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村上幸子、人気再燃 8月発売のアルバム「永遠の村上幸子 〜 時代を超えて咲いた花 〜 」も好評 [アーティスト]

◆30年前に亡くなっている村上幸子のオリジナル曲36曲を収録した2枚組アルバム「永遠の村上幸子 〜 時代を超えて咲いた花 〜」が2020年8月26日に日本クラウンから発売されている。前評判通りの人気だという。


アルバム・永遠の村上幸子.jpg 村上幸子はここ数年、YouTubeによって人気が再燃している。その村上は、1979(昭和54)年に「雪の越後をあとにして」で日本クラウンからデビュー。しかし1990(平成2)年7月に、残念にも悪性リンパ腫が原因で死去している。歌手として活動したのは、わずか10年であった。享年31歳。あまりにも早すぎる死であった。

 アルバムにはデビュー曲の「雪の越後を後にして」から「不如帰」(1988年2月21日)「酒場すずめ」「泣き砂の浜」などのほか、闘病中の彼女を元気づけるために発売された生前最後のシングル「京の川」(1990年4月21日)死後にリリースされた「笹舟」(1994年)まで36曲が収録されている。

 彼女のアルバムは死後も数多く発売されている。1998年に2枚組「 村上幸子ベスト35」が発売されているが、今回の36曲というのは、曲数では最も曲数の多いものになる。
 生前最後のアルバムとなったのは、1990年4月に出た「村上幸子全曲集 京の川・放浪記」であった。これには22曲が収録されている。

 彼女の幾つかの代表曲の中でも「不如帰」は、紅白歌合戦を目指していた彼女にとっても格別の作品である。デビュー10周年記念曲でもあったこの作品は村上の死後、当時、まだ看護師であった入山アキ子が、テイチクエンタテインメントからメジャーデビューする以前、2004年にキングレコードからカバーリリースしている。

 入山が歌手へ向けての第1歩を踏み出した記念すべき作品で、以来、入山は毎年欠かさずに、村上が眠る新潟県村上市に墓参に出かけているほどである。これは「(歌手を目指した)初心を忘れないため」でもあるという。

 「不如帰」はその後、2009年に瀬口侑希(日本クラウン)によってもカバーされている。


[村上幸子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/murakami/whats.html








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