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工藤あやの(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 新曲「大阪花吹雪」発表会 大阪・ベロニカ [イベント]

工藤あやの 7.jpg◆デビュー6年目になる徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、工藤あやのが2019年11月6日、6枚目のシングル「大阪花吹雪」をリリース。発売当日には大阪市内のライブレストラン、ベロニカで関西・関東のファンと業界関係者を集めて新曲発表会を開いた。工藤は「皆さんの力を結束して作って頂いた作品です。3年は歌い続けたいです」と話した。



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 ピンク色で彩られた「大阪雪吹雪」のジャケット。工藤あやのの写真はどこか石川さゆりを思わせる。題字は自らが書いたというが、2000回書いたうちの1つである。それだけ想いを込めたこの作品を「自分の新たなデビュー曲として歌っていきます」というほどに気持ちを一新させた1曲なのである。

 彼女の師匠で今作の作曲もしている弦哲也も「声が裏返らなくなったし、やっと安心して聴けるようになった」と、6年目にしてようやく<合格証>を出したほど。
 歌の終わりに入る ♪ 花吹雪 〜 のフレーズ、坂本冬美の「夜桜お七」のようでもある。
 「先生からは『夜桜お七』のイメージで歌いなさい、とアドバイスを受けました」
 というから、まんざら外れてはいない。

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 なんやかんやと、生きてると色々あるけれど、なるようになるさ。たった1度の人生だから、やりたい事をやろうよー。
 10年前に作られていた作品なのである。彼女を待っていたかのように「巡りめぐって今、歌うことになりました」と、胸を弾ませる自身の背中を押す、まるで応援歌とも感じられる。

 山形のひだまり娘のキャッチフレーズで、期待の新人として2014年に華々しくデビューした工藤であったが「歌手としては歌も下手で、ほめられるのはトークだけ」という劣等意識をずっとを引きずっていた。
 2018年10月に工藤はファーストアルバムを出している。ところが、前年の10月に4枚目のシングルを出してからというもの新曲の話はなかったし「やはり自分の歌の実力では無理なのだろうか、このまま歌手として続けていけるのか。どうしたら興味を持ってもらえるだろう」と、その空白に不安を抱えていた。

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 ファーストアルバムのリリースを境に、工藤あやのは大きく変わり始めた。
 「今は自信を持って自分を歌手と呼べますが、それまではそうではありませんでした。これからかは誇りを持ってシンガーとして歌っていけるようにしたい」
 歌も歌謡曲にこだわらず、演歌・バラードと幅を広げようとしているし、アルバムを出した18年には津吹みゆ・羽山みずき(いずれも日本クラウン)と共にみちのく娘を結成。シングル「春ッコわらし」をリリースして、新たな活度を始めたことも工藤を変えるきっかけとなった。

 みちのく娘では着物を着る工藤も、それまではデビュー以来ずっと衣装は洋服だった。「大阪花吹雪」でも着物姿を見せてくれている。
 そうした彼女は2017年に出した「恋ごよみ」あたりから、少しずつ大人の女性へと変身し始める。今年1月に出した5枚目のシングル「恋微熱 JIN JIN JIN」では、デビュー当時のふっくらとした顔の可愛い少女から大きく様変わりを見せた。

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 「可愛いからきれいへと外見から変えていこうととしました。食べるものも炭水化物を減らし、朝食はビスケットとコーヒー、サラダといった具合で、ランニングも始めています」
 その成果は「デビュー当時からは10キロは痩せました」というほどで、見違えるほどである。

■元気になれるPV

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 「大阪花吹雪」の新曲発表会では、表題曲とカップリングの「エゴイスト」をはじめ、石川さゆりの「恋は天下のまわりもの」など全10曲を歌った。弦哲也からはビデオメッセージも寄せられて彼女を励ましていた。
 工藤は「大阪の街が出てくる、元気になれるプローモーションビデオも是非見てください」と呼びかけていた。


[工藤あやの オフィシャルサイト]
http://www.arder-jiro.co.jp/ayano/
[工藤あやの 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/kudo-ayano.html









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