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キングレコード歌謡文化アカデミー、椎名佐千子の「舞鶴おんな雨」を課題曲に指導者歌唱講習会  岡千秋が歌唱法伝授   ミニライブも  新大阪 [イベント]

◆自分なりに歌の映像を描きながら発声してみる-。キングレコード歌謡文化アカデミー(KBA、三田誠理事長)が、2018年4月22日、傘下の歌唱教室の指導者や生徒などを対象に、大阪市淀川区の大阪ガーデンパレスで開いた指導者歌唱講習会で、講師を務めた作曲家の岡千秋は、椎名佐千子が歌う新曲「舞鶴おんな雨」(2018年1月発売)の歌唱方法をアドバイスした。この日はまた、椎名のミニライブも行われた。

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KBA指導者歌唱講習会で「舞鶴おんな雨」の歌唱指導をする岡千秋


 指導者歌唱講習会は年に1回、指導者や生徒などに向けてキングレコードの歌手の最新曲を課題曲に、作曲を手掛けた作曲家から直接に歌唱のノウハウを教えてもらうというもの。毎回、東京・大阪・福岡の3会場で行われている人気イベント。
 今年は椎名佐千子「舞鶴おんな雨」が選ばれ、作曲をした岡千秋が実際に歌いながら、歌唱のポイントを伝授した。

 大阪会場には地元関西をはじめ東海、中国などから約50人が参加した。
 「舞鶴おんな雨」の1番を3つのブロックに分けて、実際に岡が歌っていく方法で「歌い出しは低い音ですが、しっかりとためて歌ってください。普段しゃべっているような感じで、力を入れないで歌うのがコツです」と、細かくしかも分かりやすく教えた。

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力を入れずに、自信をもって歌いましょう-などと丁寧にアドバス

 さらに「その後は、強く、リズムに乗って、徐々にふくらませ、最後はそのまま強く歌い上げていきます」とも。

 受講者4人が登壇して、1人ずつ1コーラスを歌い、アドバイスを受けるコーナーもあって、岡は「歌が暗くならないように、喉をしっかりと開いて楽に歌ってください」や「1つひとつの音を丹念に出しましょう」などと、繰り返し繰り返し時間をかけてアドバイスしていた。

 受講した指導者は「丁寧な指導で分かりやすくて良かった」と満足していた。岡も「この歌は渾身の力を込めて曲を書きました。それだけに評判も上々のようです。皆さんの力で彼女の代表曲にしてください」と話していた。

 椎名佐千子によるライブも行われ、「舞鶴おんな雨」のほか「哀愁日本海」前作の「ソーラン鴎唄」を歌った。前夜に急きょ決めたという「浪花恋しぐれ」(1983年)を岡と椎名がデュエットするといった豪華なプレゼントもあって、受講者たちは大喜び。

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岡千秋・椎名佐千子の「浪花恋しぐれ」で会場を沸かせた

 椎名も「別れた人を忘れられずにいるけれど、前を向いて生きていこうといった主人公の心境を理解して、それぞれの表現方法で歌って下さい。歌ってもらうことがヒットにつながります」と、呼びかけていた。

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ミニライブで「舞鶴おんな雨」を歌う椎名佐千子

 また椎名は、6月17日放送予定のNHKのど自慢に出演することも報告していた。会場が兵庫県三木市ということもあって、この日参加した指導者たちに「ぜひ応募して『舞鶴おんな雨』を歌ってください」とアピールしていた。

 講習会後の懇親会の席では、岡や椎名と記念撮影をする人たちが引きも切らなかった。





[キングレコード歌謡文化アカデミー]
http://www.kingrecords.co.jp/KBA/







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