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大瀬戸千嶋、京都駅でライブ   「Change」などを演奏  広島や名古屋からもファンが [ライブ]

◆京都府レコード商協同組合(清水英司理事長)が推薦アーティストとして店頭アピールを強めているサックスとエレクトーンのインストゥルメンタルユニット、大瀬戸千嶋が2017年4月29日、京都駅ビル駅前広場の特設ステージでライブを行い、全7曲を演奏した。彼らが京都駅でライブを行うのは2度目で、広島や名古屋からファンが応援に駆け付けたほか、通りかかった外人観光客も足を止めて聴き入っていた。

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会場を沸かせた大瀬戸千嶋

 広島を中心に2006年から活動を始めた大瀬戸嵩と千嶋里志の2人による大瀬戸千嶋。4月29日、京都駅ビル20周年と京都鉄道博物館1周年を記念したイベント「THANKS LIVE in 京都駅ビル」 に出演した。

 大瀬戸千嶋は、長く広島を中心に演奏活動をしていたが、初めて広島県以外でライブを開いたのは京都だったという。京都・中京にある御池通りの地下街、ZESTの一角だった。「わずか5人程度しか集まらなかった」という寂しいイベントだった。それが今は、京都駅前の観光客の足も止めるほどの人気。

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サックスの大瀬戸嵩(左)とエレクトーンの千嶋里志

 彼らのライブには歌はまったくない。サックスとエレクトーンによる演奏だけである。そのハーモニーには、彼らと同年代の若者から中高年まで、年代に関係なく多くのファンが興味を募らせていた。
 この日は、激しい楽曲から物静かなバラード「with you(ウィズユー)」など、彼らの幅広いライブラリーの一端を味合わせてくれた。最後は「結成10年になる僕らも、次の10年に向けて変わりたい」と、4月12日にリリースしたばかりのアルバムの中から表題曲の「Change」を聴かせた。

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京都駅ビルのマスコットたちも登場して盛り上げた
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 広島音楽高校時代は生徒会長も務めたという千嶋と、金髪の大瀬戸の楽しい鉄道にちなんだトークは、自然と音楽にも耳を傾けさせてくれた。広島の三好と島根の江津を結んび、来年3月に廃線が決まっているJR三江線の列車の中にアップライトピアノを持ちこんで、ライブも催した話も披露していた。

 最後には、アンコールにも応えた大サービスの1時間余りのライブに、集まった人たちも満足気な様子だった。

 京都ではこの後、7月22日に全国ライブツアーの一環で、ライブハウス都雅都雅(京都・下京)でもライブを開催する。


[大瀬戸千嶋 オフィシャルサイト]
http://www.oosedochishima.com/index.html
[京都府レコード商協同組合]
http://www.music-kyoto.com/index.html



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