第6回石見銀山歌謡祭 永井裕子、水田竜子、池田輝郎、竹川美子、川井聖子が新曲を熱唱 各地から400人のファンが応援に駆け付けた [イベント]
◆島根県石見地方最大の演歌ショー「石見銀山歌謡祭」(石見銀山歌謡祭実行委員会)が2017年5月28日、島根県大田市のサンレディー太田・ふれあいホールで開かれ、滋賀県から車で約5時間もかけてやって来たという人など、約400人で会場は埋め尽くされた。石見の国おおだ観光大使、松江観光大使と島根県で2つの観光大使を務めるキングレコードの永井裕子をメインに、スペシャルゲストの水田竜子(キングレコード)池田輝郎(同)竹川美子(日本クラウン)川井聖子(ウェブクウ)の5人が出演し、それぞれ新曲などを披露した。
第6回石見銀山歌謡祭に出演した右から池田輝郎、水田竜子、永井裕子、竹川美子、川井聖子の5人
同大田市でCDショップ「歌の駅えんか」を営む野際昭人社長が、市内の企業などの支援を受けて6年前から開催している、世界遺産、石見銀山の地の街おこしイベントのひとつ。1部は一般参加のカラオケ発表会のふれあいステージ。今回は70人が、プロも顔負けのステージ衣装を身につけて、日頃の練習の成果を発揮していた。
観客お目当ての2部のスターパレードでは、まず永井裕子が「皆さ~ん、ただいま。1年ぶりのステージです。お元気ですか?」と言ってステージに現れると、客席からは<お帰りなさ~い><ゆうこっちゃ~~ん>などと大きな歓声が飛んで、大田での人気の高さぶりを見せていた。
ゆうこっちゃ~ん、と大歓迎の永井裕子
永井が大田の街と出会って、もう10年にもなるという。そのきっかけとなったご当地ソング「石見路ひとり」、さらには去年松江観光大使を委嘱されるきっかけとなった「松江恋しぐれ」の2曲を続けて歌った。
このあと川井聖子が「坂田外伝 ~小春~ 」「蛍子」、池田輝郎は「湯の里しぐれ」「雨の夜汽車」、竹川美子は「江釣子のおんな」「雪の海峡 津軽」をなど歌って、まずはあいさつ。
2回目の出演となった川井聖子
川井聖子は関西を拠点に全国を飛びまわっているが、同歌謡祭は第1回目の出演以来2度目の出演だった。デビュー15周年を記念した最新曲「つゆ草」とカップリングでシンガーソングライターの河島英五が作詞・作曲した「旅的途上」も歌った。
「高山本線」で旅情を誘った池田輝郎
池田輝郎は同歌謡祭のムードメーカー。1953(昭和28)年生まれで、ステージでは<昭和のオヤジギャグ>連発のデビュー10年目。「54歳で風呂でプロになった」というだけに、もちろん歌はピカイチ。「路地裏・酒の川」「両家良縁晴々と」そして5月17日発売の新曲「高山本線」も披露した。
プロへの道を開いてくれた風呂で歌った佐賀県民謡「箪笥長持唄」も、さわりを聴かせると会場からは<オッ~!>といった声がもれていた。
発売間もない「船頭さん」をアピールした初出演の竹川美子
竹川美子は同歌謡祭は初出演ながら、島根県では度々キャンペーンを繰り返しているだけあって、熱心なファンもたくさん詰めかけ、<美子ちゃ~ん>の声援も飛んでいた。「むらさき川」(2008年)「下田慕情」(2014年)と、4月26日に発売したばかりの、人生に迷う女性に光を当てる歌「船頭さん」などを披露した。
スペシャルゲストの水田竜子は、石見地区や島根県ではすでに馴染みであるが、この歌謡祭には初めての出演。ご当地ソングを歌い続けてきて24年。初の代表曲になって「忘れられない1曲になった」というのが、デビュー15年目で山形県を舞台に歌った「紅花の宿」(2007年)であった。歌謡祭初ステージではそれとともに、愛媛県今治市が舞台の最新曲「船折瀬戸」も歌った。
ご当地ソングの新曲、愛媛県今治市が舞台の「船折瀬戸」を歌う水田竜子
水田の衣装は着物。すっかりと板に付いてきた感じだが「楽屋での着付けでは、着物では先輩になる裕子ちゃん(永井裕子)に怒られながら、着せてもらったんですよ」と舞台裏を披露。衣装を着物に替えた最初の楽曲「霧島の宿」(2015年)と島根県美保関が歌詞に出てくる「噂の港」を歌った会場を沸かせた。
来年も石見銀山歌謡祭で会いましょう-と永井裕子
大田市は第2のふる里と言ってはばからない永井裕子は、古都奈良を舞台に歌った新曲「飛鳥川」と「、大田の港を歌った「和江の舟唄」を披露。そして「雪国ひとり」「郡上八幡おんな町」といった切ない女性の気持ちを歌い上げた。
永井は「新曲の『飛鳥川』は歌い応えのある歌です。出だしが決まればあとはバッチリです」と新曲の解説を交えながら、来年の石見銀山歌謡祭での再会を誓っていた。
フィナーレは石見銀山歌謡祭恒例の出演者のサイン入りカラーボール投げ
[歌の駅えんか]
http://enka2700.wixsite.com/enka/home
第6回石見銀山歌謡祭に出演した右から池田輝郎、水田竜子、永井裕子、竹川美子、川井聖子の5人
同大田市でCDショップ「歌の駅えんか」を営む野際昭人社長が、市内の企業などの支援を受けて6年前から開催している、世界遺産、石見銀山の地の街おこしイベントのひとつ。1部は一般参加のカラオケ発表会のふれあいステージ。今回は70人が、プロも顔負けのステージ衣装を身につけて、日頃の練習の成果を発揮していた。
観客お目当ての2部のスターパレードでは、まず永井裕子が「皆さ~ん、ただいま。1年ぶりのステージです。お元気ですか?」と言ってステージに現れると、客席からは<お帰りなさ~い><ゆうこっちゃ~~ん>などと大きな歓声が飛んで、大田での人気の高さぶりを見せていた。
ゆうこっちゃ~ん、と大歓迎の永井裕子
永井が大田の街と出会って、もう10年にもなるという。そのきっかけとなったご当地ソング「石見路ひとり」、さらには去年松江観光大使を委嘱されるきっかけとなった「松江恋しぐれ」の2曲を続けて歌った。
このあと川井聖子が「坂田外伝 ~小春~ 」「蛍子」、池田輝郎は「湯の里しぐれ」「雨の夜汽車」、竹川美子は「江釣子のおんな」「雪の海峡 津軽」をなど歌って、まずはあいさつ。
2回目の出演となった川井聖子
川井聖子は関西を拠点に全国を飛びまわっているが、同歌謡祭は第1回目の出演以来2度目の出演だった。デビュー15周年を記念した最新曲「つゆ草」とカップリングでシンガーソングライターの河島英五が作詞・作曲した「旅的途上」も歌った。
「高山本線」で旅情を誘った池田輝郎
池田輝郎は同歌謡祭のムードメーカー。1953(昭和28)年生まれで、ステージでは<昭和のオヤジギャグ>連発のデビュー10年目。「54歳で風呂でプロになった」というだけに、もちろん歌はピカイチ。「路地裏・酒の川」「両家良縁晴々と」そして5月17日発売の新曲「高山本線」も披露した。
プロへの道を開いてくれた風呂で歌った佐賀県民謡「箪笥長持唄」も、さわりを聴かせると会場からは<オッ~!>といった声がもれていた。
発売間もない「船頭さん」をアピールした初出演の竹川美子
竹川美子は同歌謡祭は初出演ながら、島根県では度々キャンペーンを繰り返しているだけあって、熱心なファンもたくさん詰めかけ、<美子ちゃ~ん>の声援も飛んでいた。「むらさき川」(2008年)「下田慕情」(2014年)と、4月26日に発売したばかりの、人生に迷う女性に光を当てる歌「船頭さん」などを披露した。
スペシャルゲストの水田竜子は、石見地区や島根県ではすでに馴染みであるが、この歌謡祭には初めての出演。ご当地ソングを歌い続けてきて24年。初の代表曲になって「忘れられない1曲になった」というのが、デビュー15年目で山形県を舞台に歌った「紅花の宿」(2007年)であった。歌謡祭初ステージではそれとともに、愛媛県今治市が舞台の最新曲「船折瀬戸」も歌った。
ご当地ソングの新曲、愛媛県今治市が舞台の「船折瀬戸」を歌う水田竜子
水田の衣装は着物。すっかりと板に付いてきた感じだが「楽屋での着付けでは、着物では先輩になる裕子ちゃん(永井裕子)に怒られながら、着せてもらったんですよ」と舞台裏を披露。衣装を着物に替えた最初の楽曲「霧島の宿」(2015年)と島根県美保関が歌詞に出てくる「噂の港」を歌った会場を沸かせた。
来年も石見銀山歌謡祭で会いましょう-と永井裕子
大田市は第2のふる里と言ってはばからない永井裕子は、古都奈良を舞台に歌った新曲「飛鳥川」と「、大田の港を歌った「和江の舟唄」を披露。そして「雪国ひとり」「郡上八幡おんな町」といった切ない女性の気持ちを歌い上げた。
永井は「新曲の『飛鳥川』は歌い応えのある歌です。出だしが決まればあとはバッチリです」と新曲の解説を交えながら、来年の石見銀山歌謡祭での再会を誓っていた。
フィナーレは石見銀山歌謡祭恒例の出演者のサイン入りカラーボール投げ
[歌の駅えんか]
http://enka2700.wixsite.com/enka/home
「岡千秋のカラオケ万歳! with 歌に恋して」 岡千秋が「おはん」など自作曲をピアノで弾き語り 7月にJ:COMで放送 WARAKASU [テレビ]
◆J:COM関西で放送中の番組「歌に恋して」の公開収録が2017年5月26日、作曲家の岡千秋を特別ゲストに大阪市内で行われた。カラオケコンテストまじえて原田ヒロシ、生駒尚子、光岡洋らのゲスト歌手とともにレギュラーの渡辺要、みやま健二も出演。岡は一般参加のカラオケコンテストで審査委員をするとともに、ピアノの弾き語りで自ら作曲した作品の数々を制作秘話を紹介しながら歌った。この日の模様は7月1日、15日のいずれも午後9時から放送される。
オリジナル楽曲の弾き語りを聴かせた岡千秋
ディナーショー形式の公開収録「岡千秋のカラオケ万歳! with 歌に恋して」は今回で9回目。毎回、初詣ではたくさんの人で賑わう住吉大社(大阪市住吉区)にある吉祥殿で開かれている。
原田ヒロシ
渡辺要の「母は今でもこころの港」「大間崎漁歌」みやま健二の「浜撫子」などレギュラー歌手の歌唱をはさんで、カラオケコンテストが行われた。
ゲスト歌手による歌謡ショーでは、原田ヒロシは自分と同じ横浜の出身である美空ひばりの「悲しき口笛」「港町十三番地」などをカバーするとともに、自ら作詞・作曲した最新曲「秋時雨」も披露して、大きな歓声を集めていた。
渡辺要(左)とみやま健二
また光岡洋は「居酒屋人情」「島立ちの春」福島一は「津軽恋ふぶき」「安達太良カントリーロード」生駒尚子は「花の尚子の夢舞台」「浪花の女房」をそれぞれ歌った。
デビュー3年目で京都を中心に活動している三浦潤は「神戸...ひとり」四坂真知子も「九段の母」を歌った。
生駒尚子(左)と光岡洋
三浦潤(左)と四坂真知子
作曲した数が2000曲を超えるという岡千秋は、「長良川艶歌」のカップリングで五木ひろしが歌った「おはん」に始まり、普段はあまり聴くことができない「名前はリラ」(知花有黄)「千鳥酒」(太郎桃次郎)、さらには「河内おとこ節」(中村美律子)など、自作曲ばかり7曲を制作時のエピソードを披露しながら歌った。
福島一
■感動を歌で表現
これより先に行われた一般参加のカラオケ歌唱は、審査対象になる部門に37人が参加。1次審査に勝ち残った6人が1コーラスずつ歌って、優勝を競った。
優勝は三笠優子の「お浜」を歌った島野美智子さんが選ばれ「直前に手術をしたばかりで、声が出るか心配でしたが、とてもうれしいです」と喜びを語っていた。審査委員の岡千秋は「普段のままで、熱い気持ちを伝えてもらいたい。歌い始めの声の出し方をしっかりと身に付けると、さらに良くなります」と、参加した人たちへアドバイスを送っていた。
カラオケコンテスト上位入賞者の3人(中央)と審査員たち
■このほかの入選者次の通り。(敬称略)
準優勝 穴吹三枝子さん 「残月はぐれ節」(水沢明美)
3位 石木誠二 「おんなの灯り」(角川博)
歌唱賞 大村龍一 「王将物語」(渡辺要)内本勲 「蜻蛉の恋」(角川博) 真砂郁子 「夫婦桜」(金田たつえ)
夢ユメ子賞 松田紳二朗 「男酒」(鳥羽一郎)
なでしこ賞 野村洋子 「哀愁の酒」(キム・ヨンジャ)
Ryusei賞 田中美奈子 「きぬぎぬ川」(川中美幸)
ファッション賞 今井悦男 「男宿」(鳥羽一郎)
ヘアーメイク賞 松浦幸照 「湖愁」(松島アキラ)
オリジナル楽曲の弾き語りを聴かせた岡千秋
ディナーショー形式の公開収録「岡千秋のカラオケ万歳! with 歌に恋して」は今回で9回目。毎回、初詣ではたくさんの人で賑わう住吉大社(大阪市住吉区)にある吉祥殿で開かれている。
原田ヒロシ
渡辺要の「母は今でもこころの港」「大間崎漁歌」みやま健二の「浜撫子」などレギュラー歌手の歌唱をはさんで、カラオケコンテストが行われた。
ゲスト歌手による歌謡ショーでは、原田ヒロシは自分と同じ横浜の出身である美空ひばりの「悲しき口笛」「港町十三番地」などをカバーするとともに、自ら作詞・作曲した最新曲「秋時雨」も披露して、大きな歓声を集めていた。
渡辺要(左)とみやま健二
また光岡洋は「居酒屋人情」「島立ちの春」福島一は「津軽恋ふぶき」「安達太良カントリーロード」生駒尚子は「花の尚子の夢舞台」「浪花の女房」をそれぞれ歌った。
デビュー3年目で京都を中心に活動している三浦潤は「神戸...ひとり」四坂真知子も「九段の母」を歌った。
生駒尚子(左)と光岡洋
三浦潤(左)と四坂真知子
作曲した数が2000曲を超えるという岡千秋は、「長良川艶歌」のカップリングで五木ひろしが歌った「おはん」に始まり、普段はあまり聴くことができない「名前はリラ」(知花有黄)「千鳥酒」(太郎桃次郎)、さらには「河内おとこ節」(中村美律子)など、自作曲ばかり7曲を制作時のエピソードを披露しながら歌った。
福島一
■感動を歌で表現
これより先に行われた一般参加のカラオケ歌唱は、審査対象になる部門に37人が参加。1次審査に勝ち残った6人が1コーラスずつ歌って、優勝を競った。
優勝は三笠優子の「お浜」を歌った島野美智子さんが選ばれ「直前に手術をしたばかりで、声が出るか心配でしたが、とてもうれしいです」と喜びを語っていた。審査委員の岡千秋は「普段のままで、熱い気持ちを伝えてもらいたい。歌い始めの声の出し方をしっかりと身に付けると、さらに良くなります」と、参加した人たちへアドバイスを送っていた。
カラオケコンテスト上位入賞者の3人(中央)と審査員たち
■このほかの入選者次の通り。(敬称略)
準優勝 穴吹三枝子さん 「残月はぐれ節」(水沢明美)
3位 石木誠二 「おんなの灯り」(角川博)
歌唱賞 大村龍一 「王将物語」(渡辺要)内本勲 「蜻蛉の恋」(角川博) 真砂郁子 「夫婦桜」(金田たつえ)
夢ユメ子賞 松田紳二朗 「男酒」(鳥羽一郎)
なでしこ賞 野村洋子 「哀愁の酒」(キム・ヨンジャ)
Ryusei賞 田中美奈子 「きぬぎぬ川」(川中美幸)
ファッション賞 今井悦男 「男宿」(鳥羽一郎)
ヘアーメイク賞 松浦幸照 「湖愁」(松島アキラ)