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木下結子(日本クラウン)  クリスマスディナーショー  新曲「おはじき」や「放されて」「ノラ」のオリジナルなど20曲披露  大阪・太閤園 [イベント]

◆新曲「おはじき」を2018年7月に出した日本クラウンの歌手、木下結子が1年を締めくくる恒例の「クリスマスディナーショー」を12月20 日、今年も大阪市都島区の太閤園で開いた。新曲のほかデビュー曲で日本有線放送大賞新人賞受賞曲「放されて」(1984年)や代表曲として今なお数多くの人たちに歌われている「ノラ」(1989年)など全20曲を生バンドで歌った。岡山・新見市や長崎市など遠方からも駆けつけたファンの姿も見られた。

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 出来ることはなんでもやろうと新曲の発売を機にテレビ・ラジオの出演のほか、全国でのキャンペーンを積極的に展開してきた。今年で11年目になる定期ライブ、Chu–Chuライブも每月1回、大阪市内のカラオケ喫茶店で開いてきた。
 そうした1年を支えてきたファンへの感謝を込め、オープニング前に「おはじき」のキャンペーンコスチュームを着て「ありがとうございました」とあいさつ。観客1人ひとりに来場記念の<アメちゃん>をプレゼントして回った。

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 日本クラウンに移籍した6年前から、作詞家高畠じゅん子の作品を歌い続けている。おはじきのように弾き飛ばされる寂しい女性の物語である「おはじき」、カップリング曲でタイ・バンコクのチャオプラヤ川で水浴びをする子供たちを見て書いた「チャオプラヤ川」も同じ高畠作品。

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 その「おはじき」が今年、第51回日本作詩大賞にノミネートされた。木下にとってはデビュー時の日本有線放送大賞新人賞以来の大きな賞レースであった。「来年も今年以上にいい年になると思います」と、歴代の日本作詩大賞受賞曲の中から6曲を選び「魅せられて」「北の蛍」などを歌った。

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 本番の衣装はラメ入りの黒色ドレスと緑色のドレス。「アイドルになった気分です」とおどけて見せると、客席からは「メッチャ可愛いよ」と声援も送られていた。オリジナル曲「愛は海」では両手を大きく広げて、黒いドレスでキラキラと光る海を表して見せた。

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 高畠と共に新しい歌世界を作り上げている木下だが、彼女と言えばやはり「放されて」であり、また「ノラ」を抜きにしては語れない。「この歌があったからこそ、高畠先生につながりました。いずれも私の財産です。デビュー当時に応援していただいた人の中には、すでに亡くなった方もいますが、どこかで見守ってくれているはずです」と木下。

 続いてステージで、それら2曲を聴かせると、客席のファンは彼女ならではの歌の世界へと誘われているよであった。

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 エンディングは、この日が誕生日でChu–Chuライブでもギター演奏をする井上善日居が作曲した「ありがとう そしてこれからも」。これを歌いながら木下は再びステージを降りて、ファンの1人ひとりにあいさつして回り「来年も元気に歌っていきたい」と話していた。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kinoshita/whats.html







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