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永井みゆき(テイチクエンタテイメント)、5月リリースの 「雨の越後路」 5ヶ月ぶりに帰った地元大阪でもファンに生歌披露 [インタビュー]

◆テイチクエンタテイメントの歌手、永井みゆきが2020年5月20日にリリースした新曲「雨の越後路」は、デビュー曲「大阪すずめ」のたかたかし(作詞)弦哲也(作曲)のコンビによるもので、永井の作品では11年ぶりになる。新型コロナウイルスの影響で5ヶ月間休演し、7月29日に再開した東京演歌ライブで、これを発売以来初めて観客の前で歌った永井は「いつもと違う緊張感を味わいました」と笑みを見せていた。翌30日には大阪市内でラジオの公開録音でも生歌を披露した。

永井みゆき.jpg
永井みゆき


 永井みゆきのデビュー曲で代表曲でもある「大阪すずめ」(1992年)のたかたかし・弦哲也のコンビが彼女のために書いたのは、「ほの字だね」(2009年)以来。
 作曲家の弦が「しなやかな癒しの響きの歌声を生かして作った」という「雨の越後路」を永井は「命、命、命 〜 と同じ語が続くところがありますが、最初は語尾を短く切って、次はたっぷりと歌い、最後は思いを込めて、3つの命の表現を仕分けています」と、この歌の1番のアピールポイントを説明する。

永井みゆき・雨の越後路 A.jpg 前奏からスケールの大きなアレンジが特徴だという。
 「これを聴くとつい熱唱したくなるんです。ところが弦先生から、切ない女心を表現しているんだから、それを忘れないでねーと注意されるんです」
 と永井は肩をすくめる。
 歌の舞台は ♪ 越後湯の里 〜 と歌詞にある通り、越後の温泉地である。新潟・新発田市出身の作詞家たかたかしは「同市にある美人の湯で知られた月岡温泉をイメージして書いた」と、永井に明かしている。

 「そこへは今までに何度も行っていますが、発売後はまだ1度も足を運んでいません。美人の湯で有名なだけに、新曲ではたくさん行けると楽しみにしていたんですが」

 カップリング曲「江戸三景 えー、じれったい」も、たか・弦による楽曲である。クスッと笑える3つのじれったい話をたかが書いた。永井が「楽しいレコーディングでした」というように、弦は歌詞の最後の ♪ えーじれったい 〜 の頭に「チョイとのかけ声を入れてみよう」などと、はしゃぎぶりを見せた。
 さらには早くも「続編を作ろうと」と言い出すほど。

■リモートでラジオ出演

 新曲を出すたびに永井が不安になる時間がある。それは人前で初めて歌うまでのそれである。「歌を聴いた人たちがどんな反応を示すのか」(永井)が気にかかるからである。今回は5月20日に発売されて、初めて観客を前に歌ったのが7月29日であったから、約2ヶ月間という長い不安な時を過ごしたという訳である。

 29日の東京演歌ライブは開催ギリギリまで実施できるのかが分からなかったという。入場者の検温などのほか客席は隣との間を開けて、いつもの半分の数といった具合で、予定より約20分遅れて幕が開いた。
 それでも「雨の越後路」を永井が歌うと、観客は声援を送ることを禁止されていたから、その分ペンライトはいつもより大きく揺れていたようだった。しかも「皆さんが真剣に聴いていてくれて、大きな拍手をいただきました」と、歌えた喜びを感じ取っていた。





 人前で歌えないほど歌手にとって辛いことはない。緊急事態宣言によって多くの活動が自粛することになった4ヶ月余の期間には、レコーディングやミュージックビデオの撮影などもあった。
 さらには東京に居ながら電話でのラジオ出演が増え「久しぶりに福岡や佐賀などのラジオ番組で新曲をアピールできましたし、初めて新潟のコミュニティFMにも出演したなど、全国の番組に声を届けた」という。

 しかも運動不足になるのを避けようと、津軽弁や大阪弁でのラジオ体操を始めた。その様子をビデオに収めてテイチクのホームページで披露するなど、自粛どころかまるで小学生が夏休みの宿題を片付けるかのように、結構、忙しく過ごしていたようである。
 いつもと違った新曲リリースを体験している永井だが、オリコン演歌・歌謡曲チャートは6位スタートで、7月29日付のチャートでは59位と健闘している。


[永井みゆき テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/








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みやま健二、新曲「太鼓男祭り」のPVを撮影  歌の舞台・愛媛県新居浜市内で  名所・別子銅山跡でも [新曲]

◆テイチク移籍第1弾シングル「太鼓男祭り」を2020年8月19日にリリースするみやま健二が、同7月23、24の両日、歌の舞台となっている愛媛県新居浜市内でプロモーションビデオ(PV)の撮影を行った。同市を代表する名所で、住友グループの基礎を築いたと言われる別子銅山の跡でも収録し、見どころたっぷりな映像が期待されている。

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「太鼓男祭り」のPVは新居浜の名所・別子銅山跡で撮影


 「太鼓男祭り」は大漁豊作を願って、毎年10月に行われる四国三大祭りのひとつ「太鼓祭り」をモチーフに書かれている。豪華絢爛な山車のかきくらべが見どころで、その勇壮さはまさに男の祭りで、多くの人の心をときめかせる。
 楽曲はカップリングの「あゝおふくろよ」と共に、 作詞が鈴木紀代、 作曲は西つよし、編曲は伊戸のりお。

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別子銅山・250歩余の階段を登るみやま健二.jpg
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東洋のマチュピチュと呼ばれる別子銅山跡

 事前にロケハンを行っており、まずは東洋のマチュピチュと言われている、標高750メートルの新居浜市の山間部にある別子銅山跡で、30℃を超す暑さの中、半日余りをかけて撮影が行われた。衣装を身に着けたみやま健二は全身汗だく。
 ここは1691(元禄4)年から1973(昭和48)年まで282年間に約70万トンの銅を産出した、住友の経営による銅山であった。

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トンネルの入り口に立つみやま健二

 車がすれ違うことも出来ないほどに狭い道を山に分け入ったところに別子銅山跡はある。そこには掘り出した鉱石を貯蔵しておく貯鉱庫の跡など、数多くの朽ちた産業遺跡を見ることがだきた。
 みやまはそこで幾つかのシーンを撮り重ねたほか、約250段もある階段を降りたり登ったりと、屈強なはずの彼も息を切らせて、足を引きずるほど。

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みやま健二・別子銅山5.jpg
僕のPVはどうして毎回、ハードなの

 そこはかつて、小中学校から劇場、働く人々とその家族の社宅なども完備されるなど、ひとつの街を形作っていたという。その当時の様子は、同地区にある歴史資料館に展示された写真などから知ることが出来る。そうした銅山が閉山された後には植林が行われて、今では山は自然に戻りつつある。

 祭りの花形である錦糸銀糸に彩られた豪華絢爛な山車の太鼓台は、新居浜市内各地区から54台が繰り出す。PVの撮影は、その地区のひとつにある神社でも行われた。
 PVは8月19日に開催される業界関係者向けの新曲発表懇親会の席上で公開されることになっている。

みやま健二・大山積神社2.jpgみやま健二・大山積神社1.jpg
大山積神社でも撮影


[Other]
みやま健二・別子銅山 索道基地跡2.jpg
別子銅山・索道基地跡で
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PVを撮影した吉川務カメラマン
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別子銅山・索道停車場跡を見上げる
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銅山跡の元集落は緑に囲まれた山に戻りつつある
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マムシに注意の立て札も










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水城なつみの「きぬかけの路」の舞台きぬかけの路でウオーキング 大阪のCDショップら [イベント]

水城なつみ・きぬかけの路CD.jpg◆キングレコードの歌手、水城なつみが歌う「きぬかけの路」(作詞・麻こよみ、作曲・宮下健治、2020年5月27日発売)の舞台となっている京都・きぬかけの路を歩いてみよう-。CDショップ・ミヤコ瓢箪山店(東大阪市)の岩城秀治会長、西村電気商会(大阪市西淀川区)の三上富美子さん、音楽事務所WARAKASU(大阪市阿倍野区)の春元美紀子代表が、20年7月19日、仁和寺(京都市右京区)から龍安寺(同)金閣寺(同北区)まで、歌に登場する世界遺産に登録されている3つの寺をたどりながら、約2.5キロの歴史街道を巡った。


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きぬかけの路を歩いた3人
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きぬかけの路のスタートとなった嵐山


 「Music news jp」の記者の呼びかけに応じたもので。阪急大阪梅田駅を出発した3人は、嵐電嵐山駅で乗り換えて、仁和寺の最寄駅である御室仁和寺駅で下車。仁和寺から金閣寺まで、きぬかけの路の逆ルートを進んだ。
 途中、喫茶店での休憩をはさんで、この日の最高気温は31度という炎天下の中、衣笠山の麓を汗を拭きふき歩いた。
 最初のポイントである仁和寺は、駅前からまっすぐ参道が続いていた。広大な寺院の土地には数多くの建物が建っているが、二王門、中門をくぐって金堂へ。ここまで来るにもかなりの距離がある。金堂ではさい銭を入れて、思いおもいの願いに手を合わせた。

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仁和寺金堂前で「きぬかけの路」のCDを手に記念撮影

 次に向かった龍安寺は枯山水の石庭で知られた禅寺である。ここでは石庭をバックに「きぬかけの路」のCDを手にアピール。麻こよみ作詞によるこの歌、2度と戻らぬ恋に区切りを付けに来た女の1人旅を描いている。ところが石庭を眺める人たちの顔はどれも楽しそうで、切ない演歌の世界とは縁遠かった。
 境内の鏡容池をぐるっとひと回りしたが、室町時代の創建らしく枯山水の名に違わず、平安時代に遡る前の仁和寺と違って質素な趣が漂ってくる。

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龍安寺の山門で
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石庭をバックに岩城会長と三上さん

 さて、きぬかけの路もあとは金閣寺を残すだけで、いよいよクライマックスである。3人にも疲れが見られるようになってきた。お洒落な雰囲気がある喫茶店で休憩することにした。出発してから初めてのコーヒーは有り難かった。

 そこを出てからも20分近く歩いただろうか、ようやくド派手な金色に塗られた金閣寺が目に入ってきた。閉門までにあと1時間ほどである。鮮やかな金色のためであろうか、前の2寺と違ってはるかに世俗化されているように感じたが、やはりここは雪景色の中で見るのが1番なのだろうか。

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金閣寺をバックに「きぬかけの路」

 歌の3番に ♪ この路 歩いて ひとつずつ捨てていきます 想い出を 〜 とあるが、 確かにきぬかけの路を歩き終わる頃には、疲れてもう恋なんてどうでもいいーと思えてくるはずである。少なくとも66歳の記者はそう思った。

 CD「きぬかけの路」は5月に発売されてオリコンチャート最高位は5位で、7月20日付では41位と健闘している。
 新型コロナウイルスの感染拡大のため、この日、参加したCDショップでもキャンペーンが出来ずにいるが「3寺での参拝によって、幾らかでもCDの売上げに貢献できれば有り難い」と話していた。


[水城なつみ オフィシャルサイト]
http://www.mizuki-natumi.com/#
[水城なつみ キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=44259








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みやま健二、8月19日リリース「太鼓男祭り」 四国・新居浜でPVロケハン [新曲]

◆2020年8月19日発売の新曲「太鼓男祭り」でテイチクエンタテインメントに移籍する歌手、みやま健二が、同6日、歌の舞台となっている愛媛県新居浜市内でプロモーションビデオ(PV)撮影のためのロケハンを行った。新居浜を代表する別子銅山跡を訪ねたり、毎年10月に同市内で繰り広げられる太鼓祭りに使われる太鼓台を見学するなどして、映像のイメージを膨らませていた。

みやま健二・新居浜1.jpgみやま健二・新居浜2 あかがねミュージアム・又野太鼓台の前で.jpg
観光協会でガッツポーズを見せるみやま(左)と太鼓台の前に立つみやま


 撮影スタッフと一緒に新居浜入りしたみやま健二は、同市観光協会を訪ねて、織田安文専務理事から新曲の題材となった太鼓祭りの概要と撮影に最適な場所の案内を受けた。
 観光協会のすぐ近くにあるのが、新居浜市の文化集積拠点とも言える「あかがねミュージアム」。そこでは四国三大祭りのひとつである太鼓祭りに用いられる実物大の太鼓台に触れ、祭りのビデオを観覧して、祭りの壮大さに圧倒されていた。

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あかがねミュージアム
みやま健二・新居浜2 あかがねミュージアム・又野太鼓台の前で2.jpg
太鼓台とみやま(あかがねミュージアム)

 太鼓祭りは日本三大喧嘩祭りとしても知られている。市内54台の金糸銀糸に彩られた太鼓台と呼ばれる山車が練り歩き、豪華絢爛でありながらも勇壮な祭りなのである。
 祭りはまた、高さ約5.5メートル、長さ約12メートル、重さ約3トンにもなる太鼓台を150人から200人の、かき夫と呼ばれる担ぎ手によって担ぎ上げて練り歩く。

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雨にけぶる新居浜の山々
新居浜・別子銅山跡への起点となるマイントピア別子.jpg
別子銅山跡への起点となるマイントピア別子

 祭り男として前作の「能登の灯祭り」に続いて、祭り歌を歌うことになったみやまは、この歌に歌手人生を賭けるというほどの強い決意を見せて「PVを見た人が思わずCDを手に取りたくなるような、太鼓祭りの魅力が詰まった映像にしたい」と話している。

別子道山跡へのトロッコ列車乗り場.jpg
別子銅山跡へのトロッコ列車乗り場

■東洋のマチュピチュを持つ新居浜

 新居浜をイメージするのに欠かせないもうひとつが別子銅山跡。学校の社会科の教科書にも出てくるから、誰もが知っているが、その実像は意外と未知なところも多い。
 その銅山は江戸時代の元禄年間に発見され、1973(昭和48)年までの282年間に約70万トンの銅を産出したとされている。この間、住友家によって経営され、住友が巨大財閥となる礎となったという。

東洋のマチュピチュ・新居浜・東平1.jpg東洋のマチュピチュ・新居浜・東平2.jpg
東洋のマチュピチュと呼ばれる東平(とうなる)地区に残る銅山の遺跡

 今回、観光協会で別子銅山を撮影場所に薦められたみやまたちは、車で銅山跡への起点となるマイントピア別子でまず銅山について学習。
 そこから車が行き交うことも難しい細い道をくねくねと登って、鉱山の遺跡が残る東洋のマチュピチュと呼ばれる東平(とうなる)地区まで足を延ばした。

東洋のマチュピチュ・新居浜・東平3.jpg
遠くに新居浜市街を臨むことができる

 同行したみやまが所属する事務所の春元美紀子代表は「新居浜の太鼓祭りを支えてきたであろう別子銅山跡を、祭りと対比させるように映像化したい」と話していた。

私も担いでみる.jpg
私も担いでみます-と春元代表
最後は今治のカラオケ喫茶店・エデンの館.jpg
ロケハンの最後は今治市のカラオケ喫茶店「エデンの館」を訪ねた


[みやま健二 オフィシャルサイト]
https://warakasu.jimdofree.com/%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%BE%E5%81%A5%E4%BA%8C/
[みやま健二 テイチクエンタテインメント・オンラインショップ]
https://teichiku-shop.com/searches/result/?artist_id=1925618








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安倍理津子(テイチクエンタテインメント)、8月1日でデビュー50周年 介護する91歳の母親にヒット曲のプレゼントを [インタビュー]

◆デビュー曲の「愛のきずな」(1970年)がいきなりヒットし、その年の第12回日本レコード大賞新人賞を受賞した安倍理津子が、8月1日でデビュー50周年を迎える。常に第1線で歌い続けてきた彼女は今、長く遠のいていたヒット曲に今まで以上に執着する。91歳になった高齢の母親を「早く喜ばせたい」ためで、節目の今年、今までに増して意欲を見せる。

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8月に50周年を迎える安倍理津子


 安倍理津子の代表曲と言えば、誰もが迷わずに「愛のきずな」橋幸夫とのデュエット曲「今夜は離さない」(1983年)の2曲を挙げるだろう。いずれも言わずと知れた大ヒット曲である。
 ところが「今夜は離さない」の後は、ヒットからは縁遠くなっていった。いつも体裁を気にしてばかりで気が小さかったという安倍は、段々と楽屋での扱いが悪くなっていく自分を日々嘆くことが続いた。
 「とにかくヒットを出したい、ということばかり考えてあがいていました。それでも時間が経つにつれて、ヒットも必要だけど、歌を聴きたいとわたしに会いに来てくれる人たちに喜んでもらえるステージをすることが大切だと思えるようになってきたんです。それ以降は少し気持ちが楽になりました」

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福がえるにヒットを願う

 その安倍が再びヒットへの意欲を燃やす。
 ずっと彼女を見守ってくれた、数年前から介護を必要とする91歳になった母親にもう一度、ヒット曲をプレゼントしたいからである。
 「いつも応援してくれるファンの皆さんはもちろんですが、もう8年間介護を続けている高齢なった母親に、早めに恩返しがしたいんです」

 ここ4ヶ月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言による自粛要請もあって、歌う仕事はほとんどなかったが、片道30分ほどの散歩をしたり、母親のために不慣れな台所に立って食事を作って過ごしたという。

■生涯現役

安倍理津子5.jpg 安倍は今年10月で72歳になる。
 札幌の高校を卒業後、地元でクラシックバレエを習い、音楽喫茶で歌っていたところを平尾昌晃のスカウトを受けた。1970年8月、21歳の時にキングレコードから「愛のきずな」=写真・右=でデビューした。まるでシンデレラのようでもあった。
 それだけに「歌手を目指す多くの人が小さな時から歌の勉強を重ね、努力して歌手になっていることを考えると、今までずっと申し訳ない気持ちがありました」と、こんなところにも彼女らしい周囲の目を気にする性格が現れている。

 生涯現役をモットーにしている安倍は今もテレビ・ラジオのレギュラー番組4本に出演するなど、まったく年齢を感じさせない精力的な動きを見せる。50年の間に「歌手を辞めようと考えたことはまったくなかった」というほど、歌が大好きなのである。。
 今年10月には神戸のライブハウス、チキンジョージで定期ライブも開く。10年近く前から、春と秋の年2回、ずっと続けている。客席には若い人たちの姿も目につく。
 「今までからお付き合いのあるファンの皆さんを大事にしつつ、若い人たちにもアピールして、安倍理津子のライブって、こんなに面白いし楽しいじゃん、と思ってもらうことを心がけています」

 東京・芝の東京グランドホテルでも毎月のようにイベントを行っており、東京・天王洲アイルでのディナーショーは今年で6年目になる。
 「常に声を出しておくことが大切ですね。こうしたイベントはファンの皆さんに喜んでもらうほかに、自分の声のメンテナンスでもあります」

■来年には50周年記念曲

 歌手生活50年の間には、大好きな歌謡曲のほかにテンポのある楽曲や演歌まで、まったくジャンルを選ばずに歌ってきた。3年前にテイチクへ移籍する際にも「親しみやすく誰でもが口ずさめる歌を作ってもらいたい」と要望しただけであった。
 予定されている50周年記念曲もまた、閉塞感漂う新型コロナ社会の中で「元気が出て、聴く人の心を明るくしてくれる内容のもの」というだけで、細かな注文はない。

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ファンと母に喜んでもらいたい-と願う

 3年前のテイチク移籍第1弾となった「恋人気分で」に次いで、デビュー50周年記念曲は今秋にもリリースを予定していたが、コロナ禍によって来年に延期される模様である。
 今年3月11日、かつて使っていた芸名に戻した安倍は「50年も歌ってこれたのは、今まで応援してくれた人たちのおかげです。そうした皆さんに喜んでもらえる歌をお届けしたいし、母が喜んでくれる顔を見たい」と願う。


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[安倍理津子 オフィシャルサイト]
https://abe-ritsuko.com/
[安倍理津子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/abe-ritsuko/








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岩本公水、25周年記念曲「しぐれ舟」 歌いやすさ受けてチャート1位 [新曲]

◆キングレコードの歌手、岩本公水が2020年7月8日に発売した39枚目のシングル「しぐれ舟」が、同20日付オリコンチャートで1位にランキングされるなど好調ぶりをみせている。

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デビュー25周年記念曲「しぐれ舟」が好調な岩本公水

 デビュー25周年記念曲の「しぐれ舟」は、カップリング曲の「対馬情歌」と共に瀬戸内かおる作詞、岸本謙介という、カラオケファンに高い人気を誇る夏木綾子(キングレコード)の作品を手がけるコンビでもある。

 岩本の抜群の歌唱力が、カラオケファンの心を捉える名手たちとタッグを組むことで、歌の魅力を倍加し、歌いやすく、チャートを押し上げ「久々の1位」の座を獲得したとみられる。

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 恋の名残りを増すように降り続ける雨は、まるで女の涙のようー。悲しい女心を歌い続ける岩本の真骨頂を見せる1曲ならではである。

 その岩本は「しぐれ舟」発売直後の7月12日から、秋田県由利本庄市の道の駅「東由利」湯楽里で「岩本公水陶芸展」を開いている。
 今までにも地元秋田県内などで陶芸展を開催してきた岩本であるが、今回は初日のみ会場に顔を見せている。
 「歌謡ショーもなくなってしまったので、せめて陶芸展には立ちたい。その想いはありましたが、それでは歌謡ショーを中止したのに本末転倒です」
 と、後ろ髪を引かれるようにふる里の秋田を後にしている。

 岩本は「ふるさとはとても穏やかで美しく、走っても走っても緑でした」と、まるで「しぐれ舟」のCDジャケットを飾る、初夏を思わせるような衣装と重ねていた。


[岩本公水 オフィシャルサイト]
https://iwamotokumi.com/
[岩本公水 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10094








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みやま健二、TVC歌謡連盟「夏の祭典」にゲスト出演 [カラオケ]

◆歌手のみやま健二は2020年7月12日、TVC歌謡連盟(菅原伸次会長)が大阪・十三にあるホテルプラザオーサカで開いたカラオケ発表会「夏の祭典」にゲスト出演して最新曲などを歌った。

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みやま健二

 89人が参加したカラオケ発表会に続いてみやま健二と、もうひとりのゲスト松浦ゆみが歌唱。
 デビューして今年で20年になるみやまは「能登の灯祭り」「あとの祭りの1人酒」「泪橋」「浜撫子」の4曲を歌った。8月19日にはテイチクエンタテインメント移籍第1弾の新曲を発売することも報告した。

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松浦ゆみ

 松浦は「再び...愛のバラード」「裏窓」などを歌った。








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木下結子(日本クラウン)、5ヶ月ぶりの「chu −chu –ライブ」 待ってましたーと会場いっぱいの30人 [ライブ]

◆歌手の木下結子が2020年7月11日、新型コロナウイルス感染防止のため、2月から休止していた「chu−chu−ライブ」をほぼ半年ぶりに復活させた。今年で13年目に入るこのライブは、ギタリストで作曲家の井上善日居と共に、オリジナル曲を中心に事前に受け付けたカバーリクエスト曲をおり混ぜて歌うもので、3ヶ所程度の会場を巡回して開催している。この日は36年前のデビュー曲から最新曲まで12曲を歌った。

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笑顔で5ヶ月ぶりにライブを再開した

 会場の大阪府豊中市のレストラン、サマルカンド柴籐には、木下結子の歌は初めて聴くといった人など30余人が詰めかけて満席。同店での開催は当初、3月に予定されていた。ところが全国的に新型コロナウイルスの感染が拡がり、多くの社会活動が自粛されたことから、人が密集するライブ・コンサートも中止や延期に追い込まれた。

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会場は満席

 現在も正常には戻っていないものの、小規模なライブなどを中心に再開される動きが見られはじめている。こうした周囲の動きに合わせて、木下も5ヶ月ぶりの再開を決めた。

 観客を前に歌う彼女の表情は明るく、1曲目は、自身の作品では最も賑やかな楽曲だという、最新曲の「おはじき」。歌える喜びを全身で表しているようでもあった。客席からは手拍子も飛び出したほど。

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来月には還暦を迎える

 来月4日は木下の60歳の誕生日である。この日も歌った、大阪弁の歌詞が印象的な「放されて」がデビュー曲。24歳であった。
 これを再アレンジ・再レコーティングして2004年に出したのが「放されて~ニューバージョン~」である。この時、カップリングに収録されたのが「今はこのままで」。同じ麻こよみ、徳久広司によって書かれている。

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「放されて」「ノラ」「今はこのままで」など代表曲を披露

 彼女の高い歌唱力を感じさせる代表曲の「放されて」「ノラ」に引けを取らない名曲であることに違いなく、この日のライブでも存分に聴かせた。

 「ノラ」はデビュー5年目の年に出したもので、東京での約9年の活動を終えて、ふる里の大阪へ戻ってからは多くの歌手によってカバーされている。

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ギター演奏でリクエスト曲に応える

 chu−chu−ライブの名物でもあるリクエストコーナーでは、木下とは同い年でギタリストの井上善日居のギター演奏で「わかって下さい」(因幡晃)「街の灯り」(堺正章)「いのちの歌」(竹内まりあ)などを歌い、井上は「木蘭の涙」(スターダストレビュー)ハーモニカで独奏した。

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ハーモニカを独奏する井上善日居

 今回選曲したリクエスト楽曲は「時節柄を考えて優しい歌を揃えた」(木下)といい、ラストはライブではすっかりお馴染みとなった「ありがとうこれからも」。作詞が京都府福知山市のカラオケ喫茶店経営者の小林美絵さんで、作曲は井上善日居。明日へ向けての応援歌でもある。

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明日も歌い続ける木下結子

 次回は8月25日、大阪市平野区のカラオケ喫茶店、月の香で開く予定である。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kinoshita/whats.html








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純烈(日本クラウン)、聖地・箕面温泉スパーガーデンで無観客ライブ  歌えなかった100日のうっぷんを晴らすように9曲を歌う  エアー拍手も [ライブ]

◆歌謡コーラスグループの純烈が約4ヶ月ぶりに大阪府箕面市の大江戸温泉箕面温泉スパーガーデンの箕面劇場に戻ってきた。と言っても観客ゼロの無観客ライブで、 9 月 30 日に発売するライブDVDの収録を兼ねてのもの。2020年7月8日、約1時間半のライブでは、7月29日にリリースの「愛を下さい ~Don’t you cry~ 」C・Dタイプのカップリング曲「また逢う日のために」など9曲を歌い、エアー拍手をしながら客席をラウンドするところまで見せた。

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9月に発売するDVDで元気な姿を見せてくれる


 純烈の聖地とも言われる箕面温泉スパーガーデン、ここで初めての無観客ライブを後上翔太は「まるで学芸会のよう」と評した。
 彼らは7月29日に「愛を下さい ~Don’t you cry~ 」のC・Dタイプを発売するが、これはヒット中の同A・Bタイプからカップリング曲を替えて、Cタイプの「また逢う日まで」後上翔太酒井一圭が、Dタイプの「砂の舟のブルース」は後上と小田井涼平がデュエットしている。
 この2曲を、客がいない客席に降りてエアー握手をして回った。歌わないメンバーが客席に座ってペンライトを振って、どこの会場にもいそうな客を演じた。立ち上がって握手を迫って見せるなど、収録スタッフの間からも思わず笑いが飛び出していた。

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エアー握手をして回る小田井

 リーダーの酒井一圭は「この会場で初めて歌った時には、観客はわずか50人程度でした。この日は満席の気持ちで歌いました。デビュー当時のことを思い出してしまって、歌詞を忘れてしまった」と照れ笑い。

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観客も純烈が代わって握手

 DVDは純烈のデビュー記念日である6 月23 日に東京・お台場大江戸温泉物語でライブ再始動の映像と、曲目を変えての箕面温泉スパーガーデンでのライブの模様を合わせて編集する。
 このところ歌手の間では無観客ライブをネット配信するケースが増えているが「僕たちのファ層は繰り返しテレビで見たい人も多いんです。しかも配信よりDVDの方が儲かりますからね」と、純烈らしく周りを笑わせていた。

 新型コロナウィルス感染防止のため、歌えない100日余の自粛生活を送った彼らであるが、その間にはメンバーはそれぞれテレビ番組に出演するなど、歌以外の分野で活動していた。タレントのLiLiCoを妻に持つ小田井涼平は「遅ればせせながら新婚生活を送らせてもらいました」と毎日夫婦で食事をしていたし、後上翔太は「プレイステーション4を買って毎日、最新ゲームを楽しんでいました」など、それぞれ充実した生活を送っていたようである。

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「愛を下さい ~Don’t you cry~ 」など9曲を歌った

 こうした期間を経て純烈は、これから新しい姿を見せてくれるのだろうか。
 「もともと純烈はどん底を経験しているだけに、不況・乱世に強い」という酒井は、これからも「生き残る・しがみつく・諦めない」の純烈三原則を披瀝して力強いグループをアピールした。
 というものの「現実は計画していたことがことごとく崩れ去り、年内のライブの予定もたたないのが現実です。長い<休業期間>には、純烈はこれからも続けられるのだろうか、と考えもした」など、心が折れそうな一面ものぞかせた。しかし「ファンが待っている」と踏ん張ったことも明らかにした。

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100日のブランクがあっても純烈トークは健在

 酒井は「過ぎてみれば、こういう時もあったよねと思えるようにしたい。秋に発売するDVDを何度も見て楽しんでもらいたい」と、いないファンに向けてこの日収録したDVDの発売をPRしていた。


[純烈 オフィシャルサイト]
http://junretsu-official.com/index.php
[純烈 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/junretsu/whats.html








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第2回お久しぶりです!大阪モデル併走歌謡ショー、在阪歌手5人が有観で生歌ライブ  客席から<楽しかった〜>の声も [ライブ]

◆お元気ですか?お久しぶりです〜 。大阪府の新型コロナウイルス感染防止基準の大阪モデルの進み具合に合わせて入場者数などを変更して開かれる「お久しぶりです!大阪モデル併走歌謡ショー」の第2回目が、2020年7月4日、大阪市大正区の情熱ホール・楽で開かれた。木下結子、渡辺要、光岡洋、みやま健二、ファン・カヒの出演者たちは想い出の昭和歌謡やオリジナル曲を歌って、集まった限定30人の観客を楽しませていた。

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エンディングで「三百六十五歩のマーチ」を歌う5人の出演者たち


 6月6日に行われた第1回目に次ぐもの。
 クラスの半分ずつが午前と午後にそれぞれ授業を受ける分散登校を行なっていた府内の公立学校が平常授業に戻ったことによって、大阪モデルのレベルが1歩進んだことに伴うもので、入場者数は30人に限定し、料金は6000円(みやげ付き)で開催した。入場時には体温測定、手のアルコール消毒を求め、会場ではマスク着用、客席間を一定間隔を開けるといった感染防止を施した。

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木下結子

 歌謡ショーは出演者が自身が選んだ昭和歌謡とオリジナル曲が入り混じった2部構成。オープニングは今年9月でデビュー37年目になる木下結子が、小柳ルミ子の「お久しぶりね」とデビュー曲「放されて」を歌ってスタート。
 木下はデビュー5年目に出した「ノラ」や小田純平のコーラスが入った「半夏生(はんげしょう)」人生やり直しが効くーと歌う「ウヰスキー」といったオリジナル曲も披露して、「今までにいろんな人たちに支えられてきて歌ってきました」と感謝の気持ちを現し、8月4日には還暦を迎えると報告した。同9日には兵庫県尼崎市杭瀬のサウンドステージ月光でバースデーパーティーも予定している。

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渡辺要

 渡辺要は、自身が大好きでアマチュア時代からよく歌っていたという三橋美智也の「おんな船頭唄」のほか、歌手人生に転機をもたらした「大間崎漁歌」実母への想いを歌った「母は今でもこころの港」唯一の女心を歌った「女のちぎり」最新曲「とんぼり流し」も歌い「1人でも多くの人に要の歌を聴いてもらいたい」と呼びかけ、約1ヶ月ぶりのライブを楽しんでいた。

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みやま健二

 みやま健二はメジャー歌手への第1歩となった4年前にリリースした「浜撫子」その第2弾となる「能登の灯祭り」同カップリングの「あとのまつりの一人酒」のオリジナル曲と、佐々木新一の「あの娘たずねて」など昭和歌謡をカバー。8月19日にはテイチクエンタテインメント移籍第1弾になる「太鼓男祭り」をリリースし、同23日には20周年記念ディナーショーも開くという。

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光岡洋

 今回、光岡洋ファン・カヒが初出演した。
 光岡は「居酒屋人情」「よかにせ節」のオリジナルと布施明の「シクラメンのかほり」などもカバー。ファンは今年1月に出して売行き好調な「メランコリーに抱かれて」をはじめ前作の「大阪レイン」前々作「真昼の白い月」を歌った。韓国生まれの彼女には新鮮に映る1968年のヒット曲「恋の季節」(ピンキーとキラーズ)を初披露して会場を盛り上げた。

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ファン・カヒ

 ラストは今回も水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を出演者全員で歌い、長引く自粛生活などコロナ禍で疲れ気味の観客たちに元気をプレゼントした。

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久しぶりのステージで歌って楽しく仕方がない5人






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演歌ジャックス、 8月放送分を収録  ベテラン成世昌平と新人桜井一輝がゲスト出演 MARI&モンスターズも [テレビ]

◆奈良テレビ、J:COM 11Chなどで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の8月放送分の収録が2020年7月1日、大阪市内で行われた。この日のゲストは4月18日にアクトラスレコードから「優しい雨」でデビューした桜井一輝と、今年デビュー35周年を迎えている 日本クラウンの成世昌平という、新人・ベテランの初顔合わせ。成世は「はぐれコキリコ以来とも思えるの絶好調」という新曲「百日紅(さるすべり)」を歌う。先月の収録に続いて男性出演者がバックダンサーを務めて、レギュラーのMARIがきゃりーぱみゅぱみゅそっくりに「つけまつける」を歌うコーナーもある。

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成世昌平(左)と桜井一輝


 8月第1週と第2週に出演する桜井一輝は、大阪府岸和田市出身であるが現在は東京在住する35歳。新型コロナによる自粛のため、この日は「久しぶりの仕事です」と張り切っていた。デビューは5年前。星まことの名前で、演歌「もったいほどのいい女」でメロディレコーズからデビュー。今回、アクトラスに移籍して、本名で再デビューである。

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桜井一輝

 「優しい雨」は、AKB48の「365日の紙飛行機」を作曲した青葉紘季が作詞・作曲している。曲調は演歌からポップスに変わったが、詞の内容は演歌である。雨が好きだった彼女との別れに未練を残すが、新しい一歩を踏み出そうとする、彼自身の体験に基づく内容の、文字通り優しい声で歌う。
かつて祖父が岡山県で流しをしていたことや、実家がカラオケ喫茶店であるのも歌手を志すきっかけになった。


 成世昌平は8月第3週4週に出演する。今年がデビュー35周年というベテランである。1番の代表曲は「はぐれコキリコ」であるが、新曲の「百日紅(さるすべり)」も「有線リクエストの順位を見ていると、これがヒットした時と同じような動きを感じる」と、新たな代表曲への期待を寄せる。作詞はもず唱平、作曲は聖川湧。「こぶしを入れずに歌うようにアドバイスされた」という。

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成世昌平

 「百日紅(さるすべり)」はラブバラードである。成世が自ら「笑うでしょ」というほどに、彼にとっては珍しい楽曲である。百日紅は夏の花。百日の間、色鮮やかに咲くところから、このような名前が付いたようである。そんな鮮烈な色が別れた彼女を思い出させる。年上故に自ら身を引いた彼女。その切なさ悲しさを艶やかな花と重ねるように歌う。


 8月第2週に登場するのがMARIとモンスターズが歌う「つけまつける」(きゃりーぱみゅぱみゅ)。テレビならではの見て楽しむ歌。久々に出演するJACKS3人娘(MARI・Monet・岩井都美子)は第1週の出演で、キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」を歌う。

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MARIとモンスターズ

 前回に引き続き今回も季節の童謡コーナー、ゲスト歌手との写真撮影も中止にされた。さらに取り止められた。


【レギュラー出演者と歌唱曲】

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林よしこ 「くちびる哀愁」
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MARI「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「つけまつける」
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TAIKI 「I`ll remenber you」
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岩井都美子「虹色の湖」「大阪恋時雨」
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JACKS3人娘 「暑中お見舞い申し上げます」
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島幸作 「夫婦の旅路」
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Monet 「私のすべて」「笑顔の季節」
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平井一郎 「俺の夢」
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木鶏(もくけい) 「愛の絆」
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水谷博明(HIRO) 「二歳からのお願い」
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竹中香世 「悪あがき」
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Sea 「Iwell be stun ding there」
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司会: 小池史子(左)とファンキー・コバ


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送
九州宮崎 12Ch 毎週月曜日 午前8時放送(再放送・月曜日~日曜日計10回)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日~金曜日 午後4時放送
兵庫養父市CATV 毎日午後5時(再放送・同6時)


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/







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塩乃華織、5ヶ月ぶりにワンマンライブ 再出発をテーマにデビュー曲もカバー [ライブ]

◆新型コロナウイルス感染防止のため、活動を控えていた日本クラウンの歌手、塩乃華織が2020年6月30日、大阪・堂山のライブハウス、umeda TRADで約5ヶ月ぶりに観客を前にして歌うワンマンライブを開き、オリジナルとカバー曲合わせて全17曲を歌った。再スタートに相応しく、今回のテーマは「夢が詰まったデビュー曲」で、自身のデビュー曲などを揃えた。

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長い自粛も明けて再スタートを切った塩乃華織


 自粛中は女子力を高めることや、毎日2時間ほどのウオーキングをしていたという塩乃は、オープニングで最新曲「七尾線」を歌って「開催できるか不安でしたが、ステージに立って明るい光を感じることができました」と話し、約40人の入場者を前に、歌えることへの幸せを体いっぱいに感じ取っていた。

 2、3ヶ月に1度の割でumedaTRADOで行っているワンマンライブも、今回で23回目になる。前回の開催は今年1月で、広がる新型コロナウイルス感染の影響を受けて約5ヶ月の間、自粛していた。
「恐る恐る」の開催で、会場では来場者には住所を書かせるほか、体温測定、マスク着用などを求めた。

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 今回のテーマであるデビュー曲のコーナーでは「恋のハレルヤ」(黛ジュン)「せんせい」(森昌子)「雨酒場」(香西かおり)「女・・・ひとり旅」(田川寿美)「あばれ太鼓」(坂本冬美)の5曲をカバー。「ようやくスタートを切れた」(塩乃)ことへの喜びを込めた。
 自身のデビュー曲「失恋美人」(2009年)も披露し、「私にとって大切な1曲です。レコーディングの時の喜びを感じます」と笑顔を見せた。

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笑顔で楽しく過ごせる日を待ち望む

 最後はオリジナル曲の「ありふれた口づけ」を歌って「明るく楽しく過ごせる日が訪れるように、元気に頑張っていきたい」と、次回9月3日のワンマンライブも案内した。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/shiono/whats.html








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