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松前ひろ子(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 大阪でも歌手生活50周年感謝の集い 6月には記念コンサート、来年は三山ひろしと歌番組も [イベント]

◆デビュー50周年を迎えている徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、松前ひろ子が2019年2月26日、大阪・茶屋町のライブレストラン、ファンタイムボニーラで、CDショップやマスコミなど業界関係者を集めて歌手生活50周年の感謝の集いを開いた。新曲「女一代演歌船」を披露するとともに、自らの歌手人生を振り返り「来年は同じ事務所で娘婿の歌手、三山ひろしと歌番組も」と51年目への意欲を見せた。

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目を赤くして歌手生活50年を振り返る松前ひろ子


 松前ひろ子の50年に及ぶ歌手人生は、決して平坦ではなかった。
 1男8女の兄弟の中で育った彼女は、従兄で歌手の北島三郎を前にしてアカペラで歌って「イケるな」と評されたことで、歌手を目指すことになった。
 歌手になることに反対していた両親を押し切るように家出をし、北島に弟子入り。1969年に歌手デビューしている。ところが2年後に交通事故に遭って、一旦は歌手から身を引いた。

 作曲家中村典章正と結婚するが、歌手への想いは捨てがたく「レコード会社のオーディションを色々と受けました」(松前)が、ことごとく断れたという。
 それでも執念で8年後に「浮草慕情」で復帰を果たしている。
 2019年2月13日にリリースした「女一代演歌船」は、39枚目のシングルになる。

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50年の思い出の数々を歌う

 3年前には2度目の狭心症の手術を受けており、以来、運動や食べ物など健康に気を遣う毎日を送っているが、歌への想いはまったく変わっていない。

 この日の会場には松前のオリジナル曲「銀座小路」(2015年)の詞を書いた、在阪の作詞家、もず唱平が姿を見せて、「これからも情熱を持って歌い続けてください」と、花言葉を重ねて彼女に薔薇50本の花束を贈った。

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もず唱平は薔薇の花束をプレゼント

 松前はそれに応えるかのように、出したばかりの新曲「女一代演歌船」を披露すると共に、同カップリング曲の「北の岬」も歌った。さらには交通事故から8年後に再デビューを果たし、ソニーレコードから出して10万枚が売れたという「夫婦草」(1995年)など、当時の代表曲も聴かせた。

 徳間ジャパンコミュニケーションズの下川一秀常務は「新曲は松前さんの歌手人生に重なる記念曲に相応しい1曲です。代表曲のひとつになるでしょう」と、アピール。

■三山ひろしに後押しされて

 門弟である三山ひろしとの出会いは、14年前に松前が経営するライブレストランでアルバイトにやって来たのがきっかけだった。「それから3日後に歌手としての才能を感じた」(松前)という通りに、今はNHKの紅白歌合戦に連続出場するまでに育っている。
 松前は「彼は私を先生と呼んでくれますが、それに恥ずかしくないようにヒット曲を目指し、1日1歩ずつ前に進むように頑張ります」と話していた。

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来年は三山ひろしと歌番組も計画

 三山はビデオメッセージを寄せて松前の50周年を祝った。嬉しそうにその画面を見つめていた彼女は「来年は三山と一緒に歌番組をやっているかもしれません」と、新たな挑戦に胸を弾ませていた。

 松前はまた、2019年6月2日の東京・浅草公会堂に次いで、同10日には兵庫県尼崎市のあましんアルカイックホールでも、歌手人生50周年記念コンサートを開く。


[松前ひろ子 オフィシャルサイト]
http://h-matsumae.migan.co.jp/
[松前ひろ子 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/matsumae.html







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