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第172回KOBE流行歌ライブ、北川大介・小桜舞子・Kenjiro・岡田しのぶが出演 [ライブ]

第172回KOBE流行歌ライブが2019年1月17日、神戸・新開地のKAVCホールで開かれた。出演したのは北川大介(日本クラウン)小桜舞子(テイチクエンタテインメント)Kenjiro(同)岡田しのぶ(同)の4人。それぞれ新曲などを熱唱した。

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第172回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 「お客様1人ひとりの顔を覚えたいから」
 北川大介はこの日も、全歌唱曲7曲中ステージの上で歌ったのは、新曲の「噂の湘南漁師町」とカップリング曲の2曲だけ。オープニングは客席後方からの登場で、持ち時間の大半を客席で過ごした。
「顔を覚えておくことで、次にどこかの会場でお会いした時に、いつもありがとうございます、ご無沙汰でしたなどと声をかけることができます」
 北川ならではのファンサービスの現れであった。

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北川大介

 デビュー21年目のベテランらしい心配りを見せていた北川は、そのオープニング曲は開催地に合わせて、港町の神戸を石原裕次郎ばりに歌った。


 このKOBE流行歌ライブのその日は、24年前に阪神淡路大震災が発生した当日であった。小桜舞子は自身がレコーディングしたのが、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の数日後という「おんなの夜汽車」を、「価値観が一変したほどの出来事だっただけに、忘れられない平成の1曲」としてまず披露した。

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小桜舞子

 愛らしい表情で女心を歌う彼女は 「関西は言葉が温かいのが良いですね」と、同じレコード会社で大阪出身の川中美幸の「二輪草」で可愛い妻を、村上幸子の「女の雪国」では一途に恋慕う女性の姿を、そしてオリジナルの「堀部安兵衛の妻」では死にゆく夫を見送る気丈な武士の妻を聴かせた。
コーナーラストでは、愛しているからこそ身を引いて行く優しい女性が主人公の新曲「他人傘」を披露した。


 この日、岡田しのぶは赤いけだしを見せながらの熱唱。まずインディーズ時代に出した「新田義貞」から。南北朝時代の武将、新田義貞は岡田と同じ群馬県太田市の生まれと言われ、建武の中興の立役者の1人である。その馬のいななきと共に勇壮なイントロで始まる歌で、地元の英雄を讃えた。

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岡田しのぶ

 また、2018年6月にテイチクエンタテインメントからメジャーデビューした楽曲「いのち預けて」も披露した。「7歳から演歌を歌っています。これから関西でも頑張ります」とアピールしていた。


 2009年に「冬恋かなし」で歌手デビューしたKenjiroは、それを自身のコナーのオープニングで歌った。12年にはテイチクエンタテインメントからメジャーデビューしており、この日は新曲の「愛つまびらか」カップリングの「誰彼花-だかればな-」前作の「大阪レイン」などを歌った。

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Kenjiro







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