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渡辺要、みやま健二、五条哲也など男ばかりの8人ライブ「男の演歌」、和太鼓などのバンド演奏でオープニング 京都市伏見・ダイゴローホール [イベント]



◆男性歌手8人によるライブ「男の演歌」が、2017年10月29日、京都・伏見の京都市醍醐交流会館(ダイゴローホール)で開かれた。オープニングは出演者全員によるバンド演奏。小気味好良いテンポで進められて、見る人、演じるもの誰もを楽しませた。これに先駆けて行われた1部の「三浦潤3周年記念歌謡ショー」は、京都在住の歌手、三浦潤のデビュー3周年を祝うファンらの声援でいっぱいだった。

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 圧巻だった「男の演歌」渡辺要、光岡洋、みやま健二、五条哲也、福島一、響竜也、青山勝、三浦潤といった男性ばかり8人の歌手による「まつり」(北島三郎)のバンド演奏と、渡辺の大太鼓とボーカルで幕を開けた。
 それぞれのメンバーが久しぶりに手にするキーボード、ドラム、ギター、コンガ、和太鼓などの楽器を担当。約1ヶ月前から京都市内のカラオケ喫茶店に全員が何度も集まって、練習を繰り返して本番に臨んだ。

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 約200席ある会場は、それぞれのファンで埋め尽くされ、初めて見る贔屓の歌手の姿に大きな拍手を送っていた。

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 さらには男の演歌と白く抜かれた文字が背中に入った、揃いの黒色Tシャツを着た8人が、テレビドラマの主題歌に合わせて客席から登場。凛々しくステージに立つ姿も、演歌イベントの新しい試みとして目を引いた。

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渡辺要(左)と光岡洋
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みやま健二(左)と五条哲也

 歌謡ショーは三浦潤、青山勝、響竜也、福島一、五条哲也、みやま健二、光岡洋、渡辺要の順でカバー曲などを挨拶代わりに1曲ずつ披露した後、オリジナル最新曲などを歌った。
 トリの渡辺要は去年12月に出した「母は今でもこころの港」を歌った。
 この歌は8人兄妹の末っ子だった自身が25歳の時に60歳で亡くなった母親が「中学を卒業した15歳で上京する際に高松港まで見送りにきてくれた」(渡辺)ことなどを想い起こして歌ったもの。

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福島一(左)と響竜也
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青山勝(左)と三浦潤

 会場には渡辺と同世代の観客も多く、しんみりと聴き入っていた。

■三浦潤の3周年を祝う

 三浦潤は、声優の養成所などを経て、子供の頃から憧れていた歌手として2014年にスタートを切っている。京都で活動していたが、先輩歌手で同じ京都出身のみやま健二の勧めもあって、大阪の音楽事務所に所属。「三浦潤3周年記念歌謡ショー」は、そこの支援もあって実現にこぎつけた。

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熱唱する三浦潤

 全14曲を歌った記念歌謡ショーのメインは、やはりデビュー曲の「神戸… ひとり」とカップリングの「函館から東京へ」の2曲。鶴岡雅義と東京ロマンチカの「小樽の女よ」を小学生の頃から歌っていた、というだけあって、デビュー曲もムードたっぷりの歌謡曲。

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出演者から祝福を受ける三浦潤(中央)

 ステージでは2部の「男の演歌」に出演する7人の歌手が勢揃いし、三浦のデビュー3周年を祝った。また甥からは「おっちゃんおめでとう」と、花束が贈られていた。






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