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演歌女子。 石原詢子・多岐川舞子・大石まどか・田川寿美・椎名佐千子・森山愛子  歌謡ポップスの名曲ヒットパレード 新歌舞伎座 [イベント]

◆WOWOWプラスで放送中の歌謡ポップスチャンネルで活躍する女性演歌・歌謡曲歌手たちが歌って本音でトークをする「演歌女子。昭和・平成の名曲ヒットパレー in 新歌舞伎座」が、2021年6月22日、大阪・上六の新歌舞伎座で行われた。

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 出演したのは石原詢子(ソニー・ミュージックダイレクト)多岐川舞子(日本コロムビア)大石まどか(同)田川寿美(同)椎名佐千子(キングレコード)森山愛子(ユニバーサルミュージック)の6人。
 オープニングでは全員が「真赤な太陽」(美空ひばり)を歌ったのに続いて、それぞれの自己紹介。久しぶりのステージに誰もが緊張気味で、リーダー役の石原詢子は「みんなで力を合わせて頑張ります」と、あいさつ。

 膝を骨折して3日前にようやく歩けるようになった多岐川が、久しぶりにサックスを聞かせて、高橋真梨子の「桃色吐息」を披露したほか、大石は竹内まりやの「シングル・アゲイン」を歌ったなど、1人ひとりが想い出のポップス歌謡曲を紹介した。

 オリジナル曲コーナーでは、森山が去年8月に出したご当地ソング3部作の最終章「伊吹おろし」を歌ったのに続き、椎名は大好きな作品だという「潮騒みなと」田川はドラマチックな「楓」大石はデビュー30周年記念曲の「茜の炎」多岐川は観客の前で歌うのは2度目という「ひとりぼっちの海峡」最後に石原がありがとうの気持ちを伝えたいという、シンガーソングライター古内東子に作詞・作曲を依頼した「ただそばにいてくれて」と、順に新曲を披露。

 テレビ番組でも人気の女子会トークコーナーでは、それぞれの初デートスポットはどこだったのかとか、初恋の告白の言葉など、女子ならではの話題が尽きず、思わず歌う時間も忘れるほどの熱中ぶり。
結婚観については森山愛子は「好きな人と密着していたいタイプ」と言えば、多岐川舞子や椎名佐千子は「1人で自由にしていたい」と正反対。
 石原詢子は「料理を作ったら、美味しく食べてくれる人がいいなぁ」などと、思い思いに理想を語っていた。

 6人の出演者がそれぞれに久しぶりのステージを楽しみ、その喜びで胸をいっぱいにした、あっという間の1時間30余分であった。エンディングでは全員で順に、中島みゆきの「時代」を歌って幕を閉じた。








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WARAKASUライブ、マドンナに代わってゲストに「天神橋」の野上こうじ・司洋人 [ライブ]

◆毎回、東京からマドンナ歌手を招いて開かれてきたWARAKASUライブ(主催・WARAKASU)が、装いを一新して男性歌手をメインゲストにして、2021年6月11日、大阪・大正区の情熱ホールで開かれた。

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サングラス姿で勢ぞろいした第8回WARAKASUライブの出演者たち
左からみやま健二・野上こうじ・司洋人・木下結子


 これまで安倍理津子、入山アキ子など女性歌手を東京からマドンナ歌手として招いてきた。第8回目になる今回は、大阪などの天神橋を歌ったご当地ソングの新曲「天神橋」が好調な野上こうじ(ホリデージャパン)と司洋人(同)の男性2人をゲストに、新曲「泣いてもええやろ」が好評の木下結子(同)祭り歌を歌い続けるみやま 健二(テイチクエンタテインメント)の4人が出演した。

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野上こうじ

 野上は「天神橋」とカップリング曲「望郷列車」などのほか、木下と司の3人で「大阪ナイトクラブ」(三門志郎・玉城百合子)をデュエット。さらにみやまと司の3人では「空に太陽がある限り」(錦野旦)も披露した。

 大阪・金沢・福岡の天神橋を歌った「天神橋」は、3年前に1度リリースされているが、今年5月に司とのデュエットでリニューアル発売された。それが大阪を中心に、カラオケでたくさん歌われるなど人気が出始めたことから、野上と司は関西キャンペーンを強化している最中での、このライブ出演となった。

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司洋人

 司はホリデージャパン移籍第1弾シングルの「長距離深夜便」(2008年)も軽快に歌った。

 今年9月でデビュー38年目を迎える木下は、「放されて」「ノラ」「ウヰスキー」の代表曲と、新曲「泣いてもええやろ」を歌い、「去年、ホリデージャパンに移籍しました。新曲はデビュー当時の原点に戻って、再び大阪弁で歌っています」と、アピール。

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木下結子(左)とみやま健二

 もう1人のみやまは、メジャーデビュー曲「浜撫子」に続いて、祭りシリーズ第1弾の「能登の灯祭り」同第2弾で最新曲の「太鼓男祭り」などを元気いっぱいに聴かせた。

 エンディングは同ライブではお馴染みの「三百六十五歩のマーチ」(水前寺清子)を4人で歌った。


[WARAKASU]
https://warakasu.jimdofree.com/








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塩乃華織(日本クラウン) 好評「きのくに線」 7月には大阪で新曲発売記念ライブ [インタビュー]

◆日本クラウンの歌手、塩乃華織が三連の心地いいリズムに乗って歌う新曲「きのくに線」(作詞・内藤綾子、作曲・西つよし)が好評だ。西の作品は前作「七尾線」に次いで2作続く。「塩乃の声は西が書くメロディによく合う」といった声も聞かれるほどである。7月には大阪で新曲発売ライブも開く。このところ1作1作と存在感を高めている彼女にとって、「きのくに線」は大きなチャンスであることに間違いなさそうである。

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塩乃華織


 前作「七尾線」では、石川県の能登半島を縦断するJR七尾線を走る観光列車・花嫁のれん号を登場させるなど、今までの塩乃華織を大きく変えた歌唱は多くの演歌ファンを惹きつけた。その旅情演歌第2弾となる、今年5月に発売した「きのくに線」は舞台を和歌山に変え、軽快なリズムで前作にも増して多くの支持を得ている。

塩乃華織・きのくに線.jpg 前作から続く2作は<ソフト演歌>とも呼ばれている。今の演歌ファンに好まれているという。今まで声を張る傾向が強かった塩乃にとっては、新たな歌唱でもある。これがファンから思わぬ高い評価を得たようである。
 「練習量を含めて無理をし過ぎずに、自分にできる範囲でこなしています」と塩乃。

 新曲が発売される前の3月、よく晴れた暖かな日に塩乃は急に思い立ち、1人でJRきのくに線の電車に乗っている。曲の1番に出てくる無人駅の、古びた椅子があるだけの和深(わぶか)駅で降りてみたという。
 「次の列車まで2時間半もあったので、近辺を歩いてみたのですが、出会った地元の人からは何もない所だよ、と教えられ、ただボーッと海を眺めていました」

 「きのくに線」を含めて今まで歌ってきた作品は「自分が経験していないものばかり」(塩乃)なので、歌の舞台を訪ねるのは「主人公に近づける」のだという。


 塩乃華織としての歌手デビューは2009年の「失恋美人」(日本クラウン)からであるが、メジャーデビューは11年の「陽だまりの花」(日本クラウン)であった。
 歌を始めたのは。3歳の頃だという。祖母の影響が大きかった。歌手活動は大学生になってから、インディーズでスタートさせている。
 「メジャーになるまでには遠回りしたかもしれませんが、今につながっている多くの物を学べたと思います」

 今年3月で38歳になった彼女であるが、ひとつの悩みがある。
 これでいいのだろうか、どのように見られているのだろうか。ステージで笑顔を振りまく塩乃華織だが、いまひとつ自信が持てないでいるようである。
 「私って結構、心配性なんです。それはショーを楽しんでくれている人に伝わるので、これはこれからの塩乃華織が改善するところ なのです」
 存在感を高めつつある彼女がこれから大きくステップアップしていく課題なのかもしれない。

 7月12日には新曲「きのくに線」の発売記念ライブを大阪・堂山のライブハウス、umedaTRADで開く。当初は5月に予定していたが、新型コロナの影響を受けて延期になっていた。
 塩乃は2015年からワンマンライブを続けている。新曲発売記念ライブは番外編になるが、今までに25開催している。「自分のモチベーションを高めるのに繋がっており、チャレンジと勉強の場になっています」





【写真の無断使用はお断りします】


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/shiono/news?ima=0033








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椎名佐千子、大阪・道頓堀ZAZAでワンマンライブ 3公演にファン静かに熱く [イベント]

◆キングレコードの歌手、椎名佐千子が2021年6月10日、大阪・道頓堀のライブハウス、道頓堀ZAZAでワンマンライブを開いた。去年8月に予定していたが、新型コロナ騒動の影響を受けて2度の延期をして、ようやく開催に漕ぎつけた。新曲「潮騒みなと/ぼっち酒」を含む11曲を歌って、「今年はデビュー20周年を迎えますが、今できることを頑張っていきたいと思います」と話した。今月22日には大阪・新歌舞伎座の「演歌女子。~昭和・平成の 名曲ヒットパレード~」の公演に、石原詢子(ソニー・ミュージックダイレクト)らと共に出演する。

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大阪ワンマンライブを開いた椎名佐千子


 「1曲目を歌って胸がジーンとしています」
 椎名佐千子は道頓堀ZAZAのステージで観客に話しかけた。歌ったのは19年前のデビュー曲「御意見無用の人生だ」であったからである。
 今でこそ大人の女性の恋歌を数多く歌っているが、当時まだ19歳だった彼女のデビュー曲は、袴に編み上げブーツといった姿で歌うパンチの効いたもので、今とは全く異なる楽曲であった。

 「今年はデビュー20周年を迎えますから、それに相応しい前向きな歌を、と思いデビュー曲を選びました。お客さまの顔を見た瞬間に、感動でウルウルしてしまいました」

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後援会から贈られた「潮騒みなと」の大漁旗を前に

 1曲1曲、思い入れがあるという楽曲を揃えたという、この日の歌唱リスト。
 「泣きむし海峡」(03年9月)「おじぎ草」(06年8月)「漁火街道」(19年1月)といったオリジナル曲に混じって歌ったのは、カバー曲の「大阪すずめ」。歌が大好きで歌手に憧れていた椎名が「小学生の時によく歌っていた」という、永井みゆき(テイチクエンタテインメント)のヒット曲。

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歌謡浪曲「大利根無情」にも挑戦

 スタンドマイクで披露した「大利根無情」(三波春夫)もまた、そうした1曲でもある。椎名は今、歌謡浪曲の世界を勉強してる最中で「少しずつ歌う機会が増えており、もっともっと磨いていきます」と、意欲を見せていた。

 この日のメイン曲はなんと言っても、今年2月にリリースした「潮騒みなと」。発売して4ヶ月が経つが、新型コロナの影響もあって生歌を歌うのは数える程だという。
 それだけにZAZAでの歌唱は歌う椎名はもちろん、観客にとっても「幸せな一時」であったようで、アップテンポな楽曲は評判も上々であった。
 さらに8月4日には、リニューアル盤のシングル「潮騒みなと~感謝編~」も出すことになっており、カップリング曲では椎名自身が「作詞に挑戦するかもしれません」と明かした。

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11月には東京・中野で20周年記念コンサートを開く

 11月には東京・中野ゼロホールで20周年記念コンサートを予定している。ここで初披露するギターの練習に今、余念がないという。15周年記念コンサートでは太鼓を打つ勇ましい姿を見せて観客を驚かせたが、「それを上回るグレードアップした内容のコンサートにしたい」と張り切る。

【写真の無断使用はお断りします】


[椎名佐千子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/sachisanpo/
[椎名佐千子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?p=1&artist=18032&ps=18









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あこや楽器(大阪・天満)、7月31日で閉店へ 大阪市内の地域CDショップは消滅 [CDショップ]

◆戦後間もない昭和24(1949)年の創業で、大阪市内で唯一の地域CDショップのあこや楽器(大阪市北区天神橋4丁目、野村茂夫社長)が、2021年7月31日で72年の歴史に幕を閉じる。

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看板に演歌日本一の文字も来月には消えてしまう


 大阪で一番の品揃え 演歌専門店ーのキャッチフレーズに、大阪府内各地から演歌ファンを集める一方で、30年近くに渡って大手電機メーカー のパナソニックでの職域販売も行ってきた。ところがこのところのCD不況に重ねて、1年半にも及ぶ新型コロナ騒動による影響を受けて閉店を決めた。

 社長の野村茂夫さん(97歳)が創業したあこや楽器は、警察官OBが経営していたという書店の店舗を買い取って始めている。当初は三味線や琴など邦楽器を販売するだけであったが、レコードを販売するようになるのは昭和35年から。まだSP盤が主流の頃であったという。

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演歌の品ぞろえ一番がうりだった

 大阪で万博が開催された昭和45(1970)年頃から、レコード店はどことも急速に売上が上昇しており、同店も例外ではなかった。多店舗化を進めたのもこの時期からで、最盛期には門真店、関目店、中崎町店、高槻店、梅田・大丸店と、大阪市内などに支店を5店舗を出店した。

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2代目の野村幸雄さん(左)と妻の恵さん

 店を閉じるに際して常連客からは、これからCDはどこで買えばいいの、といった困惑の声も聞かれるが、後ろ髪を引かれる思いで閉店を決めた2代目の野村幸雄さんと妻の恵さんは「残念です。廃業の案内の葉書を顧客に送ったところ、惜しむ声と共に、たくさんの注文も頂きました。去年2月には中村美律子さんに来店頂き、歌も歌ってもらえたのは忘れられない思い出です」と、懐かしんでいた。

 老舗あこや楽器の閉店で大阪市内にある地域CDショップは存在しなくなり、CDショップの減少は歯止めが利かない。








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松本恵美子(メロディーレコーズ)、太閤園で新曲「大和の恋歌」発表会 [イベント]

◆メロディーレコーズの歌手、松本恵美子が2021年6月9日、大阪市都島区の太閤園で、新曲「大和の恋歌 / 夢の道しるべ」の発表会を開いた。4年ぶりのリリースで、古代の道、奈良・山辺の道を舞台にした切ない恋の別れ歌。作詞を担当したたきのえいじも顔を見せて、彼のギター演奏で松本が新曲を歌う場面も見られた。

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松本恵美子


 1部のカラオケ発表会に次いでの新曲発表会で松本恵美子は、5月5日に出した新曲「大和の恋歌」のほか、カバー曲など11曲を歌った。

 「大和の恋歌 / 夢の道しるべ」は、作詞たきのえいじ、作曲伊川伝。松本にとって久々のこの作品は、山辺の道の情景に万葉の風情を感じさせる、彼女が得意とする旅情演歌。歌詞の2番には大和三山のひとつ、天の香具山も登場するなど、旅人の気分も味わえる。
 発表会で松本は「いい歌を書いてもらいました。皆さんの心に届くように、力いっぱい歌っていきます」とあいさつ。

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たきのえいじのギターで歌う

 「大和の恋歌」「夢の道しるべ」をソロで披露すると共に、たきののギターに合わせて聴かせた。

 松本は07年2月に「命のきずな/なにわ愛歌」で歌手デビューしており、今年でデビュー14年になる。14年に出した「恋路橋」で作詞・作曲家のたきのえいじと出会い、16年の「桂川恋歌 / 人生ふたり坂」17年の「瀬田川の宿 / 女の日本海」と、たきの作品を歌い続ける。

 これまでは関西を中心にした活動であったが、メロディーレコーズの大阪営業所が開設されたこともあって、これからは東京制作のテレビ・ラジオ番組への出演が決まっているなど、全国に活動範囲を広げていく。

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ラストは「まつり」で盛り上げた

 新曲発表会のフィナーレは北島三郎の「まつり」で、後援会の人たちの踊りを交えてステージを盛り上げた。
 松本は「皆さんが応援してくれる気持ちがひしひしと伝わってきて、気持ち良く歌えました。15周年に向けて、これからも頑張って歌っていきます」と、意欲を見せた。











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水木ケイ(エイフォース) 本格復活へ向けて始動 新曲「魚市場のおんな」 [インタビュー]

◆高い歌唱力から将来が嘱望されながらも、8年前に活動を休止してしまった歌手、水木ケイが、2020年2月に7年ぶりの新曲「魚市場(いさば)のおんな / 港宿」(エイフォース・エンタテイメント)をリリース、21年6月5日に放送された「プレミアム歌謡ショー」でも元気な姿を見せて、「魚市場のおんな」を披露するなど、本格復活へ向けて動き始めている。

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復活第1弾の「魚市場のおんな」を歌う水木ケイ


 「魚市場のおんな」は、作詞がふくしゆうや、作曲は松宮有里。海難事故で夫を亡くし、姑と子供を養いながら魚市場で働く女の健気な姿を歌っている。
 水木ケイが偶然入った大阪市内のカラオケ喫茶店で、後に新曲を書くことになる作曲家の松宮と出会ったことが、再スタートのきっかけであった。

 09年に20歳の時、よしもとアール・アンド・シー(現・よしもとミュージックエンタテインメント)から「海椿」でデビューした彼女も今は32歳。2歳の男児の母になった。
 歌手活動を再スタートさせたのは、子供が1歳になるかならないかの頃であった。背中におぶってカラオケ喫茶店を訪ねて「歌わせて下さい」と頼んで歩いた。

 「あんた誰?と言って、冷たく門前払いをされたこともありましたし、子供なんか連れて来るな、と言われたこともありました」

 子供を背負って歌うこともあり、まるで自らが歌う新曲を地で行くような毎日であった。それでも最近では「歌でご飯を食べさせてくれてありがとう」などと、幼児とは思えない息子の言葉が、水木にとって生きる支えとなっているという。

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先頃放送されたプレミアム歌謡ショー
水木ケイ(中央)と司会の瀬戸つよし(左)三島ゆかり

 大阪・新世界のシアター朝日で今年開催された「なにわ繁盛娘歌謡ショー」には、メンバー4人の1人として参加。サンテレビで放送中の「プレミアム歌謡ショー」にも出演するなど、活動の幅を少しずつ広げている。

 水木が再スタートを切って1年が過ぎたが、「与えられた歌う現場を一生懸命に務めていきます」と意欲を見せて、デビュー当時の明るくて、元気一杯の笑顔を見せてくれた。


[水木ケイ オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/sei2828/








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演歌ジャックス、7月放送分を収録 ゲストに浅田あつこ・津吹みゆ [テレビ]

浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)と津吹みゆ(日本クラウン)をゲストに迎えて、歌番組「演歌ジャックス」(奈良テレビ放送、J:COM関西などで放送)の7月放送分の収録が、2021年6月2日、大阪市内で行われた。浅田は2020年4月発売の「米原の雪」を、津吹は21年2月発売の「おんなの津軽」をそれぞれ歌ってアピール。レギュラー出演のMARIによるコスプレコーナーでは、以前、NHKテレビで放送された人気人形劇「ひょっこりひょうたん島」をモチーフに、彼女がサンデー先生に扮して主題歌を歌う。


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浅田あつこ(左)と津吹みゆ


 7月第2、3週のゲスト、浅田あつこの最新曲「米原の雪」は、「そやけど」(19年6月発売)「いさりび鉄道」(18年12月発売)に次ぐ、一連の鉄道を素材にした作品である。早く会いに行きたい。はやる気持ちを抑えながら窓の外の雪景色に目をやると、揺れるあなたの気持ちが気にかかる。女性の熱い恋心と軽快な列車のリズムに合わせた、このところ作曲家西つよしが得意とする列車演歌を、切なさを込めた彼女の声が胸を打つ。

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浅田あつこ

 聴くものを自然と物語の世界へと誘い込む。浅田は「歌それぞれにあるドラマを演じられるのは、歌い手として幸せなことです」と言い切る。最近の3作は列車を舞台に、様々なストーリーが展開する。演歌好きならずとも、鉄道マニアの興味もそそりそうな作品は、まるでテレビドラマでも見るかのようである。
 憧れの先輩歌手は松山千春だという。かつて初めて一緒に仕事をする機会に恵まれ「思わずサインをお願いしてしまった」(浅田)ことも。


 同1、2週目のゲストは津吹みゆ。演歌ジャックスに出演するのは2年ぶりという。司会の小池史子から「大人になりましたね」と投げかけられて、「うれしいです」と恥じらう。18歳の時、「会津・山の神」(2015年)でデビューした彼女も25歳になった。新曲「おんなの津軽」も、少し大人っぽい楽曲に仕上げられている。それに合わせて赤いドレスで歌う。「大人をイメージしたもの」(津吹)だが、デビュー当時の初々しさに変わりはない。

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津吹みゆ

 デビュー当時にもらったキャッチフレーズは〈ど〜んと響く直球ボイス〉。前作まではふるさとをテーマに歌ってきた。6年目の今作では、大人の女性の心情を歌う。そんな彼女の作品作りに役立っているのが、高校時代から大好きな宝塚歌劇であることは疑いない。「3月末に東京で久しぶりに観劇しましたが、すごく元気をもらいました」といい、収録では歌劇のシーンをモノマネをして見せて、周りから大きな拍手も起こっていた。


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 人気のMARIのコスプレで歌うコーナーでは、「ひょっこりひょうたん島」をJACKSモンスターズのバックダンスを交えて歌う。50年近い昔の人気テレビ人形劇だが、60代前後の人たちにとっては、懐かしさいっぱいに、当時のテレビ画面が蘇ってきそうである。


【このほかのレギュラー出演者と歌唱曲】

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TAIKI 「グッバイ・マイ・ロード」
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「生まれかわっても」「ひょっこりひょうたん島」
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島幸作・岡田由美 「夫婦の旅路」
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岡田由美 「夫婦椿」
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岩井都美子 「人形の家」「六本木心中」
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JACKS娘 「亜麻色の髪の乙女」「思い出の渚」
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林田夏美 「丹後半島」
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Saori♫「もう一度・・・」
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平井一郎 「真知子」
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東千枝子 「清姫ゑれじぃ」

【司会】
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小池史子(左)とファンキー・コバ(中央)岩井都美子


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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葵かを里、 新曲「ひとり貴船川」 念願の京都・貴船 / 鞍馬でヒット目指す [インタビュー]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、葵かを里は去年デビュー15周年を迎えた。2021年5月5日に出した「ひとり貴船川」(作詞・麻こよみ、作曲・影山時則)は、16枚目のシングルになる。舞台の貴船川は京都市の北、鞍馬山の麓にある清流である。葵が京都を舞台に歌うのは、これが6作目。1作目は11年の「桂川」である。舞ながら歌う、彼女の歌唱スタイルを作った作品でもあった。今作では「原点に戻って歌う」といい、4回目というオリコン初登場1位は、代表作にするという意気込みの現れでもある。

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葵かを里


 「ひとり貴船川」は王道の艶歌で、発売直後から評判がいい。
 ♪ 逢いたくて 逢いたくて ひとり貴船川 〜 は、1番の歌いどころである。葵かを里は「切なく、はかなく、語りかけるように情感を入れて歌っています」と説明する。
 信じて待つ女は水占に願いを託す。

 原点に戻った今作は、ステージでは2番は舞って歌う。
 「無理なく歌えて歌いやすいです。今までの楽曲の中でも私の良さが出せていると思います」

葵かを里・ひとり貴船川.jpg 今回初めて現地、貴船川近くの貴船神社でミュージックビデオ(MV)の撮影をした。3月に京都に1泊して、まる1日を費やした。シーズンには少し早かったが、貴船川には川床料理を楽しむ桟敷がしつらえられていたなど、京都らしさがいっぱいであった。「雨が心配でしたが、私は晴れ女ですから大丈夫でした」

 「ひとり貴船川」の発売を記念してカラオケ大会を予定している。メイン曲とカップリングの「ほたる火」を課題曲に、歌唱音源(CD、テープ)を送って応募した者の中から10月上旬に合格者を発表。合格者による決勝大会で優勝者を決めることになっている。
 「できれば京都で決勝大会を開きたいですね」と、京都にこだわりをみせる。

 2番では勇壮な鞍馬の火祭りが登場する。当初は1、3番と同じように貴船が舞台になるはずであった。ところが葵が麻を説得して、かねてから歌いたかった鞍馬の地になった。
 それだけに「憧れの京都の地を歌わせてもらい、京都の良さを届けられるのは光栄です」と、大好きな京都の歌でヒットをねらう。



葵かを里「ひとり貴船川」PRメッセージ


[葵かを里 オフィシャルサイト]
http://wwwb.jnc.ne.jp/aoikawori/
[葵かを里 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/aoi_kawori.html








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消える太閤園惜しむラスト歌謡ショー、平和勝次・木下結子・入山アキ子ら11人がが出演 [イベント]

◆数々の歌謡ショーやカラオケイベントが行われてきた太閤園(大阪市都島区網島町)が、コロナ禍によって2021年6月末で営業を終了し、創価学会への売却が決まっているが、それを惜しむ歌謡ショーが6月24日、太閤園ガーデンホールで開かれる。

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 「初夏の宴ー想い出は永遠にーin太閤園」で、「宗右衛門町ブルース」で知られる平和勝次や同園で毎年クリスマスディナーショーを行ってきた木下結子をはじめ、渡辺要、入山アキ子など男女11人の歌手が出演して代表曲などを歌い、消える太閤園を惜しむ。

 当日は歌謡ショーに先立ってランチタイムが取られ、同園内の散策も予定されている。入場料は1万円(ランチ・コーヒー付)

 太閤園は藤田観光が1959(昭和34)年にオープン。日本庭園や12の宴会場のほか、結婚式場やレストランを備えている。

 出演者は次の通り。
 平和勝次、木下結子、渡辺要、入山アキ子、光岡洋、みやま健二、ファン・カヒ、森川大輔、松浦ゆみ、三ツ屋亜美、三浦潤


[WARAKASU]
https://warakasu.jimdofree.com/













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木下結子・みやま健二、6月も健康と仕事の隆盛を祈願しlて初辰まいり  住吉大社 [イベント]

木下結子(ホリデージャパン)とみやま健二(テイチクエンタテインメント)が2021年6月1日、今年5回目の初辰まいりで健康と仕事の隆盛を祈って、住吉大社の楠珺社をはじめ4社などで手を合わせた。

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芸能の神を祀る浅澤社の前に立つ木下結子(左)とみやま健二


 毎月初めての辰の日に詣る初辰まいりは、招福猫を受けて祈願し、4年48ヶ月間続けると「始終発達」(しじゅうはったつ=四十八辰)の福が授かるとされている。
 木下結子とみやま健二は、仕事が厳しく制限されるコロナ下の今年2月から始めて、歌い手としての仕事が発達するようにと通い始めている。

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2人がそれぞれ奉納した祈願旗

 今回も種貸社、楠珺社、芸能の神が祀られている浅澤社、大歳社など住吉大社の社を回って、木下はホリデージャパン移籍第1弾の「泣いてもええやろ」を、みやまもテイチク移籍第1弾の「太鼓男祭り」のヒットなどを祈って手を合わせていた。








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