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中西りえ(日本クラウン) 「おんな牛若 運命(さだめ)橋」  カッコイイ主人公・女牛若丸  SF小説のように楽しい楽曲 [インタビュー]

中西りえ.jpg◆「京都・五条大橋にある牛若丸と弁慶の石像前で記念写真を撮ってきたんですよ」2017年12月6日に新曲「おんな牛若 運命(さだめ)橋」を出した日本クラウンの歌手、中西りえは、関西キャンペーンの合間を縫って趣味の写真撮影をするなど、新曲のアピールに励んでいた。今日12月16日には、大阪市内でテレビ番組「演歌ジャックス」の収録にゲスト出演して歌を披露する。


中西りえ・おんな牛若 運命(さだめ)橋.jpg









 「土佐っぽカツオ船」(2015年)から前作の「おんな花火師 花舞台」(2016年)まで、3作続けてはかま姿の衣装で歌ってきたが、「おんな牛若 運命橋」では両肩を露出した真っ赤なドレスに着替えて、今までの作品の中で最も女っぽい衣装で歌う。
 「周りの人たちを驚かせてやりたい、と和楽器など〈和〉を一切使わずに和を表現してみようと、今回ははかまを脱いで洋服にしました」(中西)
 そうは言うものの、初めて肌を露出する衣装には少し照れも隠せない様子である。

 本人の想いとは裏腹にドレス姿はかなり格好いい。それと同じように「おんな牛若 運命橋」は、牛若丸が女の子だったら・・・と「まるでSF小説のような内容で、格好良く仕上がっている」と中西。
 そのおんな牛若丸は好きな人を守るために、♪ ひらりひらりと 舞い踊る 〜 のであるが、中西は「牛若が好きな人は、もしかすると弁慶かも」と想像する。

 これもなかなかSFチックで、なんと楽しい歌なのだろう。
 「私の歌はしばしば玄人っぽい、と言われるのですが、この歌は演歌らしくなくて、聴いても歌っても、どちらでも楽しめます」(中西)
 しかも主人公の牛若は ♪ あなたと私 引き裂くものは 許さない 〜 と、芯の強い女の子でもある。
どこか中西と牛若が重なるようにも思える。

 発売間もないが、「いい曲」「りえちゃんの作品の中で一番好き」などと、反響も上々のようである。

■30年後でも歌える歌を

 カップリング曲の「ニッポン女子のお出ましよ」は、毎日々、満員電車で出勤している独身女子の1日を歌っている。中西は「女子に向けての新感覚応援歌ですね。毎日満員電車に乗っている私にも共感出来ます」と、自らを励ます歌のように歌う。
 彼女は三重県から上京して13年になる。「今もたとえば ・・・やんなぁ 〜 など伊勢弁が飛び出すことがあります」
 伊勢と言へば「赤福」「伊勢神宮」を連想するが、今年は伊勢神宮奉納花火大会でオープニングの挨拶を任されている。そこで「おんな花火師 花舞台」の歌が流れるなど、充実した1年を送っている。

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牛若丸と弁慶が出会ったとされる五条大橋を
「おんな牛若 運命橋」を歌いながら歩いたという中西りえ

 来年は「今年から始めたものの、中途半端になっているソプラノサックスの練習や写真撮影の腕をあげたい」といい、本業の歌については「20年、30年後でも歌えるものを歌っていきたいです」と、高いハードルを掲げる。





[中西りえ オフィシャルサイト]
http://www.sunnysb.jp/rie/
[中西りえ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/nakanishi/whats.html






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