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清水まり子(アクトラスレコード) 50歳の誕生日に 大阪でキャンペーン 過去を振り返りながら歌う [イベント]

◆新曲「父さん、あのね。」を2020年11月18日に出したデビュー26年目になるアクトラスレコードの歌手、清水まり子が、2020年12月5日、大阪市内などで、新型コロナウイルス騒動が起こってから初めて、新曲のキャンペーンを行った。

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新曲「父さん、あのね。」の大阪キャンペーン行った清水まり子


 キャンペーンを行ったのは大阪市阿倍野区のサンフラワー、同生野区・カラオケジュン、大阪府茨木市のRAKUの3店舗。
 歌ったのはいずれも、代表曲の「雪哭き津軽」に始まり、母の形見の着物を着て歌ったデビュー曲「父娘坂」32歳の時に歌った「花の舟」自身を大きく変えた「化粧崩れ」そして新曲「父さん、あのね。」そのカップリング曲「あなたへ・・・2020」の6曲。

 この日、清水は50歳の誕生日であった。過去を振り返りながら、1曲1曲を歌い進めていった。

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満員の店内で歌う清水まり子

 歌手デビューは26年前、23歳であった。デビュー曲の「父娘坂」がいきなりヒットした。それ以前、6年間、三沢あけみの付き人をしていた彼女にとっては生活が一変する。
 「東京・博多間の移動も新幹線で立ったまま、というのも珍しくはなかった付き人時代。それがグリーン車で、巡業先では先生と呼ばれるなど、若い私は傲慢になっていました」

 こんな彼女を変えることになったのは、2014年に出した「化粧崩れ」であった。この楽曲は、橋詰晋也(鼻毛の森)と小田純平の異色コンビによる作品で、既存の演歌の常識を覆すものであった。
 清水も「この楽曲を歌うまでは、格好を付けて生きていました」と明かすほどであった。

 5年前には「雪哭き津軽」がヒット。新たな代表曲として話題になっている。

 最近は今までの演歌歌手の枠を飛び出して、新たな自己表現を模索している。前々作「愛する人」(2017年)では、男性ホルモンを注射して曲のイメージ作りに取り組んだほどであった。

清水まり子・「父さん、あのね。」.jpg 新曲「父さん、あのね。」で彼女は、歌詞の原案を書いている。
 顔を合わせると口喧嘩ばかりしていた76歳の父親に改めて想いを寄せ、ありがとうと感謝すると共に気遣いを見せる。7年前にリリースした楽曲を、アコースティック調からフルオーケストラに変えてレコーディングし直した

 この作品は清水の原案を元に、AKB48の「365日の紙飛行機」を作曲したシンガーソングライター、青葉紘季が作詞・作曲している。またまた新たな作品への挑戦なのである。
 カップリング曲「あなたへ −2020-」は、メイン曲が父を想う内容であるのに対して、こちらは33年前に45歳で亡くなった母を偲ぶ内容である。

 父母を慕うこの2曲。ともすれば湿っぽくなりがちではあるが、清水は持ち前の性格もあって、「明るく前を向いていこう」と呼びかける。


[清水まり子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/marikokanzaki1205/
[清水まり子 アクトラスレコード]
http://www.actrus.jp/marikoshimizu/








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