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島あきの、好評3rdシングル「海峡わかれ宿」 リズミカルに歌う三拍子の別れ歌 [インタビュー]

◆デビュー3年目の日本クラウンの歌手、島あきのが2020年7月に出した「海峡わかれ宿」が好評である。CDショップでは、商品入荷まで1週間待ちといった状態も見られるほど。デビューから3枚目のシングルの今作は海峡シリーズ第3弾。1作目から詞を提供してきた原譲二(北島三郎)が今回は作曲も手がけた。島は「息の使い方、間の取り方、母音の押し方など、独特な先生のこだわりがあります。リズムを取りながら歌うと、気持ち良く歌えます」と話している。

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3rdシングル「海峡わかれ宿」が好評な島あきの


 9月12日で33歳になる。「でも気持ちは20代なんですよ!」という屈託のない笑顔からは、人懐っこさを感じさせる。
 デビューのきっかけは島あきのの歌を偶然に聴いた北島三郎の「この子の声には悲しさがある」の一声であった。芸名も北島が付け、デビュー曲「津軽海峡」から3作続けてプロデュースする熱の入れようである。

島あきの・海峡わかれ宿.jpg 説得力のある彼女の歌は北島三郎そのものである。
 とりわけ今作では「尊敬の念を込めて、先生になり切って歌う」から尚更であろう。元々は直立で歌うことが多かったが、北島の「身振り手振りなどを入れて体を動かすと、ポンポンと言葉が跳ねるようになって歌いやすくなる」といったアドバイスを取り入れた。
 そんなこともあってか、レコーディングでは前作の5時間から2時間に一気に短縮したという。


 躍動感ある三拍子のリズムにのった「海峡わかれ宿」は、北海道を舞台に切ない別れを歌っている。体を動かしながら、ステージでどのようにその切なさを出して行くか。今、自分なりのスタイルを見出そうと模索中だという。

■SNSで情報配信

 メイン曲の演歌に対して、カップリング曲の「倖せ かくれんぼ」は、作詞が菅麻貴子、作曲は西つよしによる歌謡曲である。
 ♪ 惚れて惚れられ かくれんぼ 〜 のフレーズが何とも耳心地がいい。ハンドマイクでレコーディングしたという。「2時間ドラマのエンディングテーマっぽくなってます」と、ドラマチックな歌声は、メイン曲と人気を2分するほどである。

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演歌界の有村架純とも

 2年ぶりに出演した関西のテレビ番組の収録では、司会者から「演歌界の有村架純」と言われるほど、一段と可愛らしさが増したようである。
 「キャベツダイエットでトータル30キロ減量しました」
 と、その秘訣をあっさりと明かす。

 そんな彼女が今、新たに取り組み始めたのが、今年2月に開設したYouTubeチャンネル「島と濱」による動画配信である。友人のギター演奏に合わせて、演歌・歌謡曲のカバー曲などを披露している。
 「今はやっぱりSNSで情報配信しいなと、同世代の人たちに演歌に関心を持ってもらい、広められませんから」
 若手歌手らしい意欲を見せてくれる。





[島あきの  オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/shimaAkino/top.html
[島あきの  日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/shima-akino/whats.html








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