SSブログ

木下結子(日本クラウン) 大阪・千日前で「chu-chu ライブ」  10年間続ける定期ライブ  [ライブ]

木下結子.jpg◆日本クラウンの歌手、木下結子が2017年9月20日、大阪・あべので10年間続けてきた定期ライブを、タイトルを「chu-chu ライブ」に変え、会場も同・千日前のカラオケ・夢想歌に移して開いた。会場はいっぱいのファンで埋まり、新曲「マリーゴールドの恋」「ノラ」「放されて」などオリジナル曲のほか、ギタリストの井上善日居のギター演奏で懐かしの歌謡曲や演歌をカバーした。









 気楽に木下結子の魅力をたっぷりと味わってもらおうと、10年前にスタートした月1回の定期ライブは、今回から大阪・ミナミの繁華街のど真ん中に会場を替えての開催。木下と共演する井上善日居は、生まれ年の干支が同じ子年であることから、ライブ名もネズミの鳴き声をもじって「chu-chu- ライブ」にした。

 この日は初めて彼女の生歌を聴くといった人たちも多く、木下の33年前のデビューからの歩みを紹介しながら、デビュー曲の「放されて」、デビュー5年目に出した「ノラ」、5年前に日本クラウンに移籍した際に出した「ウヰスキー」、そして2017年4月に出した最新曲「マリーゴールドの恋」などを歌った。
 初めてライブに参加したという女性から飛び出したリクエストに応え、予定を変更して前作の「愛は海」を披露するといった一幕もあった。

木下結子2.jpg
木下結子4.jpg

 このライブは普段着姿で、観客と膝を突き合わせるような感覚で歌うラフなスタイルなのが売りもの。
 オリジナル曲をカラオケで披露するとともに、ギタリストの井上のギター演奏で歌うコーナーも毎回盛り込んでいる。今回は「誰もいない海」(トワ・エ・モア)「少年時代」(井上陽水)「花になれ」(田川寿美)「のぞみ(希望)」(船村徹)を披露した。

木下結子3・井上善日居.jpg
井上善日居による映画「ゲド戦記 テルーの唄」のハーモニカ演奏

 「のぞみ(希望)」は、船村徹が自ら書いた作品で、刑務所慰問の際に歌っていた。それに同行した鳥羽一郎は今も歌い続けている。実は彼女も、かつてサンミュージック(東京)に所属していた時代に、2度ほど刑務所を慰問したことがあるという。「受刑者による昼ご飯を頂いたり、折り紙で作った花束をもらって歓迎してもらったことがあります」と、思い出を話していた。


 木下は11月14日には、東京・小岩の音曲堂でライブを開くほか、12月18日には毎年恒例のクリスマスディナーショーを、大阪市都島区の太閤園・ダイヤモンドホールで催す。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kinoshita/whats.html






nice!(6) 
共通テーマ:音楽