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塩乃華織(日本クラウン) 今年最後のワンマンライブ リクエストに応えるなど全12曲 [ライブ]

◆皆さんと音楽を共有出来るのは最高です、悩んでいたけれど開催して良かった。日本クラウンの歌手、塩乃華織は2020年12月8日、大阪・堂山のライブハウス、umedaTORADで開いた、25回目の「塩乃華織ワンマンライブ」で、ライブで歌うことの喜びを体いっぱいに表していた。

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ライブで歌える喜びを表す塩乃華織


 2ヶ月に1度開催している定期ライブ。新型コロナで世の中が騒がしい時期だけに、塩乃も開催を迷っていたが、会場側の「しっかりと感染対策をして、開きましょう」という声に背中を押されて踏み切った。
 オープニングで「ありふれた口づけ」「七尾線」のカップリング曲)を歌った彼女は「お越し頂いた皆さんに喜んでもらえるように歌います」とあいさつすると、早速、ステージに駆け寄ってプレゼントを渡すファンも。

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たくさんのリクエストに応えた

 毎回、テーマを設けて歌唱曲を選んでおり、今回は事前に寄せられたリクエスト曲に応えるリクエスト特集。
 ライブでは全12曲を歌ったが、このうちリクエスト曲は「二人でお酒を」(梓みちよ、1974年)から「太陽は燃えている」(エンゲルベルト・フンバーディング、1971年)まで7曲を盛り込んだ。

 いずれも1950年代から90年代まで、幅広い年代層に応えた選曲。中でも森昌子が歌い、後に松原のぶえがカバーした「なみだの桟橋」(1977年)は、塩乃が初挑戦した楽曲であった。哀愁感たっぷりに切ない女心を表現した作品だが、当の塩乃は「私は去っていく人を追いかけて引き留める事が出来ない性格で、じっと我慢するタイプなんです」と、告白していた。

 また春日八郎の「別れの一本杉」(1955年)をリクエストしたのは、家族に付き添われて会場にも姿を見せていた、96歳の女性であった。
 会場受付には、リクエストやメッセージを書き込むリクエスト帳が用意されていて、この日も書き込んでいく人の姿が見られた。

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好評な「七尾線」も

 ライブ終盤では、CD収録されていないものの「冬になると歌いたくなる」という、大阪・北新地の応援歌「それぞれの北新地」を披露すると共に、最新曲「七尾線」も聴かせた。塩乃は「これからもこの歌を大切に歌っていきます。来年はもっと笑顔になれるように」と、呼びかけていた。

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ファンからプレゼントされた花嫁のれんのタペストリーを披露

 塩乃のワンマンライブは次回、2021年2月18日に同じumedaTORADを会場に、昼夜2回公演(午後3時、同7時)で行われる。
 これより先、大晦日には、4年連続出場する「第4回 ももいろ歌合戦~ニッポンの底力~」で歌声を披露することになている。これは午後6時から7時間にわたってABEMA SPECIAL2チャンネルで生配信されるほか、BS日テレとニッポン放送でも放送される。

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来年2月のワンマンライブは2回公演


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
crownrecord.co.jp/artist/shiono/whats.html








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