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市川由紀乃(キングレコード)  新曲「はぐれ花」  切ないながらも前向きに生きる歌の主人公と自らの歌手人生と重ねて歌う  演歌界のあべのハルカス [インタビュー]

市川由紀乃2.jpg◆3月22日に発売された新曲「はぐれ花」で今回もまたロングヒットを目指すキングレコードの歌手、市川由紀乃。昨年末には長年の夢であったNHKの紅白歌合戦への出場を果たした。そして今、自分の歌にファンの視線を強く感じるようになったという。期待を裏切らない歌を届けられるように、と時間を作ってはレッスンに励む。ジャンルにとらわれずに表現出来る歌い手になりたい、といった次なる夢に心を動かされている。


市川由紀乃・はぐれ花.jpg









 「はぐれ花」で初めて徳久広司が作曲を担当した。作詞は「風の海峡」(2013年)以来の麻こよみである。作品のコンセプトは「命咲かせて」(2015年)からの流れを踏襲して作られているという。が、市川にとっては「今作の方が一段と難しい」と感じる作品のようである。
 新曲を歌う度に「難しい」と感じてきたのかもしれないのだが、彼女は「ひたすらレッスンをしないと自分の中でダメになる」と漏らすように、練習に次ぐ練習でそれを克服してきた。

 コンサートやテレビ・ラジオ収録、キャンペーンなど全国各地での仕事をこなし、休日は月に1日か2日といった少なさで、今年の忙しさは去年を上回るほどだという。
 その中でわずかでもレッスンの時間を作る。
 「それをしないと胸を張って歌えないし、自分が納得してステージに立てない」と市川は話す。
 たまの休日には「母といる時間を大切にしたい」のだが、録音したレッスン音源に耳を傾けて、まる1日をレッスンの復習にあてることも少なくない。

 それがわずかずつでも自信へとつながっており「今年はぜひ、去年と違う自分を見てもらえる1年にしたい」とレッスンに臨んでいる。

 そんな中でどのように心のリフレッシュをしているのだろうか。気になるところである。
 「旅先で美味しものを食べたり、美しい景色を目に焼き付けて、身近なリフレッシュをするのが楽しみです」
最近では、番組の収録で訪ねた愛媛県松山市で、鯛の刺身をご飯にのせて醤油ベースのたれと生卵ををかけ、薬味を乗せて食べる、ご当地ならではの「鯛めし」を味わって、ひと時の安らぎを楽しんだようである。

■他人がやらないことを

市川由紀乃.jpg 彼女を忙しくしたのは、去年の大晦日のNHK紅白歌合戦への初出場であることには間違いない。演歌での初出場は13年ぶりという栄冠でもあった。それを境にして、芸能人には本当に才能があるのかを抜き打ちテストで判定するというバラエティ番組や、気になったニュースについて生激論を交わす情報番組など、歌番組以外のテレビ番組への出演が増えた。

 そうした機会が増えるに従って歌手、市川由紀乃を今まで知らなかった人たちも、彼女を知るようになって、歌を聴く機会も増えていく。
 「それだけに初めて市川由紀乃を見る人たちが、市川ってこんないい歌を歌うんだ、と思ってもらえたらうれしい」
これは彼女にとっては新たなプレッシャーであるのだが、確実に次のステージへとつなげるハードルなのでもある。






 さて、これからの市川由紀乃が目指すのは方向はどこなのだろうか。
 「日々のステージで育てられているところではあるのですが、演歌にとどまらず、いろんなジャンルを表現できる歌手になりたい。たとえばライブステージで着物やドレスを縦横に着こなして、演歌をさまざまにアレンジした歌を歌ってみたいですね」

 常に他人のやらないことをやりたいという市川らしい夢である。まだ歌手の間でも少なかったブログをいち早く書き始めたのも「少しでも早くファンに情報を届けたい」という思いからだった。それは今、自身の日記でもあり、歌手市川由紀乃の貴重なライフログにもなっている。
 そして今また、新しいステージへの挑戦へと意欲を見せることで「たった1度の人生、後悔のないように歌手の道を歩んでいく」と、さらなる成長へと目を向けている。




[市川由紀乃 オフィシャルサイト]
http://www.primecorp.co.jp/yukino-ichikawa/
[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522




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