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木下結子(ホリデージャパン) 新曲「泣いてもええやろ」キャンペーンでデビュー当時を語る [キャンペーン]

◆原点に戻って、もう一度大阪の女を歌ってみようー。木下結子が大阪弁で歌ったデビュー曲「放されて」から38年。人生の変転を繰り返し、還暦を迎えた去年出したのが「泣いてもええやろ」であった。ずっと我慢してきたけど、大阪湾に涙があふれるくらいに、もう泣いてもええやろーと歌うそれは、自身の何度目かの再出発の記しでもある。

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デビュー当時の「放されて」から新曲「泣いてもええやろ」までを歌った(ミヤコ瓢箪山店)


 東大阪市にあるCDショップ、ミヤコ瓢箪山店で「泣いてもええやろ」の店頭キャンペーンが2021年3月27日に行われた。
 それを歌う木下結子はデビュー38年目のベテランである。同年のデビューには神野美伽、岡田有希子、長山洋子、青木美保らがいる。デビュー曲の「放されて」はまだレコード盤であった。

 最初は大阪ローカルで発売するプライベート盤の予定であった。ところが突然、全国発売となり、本人は東京へ呼び寄せられ、大手プロダクションのサンミュージックに所属して、日本コロムビアからメジャーデビューすることになった。ディレクターは都はるみを担当していた中村一好が当てられた。

 木下は「1曲発売してすぐに大阪に帰るものだと思っていた」から、気楽に構えていた。しかも「60歳になっても歌を歌っているなんて、想像もできなかった」できなかったという。だから家財道具の大半は質屋で買い揃えた。

 デビュー曲と共に代表曲となる「ノラ」はデビュー5周年記念曲として、1989(平成元)年に出した。東京での歌手生活は9年で終わった。「発売して4年間、ノラは売れなかったが、NHKのど自慢で歌われるなど、徐々に売れ始め、今でもカラオケで良く歌われています」

 フリー、日本クラウンを経て、去年、ホリデージャパンに移籍した。人生はやり直しが効くーと歌う、自身が大好きな「ウヰスキー」のように、木下は今までにそうした新たな出直しを繰り返してきた。
 新曲「泣いてもええやろ」では、「もう一度、デビュー当時に返ろう」と、大阪弁で歌う大阪の女に戻り、還暦の自分を奮い立たせる。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_kinoshita_yuiko.html








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