キングレコード歌謡文化アカデミー、応募型カラオケクリニックを開催 今秋から受付開始 映像での応募もOK [カラオケ]
◆キングレコード歌謡文化アカデミー (KBA、三田誠理事長)が今秋、テープなどに収録して応募した歌唱楽曲をキングレコードのプロデューサーやディレクターが審査する応募型のカラオケ大会「カラオケクリニック」を開催する。毎年、全国で行ってきたキングレコード歌謡選手権が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今年の開催が中止になったことから、それに代わるイベント。歌唱曲はキングレコードが発売する楽曲に限られる。

参加できるのはKBAの会員。CD -R、テープ、DVD-Rなどに録音・録画した歌唱音源を、KBA認定の指導者を経由して開催事務局に送ると、キングレコード第1クリエイティブ本部制作部 のプロデューサーとディレクターの3人が審査し、100点満点で3人の合計点を得点とし、得点に寸評を添えて通知する。
応募期間は2020年10月21日から12月20日まで。1人1曲まで応募できる。参加料は1人3000円。カラオケはオリジナルを使用。
参加者には、KBAオリジナル歌詞ファイルが進呈されるほか、機関紙(会報)「パートナー」に氏名と楽曲が掲載される。
同アカデミーの三田誠理事長は「自身の歌唱レベルを確認してもらい、2021年開催予定のキングレコード歌謡選手権への足掛かりとしてもらいたい」と話している。
[キングレコード歌謡文化アカデミー]
https://www.kingrecords.co.jp/KBA/

参加できるのはKBAの会員。CD -R、テープ、DVD-Rなどに録音・録画した歌唱音源を、KBA認定の指導者を経由して開催事務局に送ると、キングレコード第1クリエイティブ本部制作部 のプロデューサーとディレクターの3人が審査し、100点満点で3人の合計点を得点とし、得点に寸評を添えて通知する。
応募期間は2020年10月21日から12月20日まで。1人1曲まで応募できる。参加料は1人3000円。カラオケはオリジナルを使用。
参加者には、KBAオリジナル歌詞ファイルが進呈されるほか、機関紙(会報)「パートナー」に氏名と楽曲が掲載される。
同アカデミーの三田誠理事長は「自身の歌唱レベルを確認してもらい、2021年開催予定のキングレコード歌謡選手権への足掛かりとしてもらいたい」と話している。
[キングレコード歌謡文化アカデミー]
https://www.kingrecords.co.jp/KBA/
男石冝隆(テイチクエンタテインメント) 新曲「竹の花」 聴けばきくほど歌いたくなる心を揺るがす楽曲 深い女の情念を歌う [インタビュー]
◆120年に1度咲くと言われる竹の花のように、長く一途に好きな男性を想い続ける女性の情念を、竹に重ねて歌う男石冝隆のテイチク5枚目のシングル「竹の花」が2020年8月19日に発売された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて仕事が制約される中、「多くの方に気に入ってもらい、カラオケで歌ってもらっている」など、8月31日付けのオリコン演歌・歌謡曲チャートでは9位にランキングされ、早くも高い反響を集めている。

男石宜隆
作家陣は、前作の「閨(ねや)の月影」と同じ、作詞円香乃、作曲岡千秋、編曲伊戸のりおである。前作が月をモチーフにしたから、今作では竹をと早くから決まっていたという。まるで竹取物語のようなシリーズでもある。
もともと女歌を多く歌ってきた男石冝隆だが、今作の「竹の花」では男歌のように力強く、しっかりと感情を込めて歌っている。レコーディングでいつも通りにしっとりと歌い始めた彼に、作曲家の岡千秋は「竹が天を貫くように、しっかり声を出して歌うように」と、歌い直しを求めた。
確かに聴いていて安定感がある。歌には ♪ ハラリ 頬に・・・ 〜 など、ロングトーンが2度入る。「ここが皆さんに気に入られているんです」と男石。
岡は「ロングトーンのところではしっかりと声を張って歌うように」と男石にアドバイスしているが、男石は思い切り声を出す「ロングトーンには少々驚いた」という。
男石は2016年にテイチクからメジャーデビューする以前、4年前から演歌と歌謡曲の要素を兼ね備えた楽曲を自ら作詞・作曲して歌うシンガーソングライターとして活動していた。
その頃の経験から、今も楽曲作りには自分の思いを提案する。たとえば前作では「マイナーな三連のリズムで作って欲しいとお願いした」し、カラオケ好きの人たちの多くが好む、演歌と歌謡曲の中間のような作品を希望した。
今作でもそスタイルは変わらず、前作では琵琶の生音を入れたが、今回は生の二胡の音を入れて「和のテイストを盛り込んでもらいました」と、こだわりをみせる。
こうした楽曲に向かう姿勢は、歌謡教室の講師を長年やってきたからでもある。この間に歌好きの人たちが、どのような歌を求めているのか、を絶えずリサーチしていたという。カラオケ発表会に行くと、プログラムを見て歌われているのは、どんな作品なのかなど、歌の傾向を探ったりもした。演歌と歌謡曲の両方の要素を持った作品は、こうした<市場調査>から生まれてきたものである。
一方カップリング曲の「ヤバイ・・・」は、ノリのいいポップな楽曲である。ステージのエンディングを飾る歌として作ってもらったという。
「ヤバイとバイバイをかけた軽快な歌詞は、振り付けを交えて皆さんと一緒に楽しんでもらえます」と男石。
エンディングで歌いたいのであるが、新型コロナウイルスの影響もあって、肝心のステージは「営業、キャンペーン共にキャンセルや延期ばかり」で、なかなか「ヤバイ・・・」をステージで歌う機会はやってきそうにもない。
ただし10月22日には神戸・新開地のKAVCホールで開かれる予定のKOBE流行歌ライブに出演が決まっているから、ここでは披露できそうである。
男石は「『竹の花』は、一度聴いてもらうと歌いたくなり、2度聴くともっと歌いたくなる楽曲です。何度聴いても心を揺るがしてくれるはずです。たくさんの方に歌ってもらって、宣伝してもらい、覚えてもらえるとうれしいです」と話していた。
竹が花を咲かせると不吉な前兆であるとも言われるが、まっすぐ伸びる竹のように、この「竹の花」が蔓延する新型コロナウイルスを吹き飛ばしてくれる、そんな吉兆を呼ぶきっかけとなるといいのであるが。
[男石冝隆 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/oishinobutaka
[男石冝隆 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/oishi/

男石宜隆
作家陣は、前作の「閨(ねや)の月影」と同じ、作詞円香乃、作曲岡千秋、編曲伊戸のりおである。前作が月をモチーフにしたから、今作では竹をと早くから決まっていたという。まるで竹取物語のようなシリーズでもある。
もともと女歌を多く歌ってきた男石冝隆だが、今作の「竹の花」では男歌のように力強く、しっかりと感情を込めて歌っている。レコーディングでいつも通りにしっとりと歌い始めた彼に、作曲家の岡千秋は「竹が天を貫くように、しっかり声を出して歌うように」と、歌い直しを求めた。
確かに聴いていて安定感がある。歌には ♪ ハラリ 頬に・・・ 〜 など、ロングトーンが2度入る。「ここが皆さんに気に入られているんです」と男石。
岡は「ロングトーンのところではしっかりと声を張って歌うように」と男石にアドバイスしているが、男石は思い切り声を出す「ロングトーンには少々驚いた」という。

その頃の経験から、今も楽曲作りには自分の思いを提案する。たとえば前作では「マイナーな三連のリズムで作って欲しいとお願いした」し、カラオケ好きの人たちの多くが好む、演歌と歌謡曲の中間のような作品を希望した。
今作でもそスタイルは変わらず、前作では琵琶の生音を入れたが、今回は生の二胡の音を入れて「和のテイストを盛り込んでもらいました」と、こだわりをみせる。
こうした楽曲に向かう姿勢は、歌謡教室の講師を長年やってきたからでもある。この間に歌好きの人たちが、どのような歌を求めているのか、を絶えずリサーチしていたという。カラオケ発表会に行くと、プログラムを見て歌われているのは、どんな作品なのかなど、歌の傾向を探ったりもした。演歌と歌謡曲の両方の要素を持った作品は、こうした<市場調査>から生まれてきたものである。
一方カップリング曲の「ヤバイ・・・」は、ノリのいいポップな楽曲である。ステージのエンディングを飾る歌として作ってもらったという。
「ヤバイとバイバイをかけた軽快な歌詞は、振り付けを交えて皆さんと一緒に楽しんでもらえます」と男石。
エンディングで歌いたいのであるが、新型コロナウイルスの影響もあって、肝心のステージは「営業、キャンペーン共にキャンセルや延期ばかり」で、なかなか「ヤバイ・・・」をステージで歌う機会はやってきそうにもない。
ただし10月22日には神戸・新開地のKAVCホールで開かれる予定のKOBE流行歌ライブに出演が決まっているから、ここでは披露できそうである。
男石は「『竹の花』は、一度聴いてもらうと歌いたくなり、2度聴くともっと歌いたくなる楽曲です。何度聴いても心を揺るがしてくれるはずです。たくさんの方に歌ってもらって、宣伝してもらい、覚えてもらえるとうれしいです」と話していた。
竹が花を咲かせると不吉な前兆であるとも言われるが、まっすぐ伸びる竹のように、この「竹の花」が蔓延する新型コロナウイルスを吹き飛ばしてくれる、そんな吉兆を呼ぶきっかけとなるといいのであるが。
[男石冝隆 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/oishinobutaka
[男石冝隆 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/oishi/
林田夏美、念願のCDデビュー 「丹後・但馬 〜 未練旅」 [新曲]
入山アキ子、9月9日に新曲「月に笑う蝶」 どん底から這い上がるパワーみなぎらせる 大阪で初披露 [インタビュー]


入山アキ子は「月に笑う蝶」をこのように説明する。
作詞は緑子というニューフェイス。かつて入山が浜博也(テイチク)とデュエットした楽曲「雨よ許して」の作詞・作曲を手がけたのが、入山にとっては初めての作品であったという。
ところがこの彼女、もともとは歌手であった。本来なら必要もない辛く耐え難い出来事から、1年ほどで歌うことをやめている。以来、作詞・作曲の道へと方向転換したわけだが、その頃から入山のために書きためた作品をテイチクに持ち込んでいた。「月に笑う蝶」はその1曲なのである。
♪ どうせどん底 舞うしかないさ 〜
暗くておどろおどろしい詞の世界である。売れない歌手だった緑子の辛い実体験をもとに書かれているという。希望も絶たれ、 底辺でうごめく自分を蝶に例えている。
あまりの暗さに採用するにはためらう声もあったが、最後の ♪ 高く 高く あぁ・・・舞い上がれ 〜 と自らを鼓舞し、暗さの中にも一条の光を感じさせるような力が湧いてくる詞に、制作スタッフからゴーサインが出た。
そんな詞に大谷がスローなワルツのメロディーで曲をつけ、入山がしっとりと歌うと、これぞ<アキちゃん>と言わんばかりの怨歌に仕上がっている。
■重なる自らの辛い体験
実は入山自身にもこの歌と共通する辛い体験がある。かつて父親が連帯保証人になったことから、借金を抱えて失踪するという、一家を揺るがす出来事があった。まだ子供だった入山はこれによって、父親が戻るまでの小中高校の約10年間、母子家庭で育ったのである。
母親は朝5時半に起きて、入山たち子供を育てるために、昼夜となく働き通しだったという。
入山は「弟と自分の弁当を作って、毎朝6時半には家を出て、1時間半をかけて学校へ行く毎日でしたから、大学へ進学するゆとりもありませんでした」と振り返る。

半年ぶりにステージ歌う入山(大阪・太閤園)
結局、入学金や授業料がいらないばかりか、毎月、学生手当てとして給与が支給される防衛医大看護学院(埼玉県所沢市)へ進み、看護師の道を選ぶことになったのだが、これが歌との出会いをもたらす。謂わばどん底から掴んだ歌手の道であった。
彼女の独立独歩の気丈さと優しさは、こうした経験から培われたものである。
前後するが、山口市にある県立山口中央高校3年の時、学校の放送部に所属していた入山は、NHK主催の放送コンクールで、前年に続いて2年連続で山口県代表に選ばれて全国大会に出場している。
「自ら選んだ文章を朗読するのですが、この時にテンポなど話し方のコツを教わりました」と入山。
この時の優秀な成績が評価されてNHK山口放送局からアナウンサーとして誘われている。しかし親の反対もあって、それは断念した。ところがこの時の経験は、今年3月から毎日、YouTubeで配信する、1日の終わりにファンに送るメッセージ「入山アキ子のつれづれ日記」での、安らぎを感じさせる心和む語りに現れているのである。
2度目の県代表になった時に朗読の素材に選んだのは、恥の多い生涯を送って来ましたー、で始まる太宰治の「人間失格」であった。
どこか「月に舞う蝶」に通じる、やはり暗い作品であるから不思議な縁を感じさせる。
■笑顔を信じて
一方、対照的なのが、カップリング曲「笑顔の花が咲くように」で、♪ 春は必ず 来ると信じて~ といった歌詞には、入山の「みんなで笑顔になりたい」という信条を盛り込んだ。入山本人が作詞しもので、自身が作詞したのは、これが2作目である。
これを歌う彼女の優しい歌声は、今まで全国で巡り逢った人たちを笑顔にしてくれるはずである。
入山は2008年にテイチクエンタテインメントから歌手デビューしているが、ふる里山口県美祢市が平成の大合併で誕生した年でもある。新たなスタートを記念して同市は、市役所近くの厚狭川河川敷に市の花である桜の木の植樹祭を行なっている。
入山もこの時、一緒に1本の桜を植えたが、歌手としての成長に合わせるかのように、この<入山アキ子桜>はひと際大きく育っているという。
「毎年、桜の季節にはここへ行っているんですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大もあって行けませんでした。でも地元のファンの方たちによる手入れのお陰で大きく育ち、今年もきれいな花を咲かせていました」
一歩 一歩 歩き続ける入山のように、笑顔の花なのである。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
http://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/
みやま健二デビュー20周年記念新曲発表・ディナーショー 勇壮な祭り歌に合わせて ジャンプを決意表明 [イベント]
◆テイチクエンタテインメントの歌手、みやま健二が2020年8月23日、大阪市都島区の太閤園でデビュー20周年記念新曲発表・ディナーショーを開いた。8月19日に出したばかりのテイチク移籍第1弾「太鼓男祭り」を披露すると共に、冒頭では「ようやく歌手道で成人式を迎えることができました。これからも歌手道の階段を上がって行けるように、ますます頑張ります」と、力強く意気込みを語った。

作詞家の西つよしも応援に駆け付けたみやま健二デビュー20周年記念新曲発表・ディナーショー
新曲「太鼓男祭り」は、四国三大祭りのひとつで愛媛・新居浜市を豪華絢爛な太鼓祭りをモチーフに歌う。山車が街を練り歩き、それが一堂に介するかきくらべでは、かき手の勇壮さと男らしさを競う。前作に続いて祭り歌を歌うみやま健二は、すっかり<祭り男>の冠を手にしたかのようで、この日はオープニングとエンディングでそれをたっぷりと聴かせた。


デビュー20周年の決意を込めて歌うみやま健二
ショーの開幕を飾ったのは、7月にみやま自身が新居浜市を訪ねて撮影したプロモーションビデオ(PV)であった。壮大な祭りの映像が流れると、会場の観客はそれに釘付け。

西のギターでカップリングの「あゝおふくろよ」を歌う
「太鼓男祭り」はカップリングれの「あゝおふくろよ」共に、作詞が鈴木紀代、作曲は前作に続いて西つよし。ステージでは西がギターで伴奏して、みやまがカップリング曲を歌ったが「突然に亡くなっている母の姿が現れて、その瞬間、歌詞が詰まってしまいました」と、予想外の出来事に涙をにじませる場面もあった。

20年の歩みを歌で綴った
みやまは、歌手デビュー曲「俺のみち」ライフワーク作品として歌い続ける「泪橋」デビュー3作目の「俺のいい女」と、初期の男くさい作品に続いて、メジャーデビューを果たした「浜撫子」前作の「能登の灯祭り」とオリジナル曲の数々を歌って、20年を振り返ってみせた。
これらの作品に次ぐ「太鼓男祭り」は、みやまにとっては最大の転機になる作品。前作までの気負いも抜けて、逆にこれまでの作品以上に男の力強さと優しさを感じさせるほど。


清水節子(左)と水沢明美
そんな歌唱が功を奏したのか、聴く人たちの多くに充実感を与えていた。ゲストとして出演した歌手仲間の光岡洋が「ホップ、ステップの前作に次いでジャンプする作品です」と例えたように、みやま自身がいう「歌手道」を大きく飛躍させる転機となる作品のようでもある。


光岡洋(左)と入山アキ子
この日は20周年を祝う多彩なゲストも出演した。
横浜から駆け付けた清水節子は8月26日に発売する新曲「ごめんね大丈夫」を披露してアピール。水沢明美は自粛の真っ只中の4月8日に出した「住之江の恋」を、入山アキ子は9月9日リリースする「月に笑う蝶」を初めてステージで歌った。


花黎奈(左)と三浦潤
光岡は「よかにせ節」などで会場を盛り上げた。三重県名張市出身の花黎奈は地元の赤目四十八滝を舞台にした「赤目慕情」を、みやまと同じ事務所の三浦潤は「函館から東京へ...」を聴かせ、ディナーショーに花を添えた。

みやま(左)と渡辺要
またみやまが兄貴と慕う渡辺要は、みやまと2人で代表曲の「大間崎漁歌」を歌った。

「太鼓男祭り」でジャンプしますと決意を示した
最後にみやまは「きょうのショーをきっかけに心機一転、新たなスタートを切ります。新型コロナウイルスの感染拡大など、今の世情は歌手にとって逆風ですが、ピンチこそ最大のチャンスに替えていきます」と、ジャンプへの決意を語った。
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/

作詞家の西つよしも応援に駆け付けたみやま健二デビュー20周年記念新曲発表・ディナーショー
新曲「太鼓男祭り」は、四国三大祭りのひとつで愛媛・新居浜市を豪華絢爛な太鼓祭りをモチーフに歌う。山車が街を練り歩き、それが一堂に介するかきくらべでは、かき手の勇壮さと男らしさを競う。前作に続いて祭り歌を歌うみやま健二は、すっかり<祭り男>の冠を手にしたかのようで、この日はオープニングとエンディングでそれをたっぷりと聴かせた。


デビュー20周年の決意を込めて歌うみやま健二
ショーの開幕を飾ったのは、7月にみやま自身が新居浜市を訪ねて撮影したプロモーションビデオ(PV)であった。壮大な祭りの映像が流れると、会場の観客はそれに釘付け。

西のギターでカップリングの「あゝおふくろよ」を歌う
「太鼓男祭り」はカップリングれの「あゝおふくろよ」共に、作詞が鈴木紀代、作曲は前作に続いて西つよし。ステージでは西がギターで伴奏して、みやまがカップリング曲を歌ったが「突然に亡くなっている母の姿が現れて、その瞬間、歌詞が詰まってしまいました」と、予想外の出来事に涙をにじませる場面もあった。

20年の歩みを歌で綴った
みやまは、歌手デビュー曲「俺のみち」ライフワーク作品として歌い続ける「泪橋」デビュー3作目の「俺のいい女」と、初期の男くさい作品に続いて、メジャーデビューを果たした「浜撫子」前作の「能登の灯祭り」とオリジナル曲の数々を歌って、20年を振り返ってみせた。
これらの作品に次ぐ「太鼓男祭り」は、みやまにとっては最大の転機になる作品。前作までの気負いも抜けて、逆にこれまでの作品以上に男の力強さと優しさを感じさせるほど。


清水節子(左)と水沢明美
そんな歌唱が功を奏したのか、聴く人たちの多くに充実感を与えていた。ゲストとして出演した歌手仲間の光岡洋が「ホップ、ステップの前作に次いでジャンプする作品です」と例えたように、みやま自身がいう「歌手道」を大きく飛躍させる転機となる作品のようでもある。


光岡洋(左)と入山アキ子
この日は20周年を祝う多彩なゲストも出演した。
横浜から駆け付けた清水節子は8月26日に発売する新曲「ごめんね大丈夫」を披露してアピール。水沢明美は自粛の真っ只中の4月8日に出した「住之江の恋」を、入山アキ子は9月9日リリースする「月に笑う蝶」を初めてステージで歌った。


花黎奈(左)と三浦潤
光岡は「よかにせ節」などで会場を盛り上げた。三重県名張市出身の花黎奈は地元の赤目四十八滝を舞台にした「赤目慕情」を、みやまと同じ事務所の三浦潤は「函館から東京へ...」を聴かせ、ディナーショーに花を添えた。

みやま(左)と渡辺要
またみやまが兄貴と慕う渡辺要は、みやまと2人で代表曲の「大間崎漁歌」を歌った。

「太鼓男祭り」でジャンプしますと決意を示した
最後にみやまは「きょうのショーをきっかけに心機一転、新たなスタートを切ります。新型コロナウイルスの感染拡大など、今の世情は歌手にとって逆風ですが、ピンチこそ最大のチャンスに替えていきます」と、ジャンプへの決意を語った。
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/
青木美香子、初のライブ生配信 大阪・道頓堀を元気にと歌った9曲 [イベント]
◆歌手の青木美香子が2020年8月20日、大阪・道頓堀の小ホール、道頓堀ZAZAで開いた歌謡ショー「麗しき歌のメリーゴーランド」を、SNSのライブ配信機能を使って、自身初めての生配信を行った。


歌で道頓堀を元気に-と歌う青木美香子
配信したのは、この日、3回行った公演のうちの最終公演。道頓堀を元気付けようと始めた歌謡ショーであるが、会場に来られない人にも楽しんでもらいたい、と行った。
オープニングの「好きやねん大阪」(浪花こゆき)から、「大阪ろまん」をはじめフランク永井が大阪を歌った3部作、エンディングでは「道頓堀行進曲」が飛び出すなど大阪をテーマにした楽曲を揃え、青木のオリジナル曲「優しい風」も披露した。
会場は、座席の間を開けるなどして、20余席という入場制限していたが、評判を聞きつけてやって来た人などでほぼ満席の状態であった。

ちんどん通信社がトランペットと太鼓、アコーディオンで伴奏
青木は「7月30日から5回に分けて行ってきたソロライブですが、新型コロナの影響で人通りが少なくなった道頓堀が少しでも賑わえば行ってきました。お越し頂いた皆さんに感謝します」と話していた。
[歌謡ショー・麗しき歌のメリーゴーランドの動画]


歌で道頓堀を元気に-と歌う青木美香子
配信したのは、この日、3回行った公演のうちの最終公演。道頓堀を元気付けようと始めた歌謡ショーであるが、会場に来られない人にも楽しんでもらいたい、と行った。
オープニングの「好きやねん大阪」(浪花こゆき)から、「大阪ろまん」をはじめフランク永井が大阪を歌った3部作、エンディングでは「道頓堀行進曲」が飛び出すなど大阪をテーマにした楽曲を揃え、青木のオリジナル曲「優しい風」も披露した。
会場は、座席の間を開けるなどして、20余席という入場制限していたが、評判を聞きつけてやって来た人などでほぼ満席の状態であった。

ちんどん通信社がトランペットと太鼓、アコーディオンで伴奏
青木は「7月30日から5回に分けて行ってきたソロライブですが、新型コロナの影響で人通りが少なくなった道頓堀が少しでも賑わえば行ってきました。お越し頂いた皆さんに感謝します」と話していた。
[歌謡ショー・麗しき歌のメリーゴーランドの動画]
2020-08-23 06:15
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大阪・新歌舞伎座、10月公演から再開を発表 31日は神野美伽コンサート [舞台公演]
◆新型コロナウイルス感染の影響を受けて長らく休館していた大阪・新歌舞伎座が2020年10月4日の「ザ・ニュースペーパー 瓦版 大阪秋の陣」から公演を再開する。10月にはこのほか福田こうへい、伊東ゆかり・中尾ミエ・園まり、神野美伽のコンサートも予定されている。

公演は客席の間隔を空けるなど、感染防止のための施策を講じての再開となる。
キングレコードの神野美伽は10月31日午後3時からコンサート「熱唱宣言!本気だよ!」を開く。
この開催が決まったことを受けて、先行して再開した東京・歌舞伎座での歌舞伎公演を観劇した神野美伽は自身のSNSで「人数制限された客席に座ることになる観客の皆さんの気分を知っておきたかったためでした。客席が空いた間を埋められるのは、演者のエネルギーだと痛感しました」と綴り、新歌舞伎座での公演のヒントを掴んだようである。
公演が再開されるものの、それはいずれも1日から3日間程度のコンサートである。
そうした中で、11月9日からの「氷川きよし特別公演」は、芝居とコンサートの2部構成による、新歌舞伎座新開場10周年記念と銘打っての11日間の公演となる。先行する明治座での公演に続いて行われる。
新歌舞伎座では、座席数の縮小など数々の感染防止策を施しながら、エンターテイメントを待ち望む人たちに応えていく。
[新歌舞伎座]
https://www.shinkabukiza.co.jp/

公演は客席の間隔を空けるなど、感染防止のための施策を講じての再開となる。
キングレコードの神野美伽は10月31日午後3時からコンサート「熱唱宣言!本気だよ!」を開く。
この開催が決まったことを受けて、先行して再開した東京・歌舞伎座での歌舞伎公演を観劇した神野美伽は自身のSNSで「人数制限された客席に座ることになる観客の皆さんの気分を知っておきたかったためでした。客席が空いた間を埋められるのは、演者のエネルギーだと痛感しました」と綴り、新歌舞伎座での公演のヒントを掴んだようである。
公演が再開されるものの、それはいずれも1日から3日間程度のコンサートである。
そうした中で、11月9日からの「氷川きよし特別公演」は、芝居とコンサートの2部構成による、新歌舞伎座新開場10周年記念と銘打っての11日間の公演となる。先行する明治座での公演に続いて行われる。
新歌舞伎座では、座席数の縮小など数々の感染防止策を施しながら、エンターテイメントを待ち望む人たちに応えていく。
[新歌舞伎座]
https://www.shinkabukiza.co.jp/
みやま健二、8月19日発売日にテイチク移籍第1弾「太鼓男祭り」を初披露 [新曲]
◆歌手、みやま健二が2020年8月19日、テイチクエンタテインメント移籍第1弾「太鼓男祭り」を発売した。当初予定していたマスコミ・CDショップなど業界関係者に向けた新曲発表・懇親会が、新型コロナウイルスの影響を受けて中止になったが、同日、これに代わって所属事務所関係者など10人余りを招いた新曲お披露目会を大阪市内で開いた。

「太鼓男祭り」を初披露するみやま健二
新曲「太鼓男祭り」は、愛媛・新居市を舞台にした勇壮な祭り歌。祭り最大の見せ場は同市内を練り歩いた54台の豪華絢爛な山車が、一堂に集まって行うかきくらべで力くらべをする場面。それを祭り男の異名を持つみやま健二が豪快に歌うと、聴いている人たちからは思わずかけ声が飛び出すほど。
席上、新曲を初披露したみやまは「当初のイベントは中止になりましたが、こうして親しい身内に集まってもらえたのは1番の思い出になります。またデビュー20年目、7枚目のシングルにして初めて、発売と同時に通信カラオケに配信されています」と喜びを表していた。
この日はまた、先輩歌手の木下結子(日本クラウン)渡辺要(同)光岡洋(同)それに同じ事務所の三浦潤らが応援に駆けつけて、それぞれオリジナル曲などを歌ってみやまの新曲発売を祝った。

オリジナル曲「ノラ」を歌ってみやまにエールを送る木下結子
木下は「かけ声をかけられる歌は、皆んなと一緒に歌うことができて最高です」と、渡辺も「歌手にとって新曲を出せることは本当に嬉しいことです」と、メッセージを送っていた。

みやま健二を激励する渡辺要
同日、これに先駆けてみやまはラジオ大阪の人気番組「hanashikaの時間。」のゲストコーナーに生出演した。パーソナリティの落語家、笑福亭晃瓶の巧みな話術に乗って、新曲の紹介と共に、かつて購入したばかりの車で高速道路を走っていたところ、前を行く車から大きな箱がバンパーに落ちてきて、あわや大惨事といった体験など、今でこそ笑える面白いエピソードの数々を披露。

「hanashikaの時間。」のスタジオで

「唐さん・一枝の艶歌でOH!きに」の収録風景
また発売日以前には、ミスター・トラで知られ「六甲おろし」を歌う唐渡吉則がパーソナリティを務める毎日放送ラジオの「唐さん・一枝の艶歌でOH!きに」の収録に出演して、全国で祭りが延期や中止になっている中、「太鼓男祭り」で祭り気分を味わってほしい、と呼びかけた。番組は8月30日午後4時30分から放送される予定。
8月23日には大阪市・都島区にある太閤園で、デビュー20周年を記念した新曲発表・ディナーショーを開く。
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/

「太鼓男祭り」を初披露するみやま健二
新曲「太鼓男祭り」は、愛媛・新居市を舞台にした勇壮な祭り歌。祭り最大の見せ場は同市内を練り歩いた54台の豪華絢爛な山車が、一堂に集まって行うかきくらべで力くらべをする場面。それを祭り男の異名を持つみやま健二が豪快に歌うと、聴いている人たちからは思わずかけ声が飛び出すほど。
席上、新曲を初披露したみやまは「当初のイベントは中止になりましたが、こうして親しい身内に集まってもらえたのは1番の思い出になります。またデビュー20年目、7枚目のシングルにして初めて、発売と同時に通信カラオケに配信されています」と喜びを表していた。
この日はまた、先輩歌手の木下結子(日本クラウン)渡辺要(同)光岡洋(同)それに同じ事務所の三浦潤らが応援に駆けつけて、それぞれオリジナル曲などを歌ってみやまの新曲発売を祝った。

オリジナル曲「ノラ」を歌ってみやまにエールを送る木下結子
木下は「かけ声をかけられる歌は、皆んなと一緒に歌うことができて最高です」と、渡辺も「歌手にとって新曲を出せることは本当に嬉しいことです」と、メッセージを送っていた。

みやま健二を激励する渡辺要
同日、これに先駆けてみやまはラジオ大阪の人気番組「hanashikaの時間。」のゲストコーナーに生出演した。パーソナリティの落語家、笑福亭晃瓶の巧みな話術に乗って、新曲の紹介と共に、かつて購入したばかりの車で高速道路を走っていたところ、前を行く車から大きな箱がバンパーに落ちてきて、あわや大惨事といった体験など、今でこそ笑える面白いエピソードの数々を披露。

「hanashikaの時間。」のスタジオで

「唐さん・一枝の艶歌でOH!きに」の収録風景
また発売日以前には、ミスター・トラで知られ「六甲おろし」を歌う唐渡吉則がパーソナリティを務める毎日放送ラジオの「唐さん・一枝の艶歌でOH!きに」の収録に出演して、全国で祭りが延期や中止になっている中、「太鼓男祭り」で祭り気分を味わってほしい、と呼びかけた。番組は8月30日午後4時30分から放送される予定。
8月23日には大阪市・都島区にある太閤園で、デビュー20周年を記念した新曲発表・ディナーショーを開く。
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/
みやま健二(テイチクエンタテインメント) テイチク移籍第1弾「太鼓男祭り」をリリース 心機一転、 再スタートの気持ちで [インタビュー]
◆今夏、全国で祭りが規模を縮小したり、中止になっている。歌でその祭りの雰囲気を味わってもらおう、と歌手、みやま健二が2020年8月19日、テイチクエンタテインメントへの移籍第1弾となる「太鼓男祭り」をリリースする。四国三大祭りのひとつで、豪華絢爛な太鼓台と呼ばれる山車が愛媛・新居浜市内を練り歩く太鼓祭りをモチーフに歌うものである。その祭りも新型コロナウイルスのため、戦後初めて中止になっている。発売日の4日後、大阪市内で開くデビュー20周年記念イベントでファンに歌を披露するみやまに、新曲への意気込みを聞いた。

みやま健二
ー 新曲発売日に予定されていた業界向けの新曲発表・懇親会が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期になってしまい、出鼻をくじかれたようですが。
みやま あまりそのようには思っていないんです。8月23日には、大阪・太閤園で開く、デビュー20周年記念ディナーショーにはたくさんのファンとゲストに集まってもらいますが、これを新曲発表会と位置付けてスタートさせます。ラジオ番組出演など、東京へもどんどん進出していきますよ。
ー テイチク移籍による新曲にかける思いは。
みやま 心機一転、テイチクで再スタートを切ろうという思いが強まりましたね。今まで4、5年をかけて、老人施設へ歌を届ける慰問を行っていますが、そこにはエクシングのカラオケ機器が入っていました。それを使って、入居者の皆さんに歌を楽しんでもらっていたんです。
そこでエクシングの方たちとも接するようになり、「テイチクに来てもらえると、もっと応援できるのに」と言葉をかけていただきました。それが移籍への最初のきっかけだったでしょうか。
子供のころから祭り男
ー 前作に続いて祭りをテーマにした歌ですが、今まで参加したり見てきた祭りの中で、とくに印象に残っているものはありますか。
みやま やはり1番は能登のキリコ祭りですかね。この祭りは前作のモチーフになっています。それと生まれ育ったた京都・亀岡市の、祭りという祭りには、子どもの頃からほとんど顔を出していましすね。
中でも昼夜踊り続ける盆踊りは印象深いですね。踊りの輪が櫓を何重にも囲んで、皆さん踊り続けるんです。おじが音頭取りだったので、その家の向かいの広場に櫓が組まれていました。おじの家でご飯を食べて、踊りが始まると踊りに行く、といった具合です。
年に1回、この時だけが、子どもが夜遅くまで遊んでいられるのが許されていました。夜中1時2時になろうが怒られないのは、楽しかったしうれしかったですね。
ー 祭りの歌も色々ありますが、1番心に残っているものは何かありますか。
みやま 北島三郎さんの「まつり」ですね。毎年、各地で開かれる祭りの歌謡ショーのゲストに呼んでもらっていますが、そこでも何時も「まつり」は歌います。
ー 歌手デビュー20周年を迎えていますが、20年の間で嬉しかったこと、嫌だったことはありますか。
みやま 7年前に活動拠点を京都から大阪に移して、テレビ番組「歌に恋して」のレギュラーをやったことが嬉しかったですね。それをきっかけに、関西以外でも歌えるようになりました。
嫌だったこはあまり思い当たりませんが、最近では新型コロナウイルスの影響で歌う機会を奪われたことでしょうか。ステージで歌うこともなくなりましたしね。

祭り男のみやま健二
ー そのコロナ騒動で、逆にプラスにできたことってありますか。
みやま そうですね、今まで仕事上でしか付き合いのなかった歌い手さんとの交流が、ここ3、4ヶ月の間で、深まりました。演歌・歌謡業界の中では他に先駆けて、所属事務所が行った無観客ライブ配信と大阪モデル併走歌謡ショーに参加できたのも、新しいことへの取り組みという事で、良かったですね。
あっ、それに体重もプラスになりました(笑)
全国の人たちに歌と顔を覚えてもらいたい
ー 歌手になる前と比べて、大きく変化したことはありますか。
みやま 歌手デビューする前は、長距離トラックドライバー、大工、会社経営などを経験してきました。歌手は子どもの頃からの夢でしたが、父の反対でそれは封印していました。人生の記念のつもりで出した1枚のCDが、歌手へのきっかけとなりました。
それからの20年で大きく変われたことは、素直にお客さんに頭を下げることができるようになったことでしょうか。それまでは硬派で生きてきたので、なかなか頭を下げることはなかったし、話も上手くできなかったんです。京都で活動していた頃は、喋ると噛し、内容も滑るといった具合で、自然と無口になっていったんです。
ー そうした経験が風貌に現れていますね。
みやま 顔をみて、いかめしく思われる人もいらっしゃいますが、その理由のひとつが眉間のしわですね。これは子どもの頃からやっていた剣道のためなんです。剣道では相手の動きを探るために、相手の面から目を離せません。それが自然と眉間にしわを作り、目つきが鋭くなってしまったんです。ですから今も真剣に相手の話を聞こうとすると、目がすわるんです(笑)
ー 移籍第1弾の「太鼓男祭り」のセールスポイントは、どこでしょうか。
みやま 前作と違って、歌いはじめからリズムに乗りやすく、男をぶつけていく歌なんですね。今年はコロナ騒ぎで全国各地の祭りがなくなっています。来年はどのようになるか分かりませんが、この「太鼓男祭り」のモチーフになっている愛媛・新居浜市の太鼓祭りも今年は中止になりました。でもこの歌で祭り気分を味わって欲しいです。プロモーションビデオ披露会+新曲発表会もやってみたいですね。
ー 20周年を機に、歌手みやま健二は何を目指しますか。
みやま 歌手としてやっと20歳を迎え、大人の仲間入りができたかな、と思っています。25周年30周年につながる歌い手になりたいですね。北海道など行けていない所も多く、北から南まで足を運び、皆さんに知ってもらえる歌い手になりたいです。
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/

みやま健二
ー 新曲発売日に予定されていた業界向けの新曲発表・懇親会が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期になってしまい、出鼻をくじかれたようですが。
みやま あまりそのようには思っていないんです。8月23日には、大阪・太閤園で開く、デビュー20周年記念ディナーショーにはたくさんのファンとゲストに集まってもらいますが、これを新曲発表会と位置付けてスタートさせます。ラジオ番組出演など、東京へもどんどん進出していきますよ。
ー テイチク移籍による新曲にかける思いは。
みやま 心機一転、テイチクで再スタートを切ろうという思いが強まりましたね。今まで4、5年をかけて、老人施設へ歌を届ける慰問を行っていますが、そこにはエクシングのカラオケ機器が入っていました。それを使って、入居者の皆さんに歌を楽しんでもらっていたんです。
そこでエクシングの方たちとも接するようになり、「テイチクに来てもらえると、もっと応援できるのに」と言葉をかけていただきました。それが移籍への最初のきっかけだったでしょうか。
子供のころから祭り男
ー 前作に続いて祭りをテーマにした歌ですが、今まで参加したり見てきた祭りの中で、とくに印象に残っているものはありますか。

中でも昼夜踊り続ける盆踊りは印象深いですね。踊りの輪が櫓を何重にも囲んで、皆さん踊り続けるんです。おじが音頭取りだったので、その家の向かいの広場に櫓が組まれていました。おじの家でご飯を食べて、踊りが始まると踊りに行く、といった具合です。
年に1回、この時だけが、子どもが夜遅くまで遊んでいられるのが許されていました。夜中1時2時になろうが怒られないのは、楽しかったしうれしかったですね。
ー 祭りの歌も色々ありますが、1番心に残っているものは何かありますか。
みやま 北島三郎さんの「まつり」ですね。毎年、各地で開かれる祭りの歌謡ショーのゲストに呼んでもらっていますが、そこでも何時も「まつり」は歌います。
ー 歌手デビュー20周年を迎えていますが、20年の間で嬉しかったこと、嫌だったことはありますか。
みやま 7年前に活動拠点を京都から大阪に移して、テレビ番組「歌に恋して」のレギュラーをやったことが嬉しかったですね。それをきっかけに、関西以外でも歌えるようになりました。
嫌だったこはあまり思い当たりませんが、最近では新型コロナウイルスの影響で歌う機会を奪われたことでしょうか。ステージで歌うこともなくなりましたしね。

祭り男のみやま健二
ー そのコロナ騒動で、逆にプラスにできたことってありますか。
みやま そうですね、今まで仕事上でしか付き合いのなかった歌い手さんとの交流が、ここ3、4ヶ月の間で、深まりました。演歌・歌謡業界の中では他に先駆けて、所属事務所が行った無観客ライブ配信と大阪モデル併走歌謡ショーに参加できたのも、新しいことへの取り組みという事で、良かったですね。
あっ、それに体重もプラスになりました(笑)
全国の人たちに歌と顔を覚えてもらいたい
ー 歌手になる前と比べて、大きく変化したことはありますか。
みやま 歌手デビューする前は、長距離トラックドライバー、大工、会社経営などを経験してきました。歌手は子どもの頃からの夢でしたが、父の反対でそれは封印していました。人生の記念のつもりで出した1枚のCDが、歌手へのきっかけとなりました。
それからの20年で大きく変われたことは、素直にお客さんに頭を下げることができるようになったことでしょうか。それまでは硬派で生きてきたので、なかなか頭を下げることはなかったし、話も上手くできなかったんです。京都で活動していた頃は、喋ると噛し、内容も滑るといった具合で、自然と無口になっていったんです。
ー そうした経験が風貌に現れていますね。
みやま 顔をみて、いかめしく思われる人もいらっしゃいますが、その理由のひとつが眉間のしわですね。これは子どもの頃からやっていた剣道のためなんです。剣道では相手の動きを探るために、相手の面から目を離せません。それが自然と眉間にしわを作り、目つきが鋭くなってしまったんです。ですから今も真剣に相手の話を聞こうとすると、目がすわるんです(笑)
ー 移籍第1弾の「太鼓男祭り」のセールスポイントは、どこでしょうか。
みやま 前作と違って、歌いはじめからリズムに乗りやすく、男をぶつけていく歌なんですね。今年はコロナ騒ぎで全国各地の祭りがなくなっています。来年はどのようになるか分かりませんが、この「太鼓男祭り」のモチーフになっている愛媛・新居浜市の太鼓祭りも今年は中止になりました。でもこの歌で祭り気分を味わって欲しいです。プロモーションビデオ披露会+新曲発表会もやってみたいですね。
ー 20周年を機に、歌手みやま健二は何を目指しますか。
みやま 歌手としてやっと20歳を迎え、大人の仲間入りができたかな、と思っています。25周年30周年につながる歌い手になりたいですね。北海道など行けていない所も多く、北から南まで足を運び、皆さんに知ってもらえる歌い手になりたいです。
[みやま健二 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/miyama/
清水まり子(アクトラスレコード)、11月に新曲リリースへ 25周年記念のファイナルコンサートは中止 [インタビュー]
◆アクトラスレコードの歌手、清水まり子が、30万枚のヒットとなった「父娘坂」で1994年にデビューして、今年で25周年を迎えている。昨年は大阪など全国13会場を巡回して記念ライブ・コンサートを開いてきた。今年12月5日には、50歳の誕生日を迎える。清水は「11月には新曲を出します。これからも皆さんと一緒に頑張って行きたい」と、意気込みをみせる。

デビュー25周年を迎えている清水まり子
清水まり子は、19年2月から「おんな風林火山 〜ニューバージョン〜 」を歌い続けている。15年に地元山梨県のやまなし大使に就任し、地域活性の活動をするが、その一環として出したのが前作の「おんな風林火山」。
これのリズムを変えて、地元の英雄、武田信玄の父・信虎が、つつじが崎(甲府市)に館を構えてから500年を迎えたことを祝うイベント「こうふ開府500年」の記念曲としてリリースしたのが「おんな風林火山 〜ニューバージョン〜 」である。
清水は「前作以上にテンションが上がります。今までにない演歌のスタイルで歌っています」と、話す。

今秋には新曲を出す-と意欲的
去年は「おんな風林火山 〜ニューバージョン〜 」を抱えて全国を回って、25周年記念ライブ・コンサートを開いた。そのファイナルとなるコンサートを、8月29日に地元で開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して中止にしている。
彼女にとっては「節目である25周年での生まれ故郷でのライブを届けることができないことは、誠に残念です」と、苦渋の決断であった。
2015年10月に出した「雪哭き津軽」が、軽快なリズムと演歌を思わせない振り付けが相まって、多くの人たちから人気を博したのをきっかけに、翌16年からは、地元への貢献活動の一環として「清水家プロジェクト」を始動。介護施設への慰問ライブなどを行なっている。
2020年10月までは25周年記念イヤーであることから、清水は「自分の根っこをかき混ぜて作品作りに取り組んでいます」と話している。
[清水まり子 アクトラスレコード]
http://www.actrus.jp/marikoshimizu/
[清水まり子 公式ファンクラブ]
http://mariko-shimizuya.com/
[清水家プロジェクト]
https://mariko-shimizuya.stores.jp/

デビュー25周年を迎えている清水まり子
清水まり子は、19年2月から「おんな風林火山 〜ニューバージョン〜 」を歌い続けている。15年に地元山梨県のやまなし大使に就任し、地域活性の活動をするが、その一環として出したのが前作の「おんな風林火山」。
これのリズムを変えて、地元の英雄、武田信玄の父・信虎が、つつじが崎(甲府市)に館を構えてから500年を迎えたことを祝うイベント「こうふ開府500年」の記念曲としてリリースしたのが「おんな風林火山 〜ニューバージョン〜 」である。
清水は「前作以上にテンションが上がります。今までにない演歌のスタイルで歌っています」と、話す。

今秋には新曲を出す-と意欲的
去年は「おんな風林火山 〜ニューバージョン〜 」を抱えて全国を回って、25周年記念ライブ・コンサートを開いた。そのファイナルとなるコンサートを、8月29日に地元で開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して中止にしている。
彼女にとっては「節目である25周年での生まれ故郷でのライブを届けることができないことは、誠に残念です」と、苦渋の決断であった。
2015年10月に出した「雪哭き津軽」が、軽快なリズムと演歌を思わせない振り付けが相まって、多くの人たちから人気を博したのをきっかけに、翌16年からは、地元への貢献活動の一環として「清水家プロジェクト」を始動。介護施設への慰問ライブなどを行なっている。
2020年10月までは25周年記念イヤーであることから、清水は「自分の根っこをかき混ぜて作品作りに取り組んでいます」と話している。
[清水まり子 アクトラスレコード]
http://www.actrus.jp/marikoshimizu/
[清水まり子 公式ファンクラブ]
http://mariko-shimizuya.com/
[清水家プロジェクト]
https://mariko-shimizuya.stores.jp/
たくみ稜、被爆75年目に長崎の悲劇を伝える映画に出演 [映画]
◆日本クラウンの歌手、たくみ稜が今秋公開の映画「祈り」に出演する。「反社会勢力のナンバーツーの役」で、最新曲「雑魚」と共に売り込みに懸命である。

今秋公開の映画「祈り」に出演するたくみ稜
映画は当初、7月公開だったが、11月に延期されて全国公開される。原作は長崎市出身の劇作家、田中千禾夫(1995年没)の代表作「マリアの首」。主演は高島礼子。
舞台は終戦から約10年後の長崎。ストーリーは、1945(昭和20)年8月9日、原子爆弾を被爆して、取り壊しの動きがある浦上天主堂から、がれきに埋もれた被爆マリア像の首を盗み出して信仰を守る、というもの。被爆75年の節目に相応しく、世界に長崎の悲劇を伝え、戦争の記憶を残そうというもの。
これに出演するたくみ稜は、組織のの代貸(ナンバー2)の役である。昭和31、2年の長崎で「ポマードでビシッと髪の毛を固めた当時のヘアスタイルで、乱闘シーンも演じます」という。
去年4月に出した最新曲「雑魚」を歌う彼は、この楽曲を「応援歌として人々の心の中に入っていく力があり、リズム感があってノリもいい」と、映画と共にアピールする。
[たくみ稜 オフィシャルサイト]
https://www.m-plus-ryo-takumi.com/
[たくみ稜 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/takumi/whats.html

今秋公開の映画「祈り」に出演するたくみ稜
映画は当初、7月公開だったが、11月に延期されて全国公開される。原作は長崎市出身の劇作家、田中千禾夫(1995年没)の代表作「マリアの首」。主演は高島礼子。
舞台は終戦から約10年後の長崎。ストーリーは、1945(昭和20)年8月9日、原子爆弾を被爆して、取り壊しの動きがある浦上天主堂から、がれきに埋もれた被爆マリア像の首を盗み出して信仰を守る、というもの。被爆75年の節目に相応しく、世界に長崎の悲劇を伝え、戦争の記憶を残そうというもの。
これに出演するたくみ稜は、組織のの代貸(ナンバー2)の役である。昭和31、2年の長崎で「ポマードでビシッと髪の毛を固めた当時のヘアスタイルで、乱闘シーンも演じます」という。
去年4月に出した最新曲「雑魚」を歌う彼は、この楽曲を「応援歌として人々の心の中に入っていく力があり、リズム感があってノリもいい」と、映画と共にアピールする。
[たくみ稜 オフィシャルサイト]
https://www.m-plus-ryo-takumi.com/
[たくみ稜 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/takumi/whats.html
演歌ジャックス、 9月放送分を収録 ゲストにたくみ稜・清水まり子 マリリン・モンロー似も熱唱 [テレビ]
◆出演者たちも新型コロナウイルスへの感染防止策を講じての収録に慣れてきた様子の音楽番組「演歌ジャックス」の9月放送分の収録。2020年8月5日、大阪市内で行われたそれには日本クラウンのたくみ稜、アクトラスレコードの清水まり子がゲスト出演した。それぞれ最新曲を披露し、たくみは今秋公開の出演映画のアピールにも余念がなく、一方の清水はほぼ同時期に新曲をリリースすることを明らかにしていた。レギュラーのMARI(アクトラスレコード)はマリリン・モンローに扮して歌うなど、見せ場たっぷりな収録であった。放送は9月(一部8月31日)に奈良テレビ、J:COM 11Chなどで放送される。


【写真】左からたくみ稜・清水まり子
こうしたテレビ収録の現場は3ヶ月ぶりというたくみ稜は、19年4月に出した「雑魚」を歌う。応援歌として人々の心の中に入っていく歌の力に、ますます自信を見せる彼は「リズム感があって、自然と歌の世界に入り込めるノリの良さがあります。歌詞も斬新で、アピール度が高いです」と、ゲストトークのコーナーで話している。
新型コロナの煽りを受けて長い自粛生活では3キロほど太ったというが、目下、うどんより蕎麦を食べるなどダイエット中だとか。


歌に映画に忙しいたくみ稜
「今は充電中ですが、充電ばかりしていられない」と、たくみ自ら出演する11月公開の映画「祈り」に備える。反社会勢力の代貸(組織のナンバー2)の役である。主演は高島礼子で、戦後10年くらい経った昭和31、2年の長崎を舞台に、原爆被害とカトリックの信仰を描いている。「ポマードでビシッと髪の毛を固めた当時のヘアスタイルで、乱闘シーンもあります」と、歌以外の世界でも存在感を訴求している。
デビュー25周年を迎えている清水まり子は、19年2月に出した「おんな風林火山 ?ニューバージョン? 」を歌う。彼女の地元山梨県甲府市は、同年に武田信玄の父、信虎がつつじが崎(甲府市)に館を構えた開府から500年を迎えたことから、それを記念したイベント「こうふ開府500年」が市内各地で行われたが、それの記念曲が清水の同曲でもある。昨年は大阪など全国を巡回して記念ライブ・コンサートを開いてきた。


25周年を飾る「おんな風林火山~ニューバージョン~」を歌う清水まり子
ところがその記念ライブ・コンサートのファイナルとなるはずだった、地元での「清水まり子デビュー25周年ライブ」は中止したという。やはり新型コロナういるすの感染拡大に配慮してのこと。
この「おんな風林火山 ?ニューバージョン? 」は、作曲が井上慎之介で、詞は清水自らが書いている。中村大介補作詞。「前作の『おんな風林火山』からリズムを変えており、テンションが上がります」と清水。

マリリン・モンローに扮したMARI(中央)とジャックスダンサーズ
最近の「演歌ジャックス」で話題になっているのが、MARIがコスプレをしてカバー曲を披露するコーナー。番組プロデューサーの楠本佳生さんは「楽しい番組にするためには、どんどんやりますよ」と、ますます意気盛ん。
今月のMARIはマリリン・モンローになり切って「お熱いのがお好き」を歌っている。バックでは演歌ジャックスの男性レギュラー陣の中から、島幸作・マイケルあきよし・HIRO・ファンキーコバの4人が踊るという趣向を凝らす。
この番組の人気コーナーにもなっており、視聴者からは「来月はなに?」といった期待も寄せられているほど。
【レギュラー出演者と歌唱曲】

林よしこ 「さよならだけが言えない」

MARI「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「私が死んだら」

TAIKI 「I`ll remenber you」

岩井都美子「夏のお嬢さん」「ボヘミアン」

JACKS娘 「ふりむかないで」

島幸作・岡田由美 「夫婦の旅路」

平井一郎 「わかれ雪」

HIRO 「二歳からのお願い」「ジ・ロ・デ・イタリイ」

野村真希「大阪エエトコヤ」「桜井ええとこや」「ブギウギ!それゆけエンジェル」「愛をありがとう」

岡田由美 「演歌旅がらす」

富田清一 「ひとりにしない」

上田高司 「津軽の灯」

勝丸禄寿介 舞踊「淀の川瀬」


司会: 小池史子(左)とファンキー・コバ
演歌ジャックスの放送日
奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日~金曜日 午後4時放送
兵庫養父市CATV 毎日午後5時(再放送・同6時)
[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/


【写真】左からたくみ稜・清水まり子
こうしたテレビ収録の現場は3ヶ月ぶりというたくみ稜は、19年4月に出した「雑魚」を歌う。応援歌として人々の心の中に入っていく歌の力に、ますます自信を見せる彼は「リズム感があって、自然と歌の世界に入り込めるノリの良さがあります。歌詞も斬新で、アピール度が高いです」と、ゲストトークのコーナーで話している。
新型コロナの煽りを受けて長い自粛生活では3キロほど太ったというが、目下、うどんより蕎麦を食べるなどダイエット中だとか。


歌に映画に忙しいたくみ稜
「今は充電中ですが、充電ばかりしていられない」と、たくみ自ら出演する11月公開の映画「祈り」に備える。反社会勢力の代貸(組織のナンバー2)の役である。主演は高島礼子で、戦後10年くらい経った昭和31、2年の長崎を舞台に、原爆被害とカトリックの信仰を描いている。「ポマードでビシッと髪の毛を固めた当時のヘアスタイルで、乱闘シーンもあります」と、歌以外の世界でも存在感を訴求している。
デビュー25周年を迎えている清水まり子は、19年2月に出した「おんな風林火山 ?ニューバージョン? 」を歌う。彼女の地元山梨県甲府市は、同年に武田信玄の父、信虎がつつじが崎(甲府市)に館を構えた開府から500年を迎えたことから、それを記念したイベント「こうふ開府500年」が市内各地で行われたが、それの記念曲が清水の同曲でもある。昨年は大阪など全国を巡回して記念ライブ・コンサートを開いてきた。


25周年を飾る「おんな風林火山~ニューバージョン~」を歌う清水まり子
ところがその記念ライブ・コンサートのファイナルとなるはずだった、地元での「清水まり子デビュー25周年ライブ」は中止したという。やはり新型コロナういるすの感染拡大に配慮してのこと。
この「おんな風林火山 ?ニューバージョン? 」は、作曲が井上慎之介で、詞は清水自らが書いている。中村大介補作詞。「前作の『おんな風林火山』からリズムを変えており、テンションが上がります」と清水。

マリリン・モンローに扮したMARI(中央)とジャックスダンサーズ
最近の「演歌ジャックス」で話題になっているのが、MARIがコスプレをしてカバー曲を披露するコーナー。番組プロデューサーの楠本佳生さんは「楽しい番組にするためには、どんどんやりますよ」と、ますます意気盛ん。
今月のMARIはマリリン・モンローになり切って「お熱いのがお好き」を歌っている。バックでは演歌ジャックスの男性レギュラー陣の中から、島幸作・マイケルあきよし・HIRO・ファンキーコバの4人が踊るという趣向を凝らす。
この番組の人気コーナーにもなっており、視聴者からは「来月はなに?」といった期待も寄せられているほど。
【レギュラー出演者と歌唱曲】

林よしこ 「さよならだけが言えない」

MARI「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「私が死んだら」

TAIKI 「I`ll remenber you」

岩井都美子「夏のお嬢さん」「ボヘミアン」

JACKS娘 「ふりむかないで」

島幸作・岡田由美 「夫婦の旅路」

平井一郎 「わかれ雪」

HIRO 「二歳からのお願い」「ジ・ロ・デ・イタリイ」

野村真希「大阪エエトコヤ」「桜井ええとこや」「ブギウギ!それゆけエンジェル」「愛をありがとう」

岡田由美 「演歌旅がらす」

富田清一 「ひとりにしない」

上田高司 「津軽の灯」

勝丸禄寿介 舞踊「淀の川瀬」


司会: 小池史子(左)とファンキー・コバ
演歌ジャックスの放送日
奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日~金曜日 午後4時放送
兵庫養父市CATV 毎日午後5時(再放送・同6時)
[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/
キングレコード歌謡文化アカデミー、 下期の会費を免除 新型コロナ対策 [カラオケ]
◆キングレコード歌謡文化アカデミー(KBA、三田誠理事長)は、2020年8月1日、20年度下期(20年9月21日〜21年3月20日)の会費を免除すると発表した。新型コロナウイルスの影響を受けて、傘下の歌唱指導者・会員の多くがレッスンなど活動の自粛に追い込まれていることを考慮した対応策。

会費免除を告げるKBAの会員情報誌「パートナー」118号
免除の対象になるのは、20年上期の会費を納入している指導者・会員。未納の場合には9月20日までに入金すると、下期分を免除するとしている。
すでに下期分を納入している指導者・会員には、21年上期分に振替るという。
今年度、同アカデミーでは、予定していた全国での歌謡選手権地区大会と全国決勝大会を全て中止した。目下、これに代わるイベントを「開催に向けて検討している」(三田理事長)としている。
[キングレコード歌謡文化アカデミー]
https://www.kingrecords.co.jp/KBA/

会費免除を告げるKBAの会員情報誌「パートナー」118号
免除の対象になるのは、20年上期の会費を納入している指導者・会員。未納の場合には9月20日までに入金すると、下期分を免除するとしている。
すでに下期分を納入している指導者・会員には、21年上期分に振替るという。
今年度、同アカデミーでは、予定していた全国での歌謡選手権地区大会と全国決勝大会を全て中止した。目下、これに代わるイベントを「開催に向けて検討している」(三田理事長)としている。
[キングレコード歌謡文化アカデミー]
https://www.kingrecords.co.jp/KBA/
青木美香子、道頓堀を元気に! 8月末まで道頓堀ZAZAで歌謡ショー開催中 [ライブ]
◆大阪・ミナミの道頓堀は今、新型コロナウイルスの影響を受けて、火が消えたように静まり返っている。そんな街を少しでも明るくしたいーと、チンドン事業を展開する東西屋(大阪市中央区)の林幸治郎社長は、2020年7月末から8月末まで、くいだおれ人形で知られたくきだおれビルにある小ホール、道頓堀ZAZAで、音楽ショー「懐かしのレトロ音楽サロン」を開いている。8月3日には共演者の歌手、青木美香子が道頓堀をはじめ大阪を舞台にした楽曲を歌う歌謡ショー「麗しき歌のメリーゴーランド」を開き、オリジナル曲をはじめ「好きやねん大阪」「浪花小唄」などをカバーして、道頓堀を元気づけた。

大好きな道頓堀の街が元気になってもらいたい-と歌う青木美香子
道頓堀がインバウンド特需に酔いしれたのも束の間。街は閑古鳥が鳴き、多くの店は臨時休業の貼り紙をして、シャッターを下ろしている。外国人観光客があふれていた去年までの賑わいが嘘のようである。
林幸治郎社長はチンドン屋をエンタテインメントの域まで高めた第一人者で、自ら楽器を駆使して様々なイベントを企画している。懐かしのレトロ音楽サロンでは、明治から昭和までの歌とトークで音楽の街と言われた道頓堀の魅力を伝えている。

林幸治郎社長も太鼓で伴奏
それに共演する青木美香子は、1回30分というミニステージの単独歌謡ショー「麗しき歌のメリーゴーランド」を1日3公演、7月30日から8月20日まで計15公演を開いている。
この日は、今年、新型コロナウイルスの影響で中止になったという、青木の地元・大阪市港区内で毎年開かれていた盆踊りでは、櫓の上で歌っていた「好きやねん大阪」(浪花こゆき)を歌って、「子どもの頃から憧れていた道頓堀が元気になりますように」と願いを込めた。
ショーでは、青木の歌に林がトランペットや太鼓で伴奏する。戦前の道頓堀はジャズの街でもあった、と林が解説すると青木はディック・ミネの昭和レトロな「君微笑めば」を聴かせたほか、青木が歌う「買物ブギー」のイントロで、かつての道頓堀の寄席などでも聴かれたアホダラ経を林が歌う一幕も。


道頓堀が登場する歌のカバーも
また藤島桓夫の「月の法善寺横丁」や、くいだおれの創業者、山田六郎氏が作った社歌「くいだおれの歌」オリジナル曲「心のふるさと〜南大江」なども披露。エンディングは「浪花小唄」で締めた。
青木美香子の麗しき歌のメリーゴーランドはこの後、8月7日、13日、20日に開かれる。いずれも午前11時と午後1時、同3時の3回公演。
入場料は一般が1000円、小学生500円。未就学児は無料。

くいだおれビル前でショーの街頭宣伝
[青木美香子 オフィシャルサイト]
http://aokimikako.com/

大好きな道頓堀の街が元気になってもらいたい-と歌う青木美香子
道頓堀がインバウンド特需に酔いしれたのも束の間。街は閑古鳥が鳴き、多くの店は臨時休業の貼り紙をして、シャッターを下ろしている。外国人観光客があふれていた去年までの賑わいが嘘のようである。
林幸治郎社長はチンドン屋をエンタテインメントの域まで高めた第一人者で、自ら楽器を駆使して様々なイベントを企画している。懐かしのレトロ音楽サロンでは、明治から昭和までの歌とトークで音楽の街と言われた道頓堀の魅力を伝えている。

林幸治郎社長も太鼓で伴奏
それに共演する青木美香子は、1回30分というミニステージの単独歌謡ショー「麗しき歌のメリーゴーランド」を1日3公演、7月30日から8月20日まで計15公演を開いている。
この日は、今年、新型コロナウイルスの影響で中止になったという、青木の地元・大阪市港区内で毎年開かれていた盆踊りでは、櫓の上で歌っていた「好きやねん大阪」(浪花こゆき)を歌って、「子どもの頃から憧れていた道頓堀が元気になりますように」と願いを込めた。
ショーでは、青木の歌に林がトランペットや太鼓で伴奏する。戦前の道頓堀はジャズの街でもあった、と林が解説すると青木はディック・ミネの昭和レトロな「君微笑めば」を聴かせたほか、青木が歌う「買物ブギー」のイントロで、かつての道頓堀の寄席などでも聴かれたアホダラ経を林が歌う一幕も。


道頓堀が登場する歌のカバーも
また藤島桓夫の「月の法善寺横丁」や、くいだおれの創業者、山田六郎氏が作った社歌「くいだおれの歌」オリジナル曲「心のふるさと〜南大江」なども披露。エンディングは「浪花小唄」で締めた。
青木美香子の麗しき歌のメリーゴーランドはこの後、8月7日、13日、20日に開かれる。いずれも午前11時と午後1時、同3時の3回公演。
入場料は一般が1000円、小学生500円。未就学児は無料。

くいだおれビル前でショーの街頭宣伝
[青木美香子 オフィシャルサイト]
http://aokimikako.com/
大阪流行歌ライブ、10月から再開 浅田あつこ・山崎ていじらが出演 9月度ライブは中止 [ライブ]
◆大阪発流行歌ライブは、新型コロナウイルスの感染拡大のため、2020年3月の第283回から開催を中止していたが、10月に再開することになった。ライブの主催者である浪花演歌倶楽部と同ライブ実行委員会では開催にあたって、感染予防策を講じたガイドラインを作成、入場者数を定員の半数の150人に限定するなどしている。

同実行委員会では9月の開催を検討してきたが、スタッフが足りないことやの準備不足のため中止し、10月21日に大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで行うことにした。
出演するのは兼ねてから希望していたという浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)山崎ていじ(日本コロムビア)と、推薦曲コーナーの花木優(日本クラウン)の3人。
浅田は今年4月に新曲「米原の雪」をリリースしたが、満足にキャンペーンもできずにいた。山崎は1月に「別れのボレロ」を出している。
開催に際して同実行委員会はガイドラインを作成しており、出演歌手の控え室は1人1室にするほか、司会者によるステージでの出演者へのインタビューはマスクを着用し、3メートルを空けるとしている。
また歌手の客席へ降りてのラウンド、大声での応援、タオル・ハンカチを振り回すことなどを禁止している。
3月に開催予定だった25周年記念スペシャルライブは「来年に行うが、完全にコロナが落ち着いたら」(同実行委員会)と、まだ不確定な部分が多い。
[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/

同実行委員会では9月の開催を検討してきたが、スタッフが足りないことやの準備不足のため中止し、10月21日に大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで行うことにした。
出演するのは兼ねてから希望していたという浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)山崎ていじ(日本コロムビア)と、推薦曲コーナーの花木優(日本クラウン)の3人。
浅田は今年4月に新曲「米原の雪」をリリースしたが、満足にキャンペーンもできずにいた。山崎は1月に「別れのボレロ」を出している。
開催に際して同実行委員会はガイドラインを作成しており、出演歌手の控え室は1人1室にするほか、司会者によるステージでの出演者へのインタビューはマスクを着用し、3メートルを空けるとしている。
また歌手の客席へ降りてのラウンド、大声での応援、タオル・ハンカチを振り回すことなどを禁止している。
3月に開催予定だった25周年記念スペシャルライブは「来年に行うが、完全にコロナが落ち着いたら」(同実行委員会)と、まだ不確定な部分が多い。
[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/
歌手・中西りえの故郷・伊勢を訪ねて 初の伊勢参り、伊勢神宮で手を合わせる [イベント]
◆一生に一度は伊勢参りをーということで、2020年7月31日、初めて伊勢神宮を訪ねた。大阪・鶴橋から近鉄特急で約1時間40分。お伊勢詣りの第1歩、外宮に近い宇治山田駅に到着した。江戸時代ならば歩いて5日間かかったという所である。旅の相棒は東大阪市のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店の岩城秀治会長であった。先日、京都・きぬかけの路を一緒に歩いた「歌を歩く」のメンバーである。この伊勢市は日本クラウンの歌手、中西りえさんの地元でもある。


内宮(左)と外宮の御正宮
江戸時代にはおかげ参りとも言われ、1年間で360万人もの人々が集団で詣ったといい、四国・徳島からは犬だけで往復したといった話もあるほど、大変な人気ぶりだった。
その話を下敷きにしたのであろうか小説家の西村京太郎は、舞台を現代に置き換えて「伊勢路(ルート)殺人事件 十津川警部シリーズ」(徳間文庫)で、ゴールデンレトリーパーを歩かせている。




近鉄・宇治山田駅(上)をスタートして、まずは外宮へ
宇治山田駅からしばらく歩くと外宮がある。豊受大御神が祀られている。大きな木立に覆われた神苑は不思議と心地よい風が吹いているが、そこを一歩出ると暑い、とにかく暑い。
外宮前からバスで内宮へ移動する。わず4キロ足らずの距離であるが、440円の運賃は高い。
案内にある通り「外宮→内宮、そして御正宮→別宮の順に参拝するのが古くからのならわし」に従って歩く。





広大な内宮はたくさんの参拝客で賑わっていた
内宮は天照大御神が祀られている。外宮より観光客が多い。
宇治橋を渡って、何千年も時を経てきたように思える巨木の林が一瞬途切れた隙間から現れた五十鈴川で手を浄める。それを済ませて社で手を合わせる。
驚いたのが小さな子どもを連れた夫婦をはじめ圧倒的に若い人たちの姿が多い。

抱えきれない巨木があちらこちらに見られた
内宮の参道にあるのが、おかげ横丁。お詣り前に伊勢名物の伊勢うどんとまぐろの手ごね寿司で腹ごしらえをし、参詣後に今度は赤福本店で赤福餅とほうじ茶で一服。

この太くて柔らかな麺で知られる伊勢うどんを教えてくれたのが日本クラウンの歌手、中西りえさんである。伊勢市出身で、2012年に歌手デビューしている。最新曲は2019年12月発売の「ひとり珠洲岬」。
「伊勢の歌姫」と呼ばれ、毎年10月に開かれている地域最大級の伊勢まつりでは、毎回、ゲスト出演して歌うほどであるが、今年はコロナ禍で中止だとか。


内宮(左)と外宮の御正宮
江戸時代にはおかげ参りとも言われ、1年間で360万人もの人々が集団で詣ったといい、四国・徳島からは犬だけで往復したといった話もあるほど、大変な人気ぶりだった。
その話を下敷きにしたのであろうか小説家の西村京太郎は、舞台を現代に置き換えて「伊勢路(ルート)殺人事件 十津川警部シリーズ」(徳間文庫)で、ゴールデンレトリーパーを歩かせている。




近鉄・宇治山田駅(上)をスタートして、まずは外宮へ
宇治山田駅からしばらく歩くと外宮がある。豊受大御神が祀られている。大きな木立に覆われた神苑は不思議と心地よい風が吹いているが、そこを一歩出ると暑い、とにかく暑い。
外宮前からバスで内宮へ移動する。わず4キロ足らずの距離であるが、440円の運賃は高い。
案内にある通り「外宮→内宮、そして御正宮→別宮の順に参拝するのが古くからのならわし」に従って歩く。





広大な内宮はたくさんの参拝客で賑わっていた
内宮は天照大御神が祀られている。外宮より観光客が多い。
宇治橋を渡って、何千年も時を経てきたように思える巨木の林が一瞬途切れた隙間から現れた五十鈴川で手を浄める。それを済ませて社で手を合わせる。
驚いたのが小さな子どもを連れた夫婦をはじめ圧倒的に若い人たちの姿が多い。

抱えきれない巨木があちらこちらに見られた
内宮の参道にあるのが、おかげ横丁。お詣り前に伊勢名物の伊勢うどんとまぐろの手ごね寿司で腹ごしらえをし、参詣後に今度は赤福本店で赤福餅とほうじ茶で一服。


「伊勢の歌姫」と呼ばれ、毎年10月に開かれている地域最大級の伊勢まつりでは、毎回、ゲスト出演して歌うほどであるが、今年はコロナ禍で中止だとか。