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中西りえ(日本クラウン) 好スタート 「海峡迷子 / 東京かぐや姫」 4月には水城・徳永とライブ第2弾 [インタビュー]

◆初めての哀愁演歌である新曲「海峡迷子」を2018年12月に出した日本クラウンの歌手、中西りえが、19年4月6日に、同世代の仲良し歌手仲間の水城なつみ(キングレコード)徳永ゆうき(ユニバーサルミュージック)と一緒に、ライブ「花よりだんご 良い子・悪い子・普通の子 〜新年度編〜 」を、JR東京駅前のヒットスタジオトウキョウで行う。去年12月に初めて3人で開いたが、それの好評を受けての第2弾。今回は1970年代にフジテレビ系列で放送された人気バラエティー番組「欽ちゃんのドンとやってみよう!」のオマージュ版になるという。

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 「演歌っぽくないライブなんですよ」
 中西りえはそう話してくれた。
 確かに前回は初音ミクの「千本桜」まで飛び出したのだから、振り袖で切ない女性を歌う演歌を期待した人は驚きであろう。
 しかもワンピースにリクルートスーツ、それにお揃いのTシャツといった具合に、普段はあまり見ることが出来ない3人のコスチュームも見もの。

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左から水城なつみ、中西りえ、徳永ゆうき(中西りえのブログ「歌力一直線」から転載)

 観客も20代から70代までといった幅広い年代の人たちが、彼らの歌と寸劇のパフォーマンスを見にやって来た。

 今回のライブの内容は当日のお楽しみだが、事務所も違えばレコード会社もまちまちの3人が話し合って決めている。カラオケボックスに集まったり、会えない時にはLINEで打ち合わせをする。
 「3人の中ではリーダーを作らないで、タメ語で話すことも認めているんです。それでも話が脱線しそうになると、年長の私がコントロールします。ライブでは仲の良い3人の姿を見てほしいです」と中西。

全国踏破してヒットへ

中西りえ・海峡迷子.jpg 中西は2012年に「北海男節」でデビューしている。今年33歳。美空ひばりが好きな一方でアニメが好きでドリームズカムトゥルーや椎名林檎も好きという。
 新曲の「海峡迷子」は8枚目のシングル。今作から初めて、演歌の定番衣装である着物を着た。恋への未練を引きずって最終フェリーで北国を目指す女性を歌う。
 とにかく暗い歌世界だが「3番では明日への希望を感じてもらえます」と笑う。

 「研ナオコさん、ちあきなおみさん、内藤やすこさん、中島みゆきさんの歌世界が好きなんです。だから今回の新曲は、いつかは歌ってみたかった作品なんです」

 デビュー8年目にして、ようやく時機到来といった風である。

 評判も上々のようである。
 「この作品は今までの中で一番、皆さんに歌われているんじゃないでしょうか。難しい歌だけど、歌い過ぎないで語りなさい、とアドバイスを受けました」

 これを是非ともヒットさせるためにも「まだ無名の私を1人でも多くの人に知ってもらいたい」と、全国でキャンペーンなどを展開する。47都道府県全てを踏破するまでにあと4県になっている。





[中西りえ オフィシャルサイト]
http://www.sunnysb.jp/rie/
[中西りえ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/nakanishi/whats.html







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