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木下結子(日本クラウン) 今年初めてのChu–Chuライブ 36年目の意欲見せる 千日前・カラオケ夢想歌 [ライブ]

◆去年以上に弾ける年にしたいー。日本クラウンの歌手、木下結子は2019年最初の「Chu–Chuライブ」を、同1月16日、大阪・千日前のカラオケ夢想歌で開き、デビュー36年目に入る今年にかける意気込みを見せた。

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36年目の意欲を示す木下結子


 入りきれないほどにいっぱいの店内で、今年初めてのライブは始まった。
 ファンを前に木下結子は「気がつくと、もう36年目です。この間、歌手を辞めようと思ったことも1回や2回ではありませんでした。でも皆さんの応援に支えてもらうことで、続けることがてきました」と語りかけた。

 去年は全国各地で歌ったほかテレビに出演もした。第51回日本作詩大賞に新曲の「おはじき」がノミネートされ、改めて歌手木下結子の存在感を高めた年でもあった。さらにはたくさんのファンがいる岡山・新見市では、自主制作映画に出演して新たな挑戦を見せた1年であった。

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ギタリストの井上善日居(左)のギター演奏で歌う

 ライブでは毎回、ファンからのリクエストに応えて、木下が歌うコーナーがある。
 今回、聴かせてくれたのが、2018年5月に徳間ジャパンコミュニケーションズからリリースされた「ずっと愛している」。これを歌っているのは、還暦を迎えてメジャーデビューを果たした崎島じゅんである。

 崎島はインディーズから出したオリジナル曲を、街頭で歌うストリート活動から始めて、カラオケ喫茶店・ライブハウスなどで地道に歌い続けて、去年ようやく同曲で長年の夢を実現させている。
 彼女のホームページによると「2年前のオーディションでは落選したけれど、審査員から、深海の底に沈んでいたワインを何十年もたって引き上げて飲んでみると、とても美味しいじゃないか、と言われたのを励みに頑張った」と書いている。

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 その歌を紹介した木下は、自身の日本コロムビアからのデビュー曲「放されて」は、当初、関西ローカル曲だったが、急きょ全国発売することになったのに合わせて上京したという。それから約9年、シングルを4枚リリースして東京で活動したものの、想い半ばで大阪に帰っている。
 その後は関西中心にライブ、コンサート活動を続けたものの、出したCDは1枚と少ない。ところが2012年に「ウヰスキー」で日本クラウンに移籍すると、18年の「おはじき」まで立て続けに6枚のシングルを出して、説得力ある歌唱で木下ならではの歌世界を作り出している。

 復活曲となった「ウヰスキー」で、♪ 人生はやり直しがきくのよ いいことあるって思わなきゃ 〜 と、髙畠じゅん子の詞を歌う木下は、40年来の夢を叶えた崎島の歌と重ねながら「諦めないことは夢につながる」と、自らの歌手人生を振り返っていた。

 この日のライブではまた、「放されて」から「おはじき」までオリジナル曲も聴かせた。

 次回の「Chu–Chuライブ」は、2019年2月22日に同店で開かれる。開演時間は午後7時30分。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 日本クラウン ]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kinoshita/whats.html






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