーした。

 迫力ある歌は、幼い頃から民謡に親しみ、20代でロックバンドのボーカルを担当している数々の音楽遍歴によるものだろうか。
 3歳で立った民謡大会のステージが歌手デビューだったという。民謡の師匠だった祖父の影響を受けたものであったが、それがきっかけでジャズ、ロック、演歌・歌謡曲といった具合に音楽は何でも好きになっていった。

 「こぶしを回す弩演歌が大好きなんです。今は歌謡ポップスを歌っていますけどね」

 そろそろ新曲も?
 「出したいですね。でも事務所の社長からはもっと痩せなさい、と言われているんです」
 新曲リリースの条件はダイエット。デビュー当時から何と20キロも太ったという。昨年、こしをいため1日におにぎり1個と水1杯でも太る体質は、ロシア系のDNAらしい。

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 出身は東京だが、15年前から大阪に拠点を移している。
 10代で米国・ニューヨークへ音楽留学した。ニューヨークに3ヶ月いて、東京へ戻り、またニューヨークといった生活を続けていた。そんな時、両親が亡くなったこともあって、大阪へ足を向けるきっかけになった。
 「ニューヨークではゴスペルなどの音楽と英語を勉強してたんですが、英語はさっぱりでした。アメリカ人と大阪人の世界観は良く似ているんです。どちらも人懐っこくて住みやすいんです」

 大阪で今も活動を続けているロックバンドの昭和ロックスと出会う。
 2017年5月20日には大阪・天満橋のライブハウス、RAW TRACKSでのライブ「昭和ロックス LIVE2017」でも歌う。
 「わたしの『悪女になってパートⅡ』を聴いてファンになってくれた人が、ロックライブへ行くよ、と言ってもらうのですが、やめたほうがいいよ、と言っています。あまりに衝撃が大き過ぎるから」

 民謡や演歌・歌謡曲の世界とはまったく異なるハードロックだからだという。
 これからも大阪で活動を続けるの?
 「チャンスは東京のほうが多いと思うけれど、ここまでいるともう大阪からは離れられません」と話す、ロシア系東京生まれの大阪シンガーである。


[シュガー オフィシャルサイト]
http://tandaannon.com/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AC%E3%83%BC/
[シュガー メロディーレコーズ]
http://melody-records.com/artist/sugar.html





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