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加納ひろし(テイチクエンタテインメント)  移籍第1弾 「プラットホームの人々」   代表曲にしたい意気込みの1曲 [インタビュー]

加納ひろし.jpg◆作詞家荒木とよひさがプロデュースして、テイチクエンタテインメント移籍第1弾となった「プラットホームの人々」を2019年6月19日に出した加納ひろし。ソロ歌手としてデビューしてから41年の63歳。1991年に出した「銀座」が30万枚を超えるヒットとなったが、それから30年近くたって出した今作を「人生最後の代表曲でヒット曲にする思いで歌う」と強い意気込みを見せている。



加納ひろし・プラットホームの人々.jpg









 「プラットホームの人々」は、加納ひろしの60余年の人生の節目を駅のプラットホームにたとえて、そこでいろんな人たちと出会い、体験した喜びや悲しみを、師匠である荒木とよひさが歌にした。加納自身は、ふる里の広島から東京へ出て歌手になり、自家用車で全国を巡り歌を広めてきた。

 今までの加納の人生は各駅停車の列車のようであった。
 「ゆっくりと此処までやって来ました。学ぶこともたくさんあったし、歌ってきた歌も名曲ばかりでした。ここで今作をヒットさせることが、今1番の目標なのです」

 今作のカップリング曲「愛に罪はない」(作詞・荒木とよひさ、作曲・羽場仁志)がそうであるように、加納は今まで恋歌をたくさん歌ってきた。
 ところが「プラットホームの人々」では、「人生を歌う年齢になってきた」という荒木の勧めもあって、自らの人生を重ねて歌う新境地に挑戦している。

 加納が荒木の門下に入ったのは1988年。「弟子の中では1番古い」のである。
 荒木からは「映画を見て、本も読め。あらゆろ経験の中から得たものを歌に生かせ」と教えられた。長年かかったが、その教えを歌に反映させることが出来たのは、今作であったともいう。

 荒木とは今も月に1回は会っている。生涯現役歌手を目指す加納であるが「2人ともいつまで現役でいられるか分からない。それだけに、今の作品が最後の曲だという思いで頑張って歌っている」と、1作1作必死の全力投球である。

■荒木とよひさの作品を歌う

 加納は師である荒木の歴史を歌うのが大きな夢であった。
 それが7月17日にリリースしたアルバム「荒木とよひさ作品集」で実現した。「恋唄綴り」から「四季の歌」まで荒木の代表曲をカバーした8曲と、「留萌のママ」など自らのオリジナル3曲を加えた全11曲を収録している。

加納ひろし ・荒木とよひさ作品集.jpg

 カバー曲の中でも「さくらの花よ泣きなさい」は、加納が最も歌いたかった作品であり「弟子の1人として残したい作品を収録した」と満足気な表情であった。





[加納ひろし オフィシャルサイト]
http://www.kanoh-hiroshi.com/
[加納ひろし テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kanoh-hiroshi/








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