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浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 関西にこだわり続けて25年 新曲「いさりび鉄道」 舞台は 「霧多布岬」(‘05年) 以来の北の大地 [インタビュー]

浅田あつこ2.jpg◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、浅田あつこがデビュー25周年記念シングル「いさりび鉄道」を2018年12月5日にリリースする。舞台は北海道の旧JR江差線の函館から木古内間を走る第3セクター、道南いさりび鉄道。作詞家の鈴木紀代が実際に乗車して着想したという。すでに函館観光大使就任が決定しており、来春には現地で任命式も。デビューから一貫して大阪を拠点に活動してきた彼女、これからも関西にこだわり続けて歌って行くという。


浅田あつこ・いさりび鉄道.jpg









 この歌が、先の地震で落ち込んでいる北海道の元気を押し上げてくれればうれしいー。浅田あつこはこのように、新曲「いさりび鉄道」に期待を寄せる。
 この楽曲を書いた作曲家の杉尾聖二、編曲家の伊戸のりおはいずれも北海道・札幌市の出身である。さらに歌詞を書いた鈴木紀代は今年、北海道で骨折し、現地で入院生活を送っていたという。そこで生まれたのが、かつて乗車したことがあるいさりび鉄道を題材にした、この恋歌だったのである。

 なんとも稀な3人の北海道繋がりで出来上がった「いさりび鉄道」である。浅田は北海道を舞台に歌うのは、2005年に出した「霧多布岬」以来だという。
 「北海道旅行で行ってみたい所のナンバーワンは函館なんですって。新曲はきっと、漁火を見ながら走るロマンチックないさりび鉄道との架け橋になってくれるでしょうね」

 そんな新曲はすでにファンの前で披露されている。反応は上々だという。
 「まるで私が掃除機にでもなったかのように、聴く人たちを次々と吸い込んでいくようで、気持ち良く歌えますね。イントロが流れると、北海道の景色が浮かんでくる壮大さを感じます」

■大阪のあっちゃんやで、オッチャンと違うで

浅田あつこ1.jpg カップリングは「河内のおとこ」
 お得意の河内ものである。前作の「河内のからくち」など、彼女には地元の河内を歌った楽曲は多い。河内もののオリジナル楽曲を集めた、たとえば「ザ・河内」のようなアルバムも出してみたいという。

 浅田あつこと言えば関西。関西と言えば浅田、というように、25年間、脇目も振らずに活動拠点は関西に置いてきた。東京へ来ないか、といった誘いもあったが「一度も関西を離れたことがありません。自分らしくいられる、居心地の良さが一番の理由ですね」と、関西でのポジションを作り上げてきた。

 大阪で形になるものを追い求め、関西から演歌・歌謡曲を盛り上げて行きたい、と頑張り続けてきた。ステージを降りると大阪のあっちゃんだが。一度、ステージに上がると全国区のあっちゃんの顔になる。


 もちろん大阪にいるハンディもあった。
 「ラジオ番組も少ないし、全国ネットのテレビにもなかなか出演できなかった」
 遠回りしたものの関西の顔になった今は、東京からも声がかかるようになった。
 これからも関西に居続けるのに変わりはない。
 「東京に住み家を持てるように頑張ります」

 25周年を記念したイベントも企画中である。コンサートも演りたいという。
 「これを機に自分を見つめ直してステップアップさせたいですね。今までもそうであったように、後は振り返らずに、前だけを見て行きたいです」
 浅田あつこはこれかもぶれることなく、大阪のあっちゃんとして愛くるしい笑顔を振りまいてくれることだろう。





[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html






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