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新番組「BS歌謡スクエア 」 4月7日スタート、毎週日曜日BS12トゥエルビで 村野武範・安倍里葎子が司会 [テレビ]

◆70年代の人気テレビドラマ「飛び出せ!青春」などで知られる俳優の村野武範と、テイチクエンタテインメントの歌手、安倍里葎子が司会をする演歌・歌謡番組「BS歌謡スクエア」が2019年4月から、衛星放送のBS12トゥエルビで始まる。毎週ゲスト歌手を招いて最新曲を披露するほか、ヒット曲誕生秘話など楽しい内容のトークコーナーも。全国からご当地歌手を紹介する〈飛び出せ!ご当地歌手!〉ではメジャー歌手への登竜門にしていくという。

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番組司会の村野武範(右)と安倍里葎子


 番組は4月7日から毎週日曜日午前5時30分から30分間放送される。
 このほど4月に放送される4回分の収録が、徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、佳山明生と同・三船和子が出演して、東京・品川のジョイサウンド品川港南口店にあるJスクエア品川で行われた。

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 司会の村野武範は青春ドラマ「飛び出せ!青春」や料理番組「食いしん坊!万才」などで知られるが、2017年9月には、CDとしては初めての作品となる「ハマナス / 愛を下さい」(日本エンカフォンレコード)を出している。
 ジョークを交えたトークはすでにお馴染みだが、もうひとりの司会者の安倍里葎子とのコンビの軽妙ぶりを見せていた。

 安倍里葎子はデビュー曲で大ヒットした「愛のきずな」は、今も多くの人の記憶に残っている。橋幸夫とのデュエット曲「今夜は離さない」は、デュエット曲の代表曲としてカラオケで多くの人に歌われている。
 一昨年にテイチクエンタテインメントに移籍。第1弾の「恋人気分で」が好調に推移している。

 もう1人のレギュラーが、会社社長との二刀流歌手として70歳でデビューしたSASAKI社長。北海道・札幌市で会社を経営するかたわら、昨年10月、日本クラウンから「最後のフォーリン・ラブ」を出している。

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写真・左がSASAKI社長

 番組の目玉コーナーでもある<飛び出せ!ご当地歌手!>には、各地で活躍しているご当地歌手を毎週2人ずつ出演する。歌と共にプロフィールなどを紹介していく。メジャー歌手への登竜門にする。

■4月のゲストは佳山明生と三船和子

 4月7、14日放送分に出演する佳山はヒット曲「氷雨」と最新曲「冬茜」(18年9月)を歌い、トークコーナーではそれぞれの楽曲にまつわる話を披露していた。「歌手になりたかった友人が青山で経営していたスナックに、たまたま居合わせた女性客が呟いた詩を、その友人がコースター35枚に書きとめて、並び替えたのが『氷雨』でした。ヒットした時には僕は32歳でしたが、入ってきたお金は全部飲んじゃった」

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佳山明生

 新曲の「冬茜」は、亡くなった妻が天国から主人を見つめている、といった夫婦をテーマにした切ない、田久保真見が作詞し杉本眞人が作曲した作品。「テクニックを使わずにベストの声を聴いてもらう歌唱をしています」と、アピールしていた。

 4月後半のゲストである三船は、同21、28日の出演。それぞれヒット曲「だんな様」最新曲の「あなたが命」(2017年11月)を歌った。デビュー50周年を機に徳間ジャパンコミュニケーションズに移籍している。
 デビュー4年目での交通事故が原因で声が出なくなって歌手を引退。その後結婚して育児に追われるが、引退から15年後に復帰を果たすなど波乱に富んだ歌手人生であるが、トークコーナーでは「家族に支えられて、ここまで来ることが出来ました」と、感慨深げに語っていた。

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三船和子

 最新曲は、たかたかし作詞、岡千秋作曲。歌手三船和子の育ての親という岡が「僕に任せておいて」と言ってくれ作品。それだけに三船も「だんな様」に次ぐ夫婦ものになった、と自信を見せていた。

■念願の東京制作

 番組の制作会社、JTCメディアグループ(岐阜市、熊田克隆CEO・プロデューサー)は今まで「玉ちゃんのいきいき歌謡塾」(テレビ愛知)「BSいきいき歌謡塾」(BS12トゥエルビ)などを東海地区で制作してきた。新番組はそれを発展させ、さらに内容も一新したものである。

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 熊田CEOは「念願の東京での制作・発信する全国放送がようやく可能になりました。ご当地歌手を全国区へ持ち上げる企画はほかには見られないだろうし、人気歌手による歌やトークもあって、全国の演歌・歌謡曲ファンに楽しんでもらえるだろう」と話している。


[JTCメディアグループ]
http://8178.jp/







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