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成底ゆう子(キングレコード) 6年ぶりの大阪ワンマンライブ「ダイナミック琉球〜あやぱにの舞い〜」 楽しんだ2時間半 [ライブ]

成底ゆう子 6.jpg◆楽しかった、最高のライブでした。やっぱり大阪はいいねー。
キングレコードのシンガーソングライター、成底ゆう子が、2019年4月27日、大阪では6年ぶりというワンマンライブ「ダイナミック琉球〜あやぱにの舞い〜」を、若者に人気の街、大阪・南堀江にあるライブハウス、南堀江Knaveで開いた。変わらない伸びやかな高音で全22曲を歌った。











 一段と表情豊かになって帰ってきた成底ゆう子。2時間超えのライブは会場いっぱいの約120人から声援や手拍子が送られていた。観客と声をそろえて一緒に歌うシーンもあって、熱気に包まれっぱなしであった。
 代表曲の「ダイナミック琉球」を歌うと、この曲が第100回全国高校野球甲子園大会で出場校の多くが応援歌に採用されたり、その後も運動会や体育祭などでも使われるなど人気曲になっていることもあって、客席からはハァーイヤーサッサーとかけ声も飛び出すほど。

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 この日、成底は大地震・津波被災地の東北へ向ける熱いまなざし、地球の平和を呼びかけるメッセージソング、ふる里の母を祖父を思いやる歌を揃えた。

 2013年から彼女は、被災地の宮城県石巻市などを訪ねているが、そこにある日和山公園で見た景色から、かけがえのない命の大切さを感じ取り作ったのが、この日歌った「日和山公園」だった。
 さらに「この地球(HOSHI)に生かされて」は、東大阪市の意岐部東小学校6年生が毎年、卒業に際して在校生に送る平和のメッセージを劇にして伝えているが、その発表会が行われた2019年2月1日には、6年のみんなと一緒に歌っている。ライブではその時の模様を映像で紹介しながら歌った。

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 歌謡グループ純烈(日本クラウン)に提供したという歌謡曲調の「サガリバナ」も披露した。「ダイナミック琉球」に次いで人気のある楽曲だけに、会場からは手拍子も起こっていた。成底が「最近はテレビで歌謡曲を歌わせてもらうことが多くなってきました」というように、新しい成底ワールドを感じさせていた。

■必ず帰ってくるから

 成底は2011年11月に「ふるさとからの声」でキングレコードからメジャーデビューしている。長年見続けてきた夢を「やっとつかんだメジャー」(成底)であった。

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 翌年には2枚目のアルバム「ポークたまご」を出している。ライブでも歌った「伝え歌」は、このアルバムの収録曲である。ふる里の石垣島、そこで孫が帰るのを待ち続けて亡くなった祖父への想いを歌う。沖縄のポークたまごをジャケット写真に使った印象的な作品であった。

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 ラストソングの後、アンコールに誘われて再びステージに現れた成底は「光」「ハンモックに揺られながら」の2曲を歌って「ありがとう、大阪はいいなぁ。今年中に必ずまた戻ってくるからね。みんなも来てね〜」と、笑顔で呼びかけていた。

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[成底ゆう子 オフィシャルサイト]
http://narisokoyuko.com/
[成底ゆう子 キングレコード ]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=40060







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