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キングレコード歌謡文化アカデミー、21年度の歌謡選手権はテープ審査に [イベント]

キングレコード歌謡文化アカデミー(KBA、三田誠理事長)は、2年ぶりとなる今年のキングレコード歌謡選手権を、地区大会をテープ審査で実施し、全国決勝大会は今後の新型コロナの収束状況次第としながらも「ホール開催ができるようにしたい」として、10月31日を予定している。

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 KBAでは昨年、新型コロナの感染拡大の影響を受けて、キングレコード歌謡選手権を中止している。それに代わるイベントとして、テープ審査による「カラオケクリニック」を開いた。
 今年の2021キングレコード歌謡選手権地区大会は、テープ・CD−R・映像(DVD−R)などに1コーラスを収録して、指導者経由で同選手権事務局へ、参加費6千円を添えて送る、去年のカラオケクリニック方式に変更して開く。

 音源の受付期間は各地区によって異なっており、北海道・北関東・東北南関東地区は6月1日〜6月20日、東海・北陸・近畿と中四国地区が6月21日〜7月10日、北九州・中九州・南九州が7月11日〜同31日。

 年齢別のコースは、75歳以上のゴールドコースから70〜74歳のダイヤモンド、65〜69歳のサファイア、50〜64歳のエメラルド、36〜49歳のルビー、35歳以下のプラチナまで、6コースが設けられている。
 それぞれのコースで最優秀賞と優秀賞、審査員特別賞を決め、各コースの最優秀賞受賞者が全国決勝大会に参加できる。

■去年のカラオケクリニックに114人が参加

 去年、同選手権に代わるものとして行ったカラオケクリニックは、テープ・CD−R・映像(DVD−R)などに歌を録音したものを、キングレコードの演歌・歌謡曲担当のディレクターとプロデューサーの6人が審査したが、全国から20代〜80代まで114人が参加した。

 参加者には全員に満点を百点として点数を付け、寸評を添えた。審査員のひとりであった、同社の湊尚子ディレクターは「自分自身の歌を客観的に聴く習慣を身につけることで、気づかなかった長所・短所を発見し、ステップアップにつなげて欲しい」とアドバイス。同じく灰崎興太ディレクターは「語るところ、感情を入れるところなどと、戦略的に歌って下さい」と歌唱のコツを伝えた。
 三堀紗英ディレクターはまた「録音環境を事前に確認して、聴きやすい音声になっているかチェックすることも大事です」と、テープ審査ならではの注意を指摘していた。


[キングレコード歌謡文化アカデミー]
https://www.kingrecords.co.jp/KBA/








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