SSブログ

湊空慶子(キングレコード) 「それが母の愛」が評判、去年にはカラオケ喫茶店をオープン [インタビュー]

◆キングレコードの歌手、湊空(そそら)慶子が歌う「それが母の愛」(作詞・田浦泰、作曲・増田空人)の評判がいい。2019年に出した「人生マイウェイ」(作詞・志賀大介、作曲・増田空人)の、2曲あるカップリング曲の1曲で、母の無償の愛を歌っている。サンテレビで放送中の番組「プレミアム歌謡ショー」に毎月出演して歌うなど、ファンを増やしている。

港空慶子 1.jpg
プレミアム歌謡ショーで歌う湊空慶子


港空慶子・人生マイウェイ.jpg 湊空は5年前にインディーズレーベルで歌手デビュー。それまで大阪府内で主婦のかたわら、ソフトボールのクラブチームでボールを追いかけていた。ある日、カラオケ教室へ通うようになって、そこで作曲家の増田空人と出会ったのが歌手へのきっかけになった。
 68歳でのデビューであった。

 子供の頃、弘田三枝子の「バケーション」を聴いて歌手になりたい、と思うが、親からは相手にもされなかた。23歳で結婚して、京都から大阪へやって来たが、そんな夢は頭の片隅に追いやられていた。
 インディーズながら歌手デビューしてからは、主にカラオケ大会のゲストなどで歌っていた。しかしCD1枚ではオリジナル曲の数が少ないので「どうしても2枚目のCDが欲しくなり、増田先生にお願いしたんです」と湊空。

 それが生きた証を求めて前向きに自分らしく生きていこう、と歌った「人生マイウェイ」であった。まさに自分自身の生き方と同じ内容の歌であった。
 今度はメジャーレーベルで出したいと思っていたから、キングレコードを選んだ。
テレビ番組「プレミアム歌謡ショー」にも20年5月から出演している。このところ主に歌うのがカップリングの「それが母の愛」である。これの評判がいいのである。
 それまで「ただ恥ずかしいだけ」だった歌手活動が、「CDショップで自分のCDが売れるようになったし、名前もちょっと知られるようになりました」と、歌手としての自覚も芽生えてきたという。

港空慶子 店舗前.jpg
去年にはカラオケ喫茶店をオープンした

 去年4月にはカラオケ喫茶店「カラオケスタジオ湊空」を、大阪府大東市のJR駅前にオープンしている。大阪に新型コロナウイルスへの感染が拡大していることから、外出の自粛などを求める緊急事態宣言が出されたその日であった。
 「1年前から計画していた事でしたから」と、変更せずに予定通りに開店した。

港空慶子 2.jpg
近所の歌手になりたい

 4月11日に大阪・太閤園で予定していた歌手デビュー5周年と開店1周年記念パーティーは中止したが、湊空は「これからの人生を、歌って、人と良いお付き合いをして、近所の歌手になれたらと思っています」と、欲張らずに好きな歌を人々に届けようと歌う。








nice!(4)