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第175回KOBE流行歌ライブ、島津悦子・若原りょう・松原健之・紘呂しのぶが出演 [ライブ]

第175回KOBE流行歌ライブが2019年4月18日、神戸・新開地のKAVCホールで開かれた。出演したのは島津悦子(キングレコード)若原りょう(テイチクエンタテインメント)松原健之(同)紘呂しのぶ(メロディーレコーズ)の4人。

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第175回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 4月21日がデビュー記念日という58歳の島津悦子は、歌手生活31年で54枚目のシングルで最新曲「長崎しぐれ」をはじめ「大菩薩峠」「焼酎天国 2」など6曲を汗だくになりながら、踊り歌い上げた。

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島津悦子

 30周年記念曲として2017年に出した「大菩薩峠」は、歌う本人が「歌っていて気持ち良くなる歌」という通りに、スケール感あるドラマチックな楽曲は爽快さを聴く側にも感じさせてくれる。
 ステージで島津は「70〜80歳まで歌っていきます」と、元気な姿を見せたが、「焼酎天国 2」を歌い終わると汗も目立ち、歌詞にもあるように鹿児島弁でいう<おやっとさぁ(お疲れさま)>そのものであった。


 テイチクエンタテインメント移籍第1弾の「罪の川」を3月20日に出した若原りょうは、15年間歌い続けてきたムード歌謡に訣別するかのように、新曲はしっとりと歌う女性詞の本格演歌である。「実は今作のようなスローテンポな歌を歌いたいと思っていたんですよ」と若原。

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若原りょう

 今までのイメージを変えようとヘアスタイルも変えた。
 新しく生まれ変わった若原であるが、代表曲の「ゆうこ」でも魅惑の低音は変わりなく聴かせてくれている。


 やはり松原健之には「金沢望郷歌」が良く似合う。14年前のデビュー曲である。今なお変わらぬその人気に「こんな熱気ある会場は久しぶりでした」と歌い終わっての声援に応えていた。

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松原健之

 新曲は北海道を舞台にした「最北シネマ」。前日の大阪流行歌ライブ同様にはかま姿で熱唱。アルバム収録曲からシングルカットした「雪」(2010年)も聴かせた。9月23日には大阪・サンケイホールブリーゼでコンサートを開く。今まで神戸市内で行なっていたものを、今回は大阪に会場を移しての開催である。


 宮崎県出身で、今は神戸を中心に活動する紘呂しのぶは、 3月6日に出した新曲の「ときめきの同窓会」「ふたりの吉都線」を歌唱。いずれも軽快なテンポの青春歌謡曲。新曲は同じ神戸で歌う岩本やすしの「懐かしの同窓(クラス)会」の女性版として発売したもの。

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紘呂しのぶ

 毎年続ける神戸市内でのディナーショーは今年10月で17回目になる。







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