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福島はじめ(日本クラウン)  寺院で音楽鑑賞の「寺フェス」に出演   東日本大震災体験者など音楽でコミュニケーション   福島県相馬市・摂取堂 [イベント]

◆福島県相馬市の寺院、摂取堂で7月7日、音楽イベント「寺フェス」が行われ、日本クラウンの歌手、福島はじめが出演した。同寺と清福寺、東日本大震災物故者慰霊流灯会による共催で、音楽鑑賞を通して住民同士のコミュニケーションを楽しんでもらおうというもの。関東で活躍するデュオのMCS(ミクス)の歌やお坊さん数人による迫力のある太鼓の演奏なども行われた。

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摂取堂で歌う、被災者の1人福島はじめ


 集まった観客の多くは、2011年の東日本大震災を経験し、苦難を乗り越えてきた人たちだった。福島はじめも福島県南相馬市で東日本大震災を経験した1人である。それだけに震災で受けた深い悲しみを肌で知るアーティストでもある。
 三味線を弾きながらオリジナル曲などを聴かせた福島は「被災者の皆さんと同じ目線で、歌い語った言葉は、この日訪れた人たちの心に響くものでした」と話していた。

 その中で目を引いたのは、出演者の1人が、御詠歌に音楽を乗せて披露した。プロの編曲家に依頼して完成させたというものであった。それを聴いた福島は「本来の御詠歌のメロディーに癒しのミュージックが重なり、不思議な世界が醸し出されていました」と感想を述べている。

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僕だからこそ伝えられる

 同寺では初の試みとなった寺フェスに、福島はまた「涙しながら聴いていた人もたくさん見受けられました。震災を体験した僕たちだからこそ、伝えられるものがあったはずです」と熱く語っていた。


[福島はじめ オフィシャルサイト]
https://warakasu.jimdofree.com/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81/
[福島はじめ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/fukushima/whats.html








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