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第276回大阪流行歌ライブ、三門忠司・渡辺要・北川大介・男石宜隆・門松みゆきの5人によるサマースペシャル第2弾 [ライブ]

◆大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで2019年8月21日に行われた第276回大阪流行歌ライブは、前回に続いてメインコーナーの5人によるサマースペシャル2019。出演したのはデビュー40周年の三門忠司(テイチクエンタテインメント)同27年の渡辺要(日本クラウン)同21年の北川大介(同)のベテラン3人と、7年目の男石宜隆(テイチクエンタテインメント)今年2月デビューの門松みゆき(日本コロムビア)。

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挨拶する第276回大阪流行歌ライブの出演者たち


 最年長の三門忠司は新曲の「男の足跡」を披露したほか「河内の次郎長」「雨の大阪」田端義夫のカバー曲「かえり船」を歌った。

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三門忠司

 令和に入って出した「男の足跡」は、三門が「勝負曲にしたい」という渾身の1曲である。「今までの人生で自分を褒めることはなかったけれど、少しはそんなことがあってもいいような」と、自身の人生と重ねて歌う。「これを是非、ヒットさせたい」と意気込む。


 渡辺要は新曲の「とんぼり流し」代表曲でもある「大間崎漁歌」亡くなってすでに50年になるという実母を歌った前作「母は今でも心の港」などを歌った。

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渡辺要

 8人兄弟の末っ子として生まれ、やんちゃだった彼は人一倍の母親想い。前作を歌う時、就職するために初めてふる里四国を離れる際に見送ってくれた母親を必ず思い出す。その楽曲から2年半。「とんぼり流し」は、一転して浪花もの。カップリングは粋な「新内流し」


 いつも明るい北川大介は、新曲「倖せの隠れ場所」が大好評。五木ひろしプロデュースで、五木が作曲した作品で、軽快なムード歌謡。楽屋でのゴルフ談義を弾ませる中で、北川が「ヒット曲が欲しいです」といったところ、良しと言って書いてもらったのが、この作品である。

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北川大介

 五木の歌唱ポーズを真似ながら歌った新曲を「五木さんの『夜空』を思わせるような楽曲。20年歌ってきた僕へのご褒美として歌っていきます」と、北川。

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男石宜隆

 男石宜隆は2012年にデビュー。大阪流行歌ライブには4回目の出演であった。この日はデビュー曲の「貴船川恋歌」から前作の「大阪みれん花」新曲「閨の月影」まで、オリジナル曲をたっぷりと聴かせた。台湾でも人気で「台湾暮色」といった作品も歌うほど。「今も年に1、2度は台湾へ行っています」と、現地のファンサービスにつとめている。新曲は平安時代が舞台。光源氏に想いを馳せる、1人の女性が主人公というロマンチック演歌。

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門松みゆき

 今年2月27日にデビューした新人、門松みゆきは神奈川県小田原市出身。高校時代から毎週1回、片道2時間かけて作曲家、藤竜之介の元にレッスンに通い、卒業後は内弟子に。約10年間の修業期間を経て、夢の歌手デビューにこぎつけた。「諦めなかったから、今、こうしてステージに立っていられます」と披露したのは、デビュー曲の「みちのく望郷歌」。このライブでは「東京と小田原は近いけれど、帰ることができなかった」という内弟子時代を思い出して歌っていた。


[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com








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