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第30回歌う王冠ライブ   北川大介、ハン・ジナ、津吹みゆ、羽山みずき、福島はじめが出演 10月にテレビ放送も   大阪・朝日生命ホール [ライブ]

◆日本クラウンの歌手が出演して3ヶ月に1度の割りで開かれている「歌う王冠ライブ」(主催・WARAKASU)が2019年9月3日、大阪・高麗橋の朝日生命ホールで開かれた。第30回目にあたる今回、出演したのは北川大介、ハン・ジナ、津吹みゆ、羽山みずき、福島はじめの5人。当日の模様はケーブルテレビのJ:COM11チャンネルで10月12日、19日の2回にわたって、いずれも午後9時30分から放送される。

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ライブの感想を話す出演者たち


  たくさんの声援をもらって嬉しかったー。
 デビュー21年目の北川大介は、6月に発売した五木ひろしプロデュース作品で、五木自身が作曲した「倖せの隠れ場所」を熱唱 。

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北川大介

 そのカップリング曲でいずれも五木作曲の「東京三日月倶楽部」(Aタイプ)「人生ららばい」(Bタイプ)なども披露した。
 どれも「ヒット曲が欲しい」と、何気ない北川の一言から書いてもらったもので、北川にとっては宝物もような楽曲になったようである。


 韓国出身のハン・ジナが初めて来日したのは23年前。今、カラオケ喫茶店での人気は絶大。そのきっかけを作ったのは、7年前にアルバム「My Songs」からシングルカットした「窓」のヒットであった。「ヒットチャートではいつも福田こうへいさんが私の上にいて、1位になれなかったの」。

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ハン・ジナ

 真っ赤なバラが好き、という彼女の新曲はジャケットには沢山のバラの花が散りばめられている「愛よりも深く」。キャンペーンが忙しく「毎年この時期、母に会うために韓国へ帰っていますが、今年は無理でした」と、新曲を披露。「『窓』を超えたい」と意欲を見せた。


 司会も務めた津吹みゆは3曲を歌った。デビューは2015年。18歳だった。「デビュー当時から大阪の皆さんに温かく見守ってもらってきた」。大阪のラジオ番組にもレギュラー出演する。

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津吹みゆ

 6月に出した6枚目シングル「みちのく恋桜」前作「望郷さんさ」を歌い、客席を回りながら坂本冬美の「二人の大漁節」をカバーした。「とても楽しかったです」。


 3年前にデビューした羽山みずきは、山形県鶴岡市出身。6年間、出羽三山の神社で巫女をしていた。おっとりとした性格から、この日も歌った4枚目シングル「古いタイプの女です」のタイトルが良く似合うような女性である。
 「85歳の婆婆ちゃんといつも一緒に歌っていた」という、島倉千代子の「りんどう峠」もカバー。

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羽山みずき

 新曲は7月に出した「雪割り酒」。カップリングの「おんなの旅路」と共に披露した。同じ山形県出身の工藤あやの、津吹と3人でみちのく娘でも活動する。ここでは津吹との2人バージョンで「北国の春」を歌った。


 福島県出身の福島はじめ。30回目になる今回の歌う王冠ライブには、東北出身者が3人も揃うという珍しいケース。福島県は2011年3月11日の東日本大地震とそれに伴う原発事故で多大な被害を受けた。彼は「落とした福島のイメージを歌で笑顔に変えたい」と、歌い続ける。

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福島はじめ

 この日も「北風小僧の寒太郎」「いいもんだな故郷は」と、ふる里を想う楽曲をカバー。前作から日本クラウンに移籍。第2弾の「夕霧の宿」は絶好調である。カップリングの「あの日の雨」と共に歌い、新しくなってもなお福島を想い続ける姿は変わらない。

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ステージを降りてお疲れさまでした-ホッと笑顔を見せる出演者


[歌う王冠ライブ]
https://warakasu.jimdofree.com/歌う王冠ライブ/








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