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松浦ゆみ 、ライブでジャジーな歌謡曲「告白」を久々に披露 [インタビュー]

◆関西を中心に活動している歌手、松浦ゆみ(ウエブクウ)は、今年でデビュー22年目になるが、この間に「涙のラブ・バラード」「裏窓」など20曲をリリースしている。その数多くはラブソングである。2013年に出した「告白」(作詞・津田清治、作曲・奥村英夫)もその1曲で、女性の初心な恋心を歌っている。先ごろ大阪市内で行われたライブで久々に披露した。

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魅力たっぷりに「告白」を歌う松浦ゆみ


松浦ゆみ 「告白」.jpg 「告白」は、もう10年近く以前に発売された楽曲である。
 松浦の代表曲とされる「涙のラブ・バラード」(09年)や「裏窓」(07年)に隠れてしまいがちではあるが、「明るく陽気な彼女らしさを感じさせる可愛い歌」と、根強いファンも多い。

 この日のライブでも、そうしたファンのリクエストに応えて歌った。
 好きな男性から、君が好きだと告白された女性の心情を表す。
 ♪ 片想いだと思っていたのに うれしくてうれしくてうれしくて わたし泣き出した 〜 と、「うれしくて」を3度も重ねて歌は始まる。

「告白」(エイフォース・エンタテイメント)

 歌での告白の時間は、わずかに「3秒足らず」であったのであるが、想いが通じたことによるふるえるほどのうれしさと、その喜びを、松浦は体いっぱいに表現する。

 90年代、彼女は、バスガイドやOLの仕事の合間をぬって、ロックバンドのボーカルとしてオールディーズのアメリカンポップスを歌ってきた。歌唱力を買われて歌謡曲の世界に入ったのは2000年だった。

 「告白」はジャズ歌謡曲で、同じジャジーな「裏窓」「涙のラブ・バラード」以降の作品である。ラブソングで波に乗っている最中での発売であった。前の2曲が過ぎた恋を切なくふり返り、涙するのに対して、「告白」は正反対である。これから始まる恋への期待感をファルセットで魅力的に表している。


[松浦ゆみ ウェブクウ]
http://www.webkoo.co.jp/j-songs/ma/matsuura-yumi/






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