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渡辺要(日本クラウン) 「大間崎漁歌」で歌手としての地歩を固める 来年デビュー30周年 [インタビュー]

◆来年デビュー30周年を迎える日本クラウンの歌手、渡辺要(日本クラウン)。この間に日本クラウン シングルヒット賞・敢闘賞を数多く受賞している。この中で約2万枚の売上げを記録した「大間崎漁歌」は初の敢闘賞を受賞し、次作の「女のちぎり」では、約3万枚を販売して初のヒット賞を獲得してしている。

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来年デビュー30周年を迎える渡辺要


 1992年に「若と貴」で歌手デビューした渡辺は、この2作で歌手としての地歩を固める。
 「大間崎漁歌」は作詞が水木れいじ、作曲は岡千秋、編曲は伊戸のりおによって書かれ、2002年に日本クラウンから発売されている。4年ぶりに出す新曲であった。日本クラウンのお家芸と言われた「海もの」は、当時、歌い手はほぼ決まっていたという。
 そんな中で渡辺にこの楽曲がきたのは、異例中の異例であったようだ。

渡辺要・大間崎漁歌.jpg プロモーションビデオは歌の舞台となった青森県大間崎で撮影している。渡辺と岡千秋が漁師役として出演。渡辺のマネージャー、岩鍋希光子さんの姿も水揚げされた魚を処理するシーンに登場する。
撮影に際して渡辺たちは地元漁協組合長の濱畑廣文さんを訪問している。
 「マグロの1本釣りも知らないものが簡単に歌って欲しくない、といった話をされて、最初は全く非協力的でした。そこで歌にかける想いを赤裸々に話すと理解を示してもらい、撮影の協力を頂くことができました」
 年間800本ものマグロを捕り続けてきた<マグロの神様>と言ってもいい人物らしい態度に、男気を大切にする渡辺は爽やかな気持ちでマグロ船に乗っている。

 カップリングは「望郷みれん」(作詞・水木れいじ、作曲・岡千秋、編曲・伊戸のりお)であるが、当初はこれがメイン曲の予定だった。
 当時、京都・太秦の東映撮影所で行われていたテレビドラマ「水戸黄門」の撮影のため、しばしば撮影所に通っていた。
 「ある日、撮影所で雨宿りしていた時に『望郷みれん』の詞をみせられたのですが、自分の人生を水木・岡両先生に話した内容を見事な作品に仕上げてもらっていました」と渡辺。

 30周年を記念して渡辺は新曲を発売するが、地元香川県のこんぴら観光親善大使を務める琴平町をスタートした後、一気に北海道へ渡り、全国を南下して歌謡ショー・ライブを行う。30周年企画の締めくくりは大阪でディナーショーも開く。


[渡辺要 オフィシャルサイト]
http://www.kaname8739.com/about_2.htm
[渡辺要 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/watanabe/whats.html








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