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歌謡ステージ こ・ぶ・し、昭和を彩った数々の演歌・歌謡を楽しむ [イベント]

◆記者の学生時代にラジオから流れていた、どこか退廃的な「赤色エレジー」(昭和47年=1947年、あがた森魚)が飛び出すなど、懐かしい歌がいっぱいの「昭和歌謡を歌う会」が2019年8月20日、大阪・天満のカラオケ喫茶店「歌謡ステージこ・ぶ・し」で開かれた。

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歌謡ステージこ・ぶ・しが開いた昭和歌謡を歌う会


 毎月1度、馴染みの歌好き客などを集めて行われている。この日はカラオケ大会常連入賞者やプロのジャズシンガーなど約20人が集まって、午後7時から50余曲の昭和歌謡が歌われた。

 「有楽町で逢いましょう」(昭和33年、フランク永井)「誰か故郷を想わざる」(昭和15年、霧島昇)「おんなの宿」(昭和39年、大下八郎)「十九の春」(昭和50年、田端義夫)「木綿のハンカチーフ」(同、太田裕美)など、懐かしい歌が次々と歌われて行く。

 この歌だけは誰にも譲れない、と言わんばかりの自信たっぷりに歌う人。笑顔いっぱいに聴かせる人。初めて耳にする歌。それが流行った時代を思い出させてくれる1曲。どれもこれも参加した人たちの十八番であろうか、客席の誰もが自然と聴き入ってしまっている。

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得意の昭和歌謡を披露した人たち(写真上の右端が同店代表の木村恵美子さん)

 ケーブルテレビのJ:COM11chで放送中の「歌に恋して」で視聴者からのリクエスト曲に応えている、徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、みやま健二さんも一般参加して「おんな船頭唄」(昭和30年、三橋美智也)など3曲も歌っていた。

 会を主宰している同店の代表者、木村恵美子さんは、2019キングレコード歌謡選手権近畿・中部北陸地区大会で最優秀賞受賞者でもある。自ら「アンコ椿は恋の花」(昭和39年、都はるみ)などを歌って「昭和歌謡は自然とメロディーが出てくる、まるで体の一部のようです」と、笑顔を見せていた。








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